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2006年12月

2006年12月31日 (日)

ヨモギ

Yomogi今年最後は皆さん誰もが知っているヨモギです。ようやく寒くなり、昨日、今日と薄氷が張りました。ヨモギが霜できれいにお化粧をしていました。こんな時でもないと紹介されないでしょうね。
春には草餅の材料に、夏には蚊除けに、お灸のもぐさに、止血に、ヨモギ湯に・・・・と我々日本人に馴染みの深い野草です。
繁殖力が強いので何処にでも生えており、いくら採っても減らないようですね。
いつも、つたないBlogを見て頂き有り難うございました。
来年も宜しくお願いします。皆さん良いお年をお迎え下さい。

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2006年12月30日 (土)

ユズリハ

毎年、我が家は30日に正月飾りをします。といっても玄関に注連飾り、あとはお供え餅をかざるだけです。お供え餅にはユズリハ、昆布を使います。
ユズリハは新しい葉が出たあと古い葉が落ちることから、世代交代、一家繁栄に通ずる目出たい木とされています。毎年近所の家から頂き飾っています。
初夏には、枝先に黄緑色の新葉とその下の方に垂れ下がる濃緑色の古い葉が見られます。
葉柄が長く、紅色でこれがとてもきれいです。先日,近くの山で幼木が沢山出ているのをみかけました。
(ユズリハ 譲葉 2006.12.29 )     (幼木 2006.12.11)
Yuzuriha2Yuzuriha

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2006年12月29日 (金)

オニグルミの冬芽

Onigurumi年の瀬は何となく慌ただしいですね。今日は昨日と一転し寒い北風が吹いています。
野生のクルミで食べられるのはオニクルミだけのようです。テウチグルミは食べられますが、ヨーロッパから入った栽培品です。
枝の先端の芽を頂芽(ちょうが)と言いますが、オニグルミの頂芽は大きく立派です。羊の顔のように見えるのは葉痕(葉が落ちたあと)でこれも大きいですね。葉痕(ようこん)は樹木によりいろいろな形をしており観察すると面白いです。冬芽と葉痕から何の木か分かりますよ。オニグルミの葉痕は可愛らしいものの代表です。ハリエンジュの葉痕はデビルマンみたいです。
(オニグルミ 鬼胡桃 2006.12.28)

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2006年12月28日 (木)

冬らしくない冬

Kouyaboki今日も朝から春のような暖かい日になりました。上着を着て山道を歩いたら暑くて、直ぐ脱いでしまいました。とは言っても山道の木や草は冬の様相です。実も無くなり、木々の冬芽が膨らんできています。
薮の中にコウヤボウキの実の綿毛が日に当たりキラキラ輝いていました。うっすらとピンクに色がついておりなかなかきれいです。綿毛が飛ぶと萼だけが残りドライフラワーのようになります。

(コウヤボウキの果実 2006.12.28)

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2006年12月26日 (火)

タブノキ

Tabu2Tabu(タブノキ 椨の木 2006.12.25)
樹木は紹介する機会が少ないので花の無いこの時期にいくつか紹介します。日本の常緑樹の代表といえるタブノキは沖縄から青森県まで分布しています。北の方では海岸沿いにしか見られないそうです。
全国各地に巨木があるのでわれわれにとってお馴染みの樹です。
昨日歩いた山でも多く見られ幼木、が沢山生えていました。葉がとてもきれいで春の芽吹きはじめた葉は赤く特にきれいです。今回は冬芽が赤くきれいでした。

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2006年12月25日 (月)

マンリョウの実

Manryo今日は久しぶりで近くの山に行ってきました。木の葉も大分落ち見通しが良く明るく感じました。もう木の実もあまり見られませんが、ヤブコウジの実がちらちらと見られ、キブシも来年の蕾を沢山つけていました。
林の中でマンリョウが一株だけ実を付けていました。庭では実成りの良いマンリョウを見かけますが自生では実付きの良いものはあまり見られません。鳥に食べられてしまうのでしょうか? 
こんな俳句を見つけました
 万両は兎の眼もち赤きかな 
 
(マンリョウ 万両 2006.12.25)

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2006年12月24日 (日)

スイバの紅葉

Suiba_1今日も昨日と同じように良いお天気のようなので寝坊しないように日の出前に散歩に出ましたが、霜は昨日ほどはおりておらず霜の撮影ははずれでした。昨日より気温がちょっと高かったようです。
久しぶりで真っ赤な日の出を拝みました。日の出たところでスイバの紅葉を撮影しましたが、真っ白な霜という訳には行きませんでした。
今の時期、散歩道で見られる草紅葉で一番目立つのが川の土手のスイバです。

(スイバ 酸い葉 200612.24)

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2006年12月23日 (土)

ようやく霜が

Hebiitigo12月に入ってから何回は霜がおりたのですが、ここしばらく暖かく霜が見られませんでした。今朝は良く晴れ、真っ白な霜が見られました。ちょっと寝坊をしてしまいカメラを担いで出かけたのですがあまりきれいな霜が撮れませんでした。かろうじて日陰のヘビイチゴの葉を撮ってきました。この冬初めての霜の写真です。
これでようやく冬を迎えた気分です。これから寒い日が続くでしょうか?
午後からは今年最後の囲碁の練習会に参加、今年もあと一週間ですね。
(ヘビイチゴ 蛇苺 2006.12.23 )

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2006年12月22日 (金)

ヤイトバナの実

Hekusokazura_18月に花を紹介したときはヘクソカズラで紹介しましたが、やはりちょっとかわいそうなので今日は別名のヤイトバナで紹介します。光沢のある黄褐色の実は冬を越しても蔓に残っています。鳥が食べないようです。
葉や茎は嫌な臭いがします。実も青いうちは臭うのでしょうが今日の熟した実は臭くありませんでした。昔は実の汁を、しもやけやあかぎれに塗っていたそうです。
実もだんだん無くなってきました。これからどんなものが紹介できるか???
(ヤイヨバナ 灸花 2006.12.22)

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2006年12月21日 (木)

ツウルメモドキの実

Turuumemodoki以前、山の斜面の木に巻き付き、実が鈴なりになっているのを見た事が有り、その場所に行ってみましたが今年は全く見られませんでした。
実物は毎年、良い実が見られるのは少ないようです。これは自宅近くの薮で見つけました。
ツルウメモドキの果実は良く花材に使われ、蔓もリースに使われます。
ウメモドキという木がありますがこちらはモチノキ科、ツルウメモドキはツリバナなどと同じニシキギ科です。
どちらも葉が梅の葉に似ているので名前が付いたようです。
(ツルウメモドキ 蔓梅擬 200612.17)

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2006年12月20日 (水)

テリハノイバラの実

Terinanoibara図書館の帰りに海岸に寄ってみました。紅葉したテリハノイバラに赤い実が付いていました。
海岸には葉の表面に光沢のあるテリハノイバラが多く見られます。ノイバラのように立ち上がらず地面を這い回っています。花はノイバラのように沢山付きませんが大きさはノイバラよりちょっと大きめです。
バラの仲間(バラ属)は野生種が十数種あり似たものが多いです。
当地茨城県の由来は「賊を討つため茨で城を築いた」という話や、「茨で退治した」という話があるそうです。
(テリハノイバラ 照葉野茨 2006.12.19)

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2006年12月19日 (火)

メマツヨイグサのロゼット

Rosetteロゼットという言葉はバラの花から由来する言葉で、バラの花びらの様な配列を現す言葉です。植物用語では地表に葉を平らに並べた状態を現す言葉で、多年草の冬越しの姿です。
タンポポはずっとロゼット型で生活し、花をつけるときだけ茎を立てます。メマツヨイグサは、ある期間をロゼットで過ごし、その後茎を立てて、葉や花をつけます。
地面にぴったりと貼り付くようにしているので、風の影響はあまり受けませんし、光は十分に受けられます。おりこうさんですね。
(赤い葉が雌待宵草、緑色は小待宵草 2006.12.19)

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2006年12月18日 (月)

カラスウリの実

Karasuuri3鈴なりのカラスウリの実を探していましたがなかなか見つかりません。かろうじて数個残っているものを見つけました。
レースのように糸状に垂れ下がる花を撮りたいと思っているのですが中々撮るチャンスがありません。カラスウリの花は8〜9月に夕方8時頃から咲き出すためです(暗がりでカメラを構えていたら不審者に間違えられそうでしかもヤブ蚊がぶんぶん飛んでおり)
カラスウリの実を割ってみると沢山の黒褐色の種が出てきます。種子は面白い形をしています。これを大黒天に見立て財布に入れておけば金持ちになると言われています。
(カラスウリ 烏瓜 2006.12.18)
Karasuurimi
カラスウリの実です
縦1cm、幅8mmです

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2006年12月17日 (日)

サネカズラの実

Sanekazura昨日、今日と春先のような暖かさで、歩いていても汗ばんできます。散歩途中の薮に赤いものが見えるので覗いてみたら、サネカズラの実でした。果期は11月頃ですが、今年は暖かいせいかまだきれいな実でした。
実が美しいので実葛のが生まれたようです。別名ビナンカズラ(美男葛)で樹皮から出る粘液を調髪油の代わりに用いたそうです。
8月頃黄白色の花を咲かせます。来年は忘れず花を撮影してみたい。
(サネカズラ 実葛 2006.12.17)

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2006年12月15日 (金)

マサキの実

Masaki昨日から3日連続で忘年会です。もう今年も残り少なくなってきました。ここのところ暖かく、今日なども冬という感じがしません。

生け垣に良く利用されるマサキは海岸の林で見られます。花は初夏に咲きますが、黄緑色の地味な花です。裂開した果実はなかなかきれいです。今年は実成りが悪いようです。
こんな俳句がありました。

花よりも派手に弾けて柾の実

(マサキ 柾 2006.12.12)

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2006年12月13日 (水)

フユノハナワラビ

Huyunohanawarabiシダの紹介は初めてですね。冬になるとちょっと変わったシダが林の下や枯野にどこからともなく顔をだします。
下に見える一枚の葉は澱粉などを作る働きをするので栄養葉といいます。立っている穂のような胞子がついている方は胞子葉(ほうしよう)と言います。胞子葉は雄しべや雌しべと同じようなものですから、これを花と見て冬の花蕨と名付けられました。
シダは葉の裏に胞子がつくものが多いのですが、ツクシやゼンマイと同じで胞子が葉の裏につかないタイプのシダです。
(フユノハナワラビ 冬の花蕨 2006.12.11)

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2006年12月12日 (火)

キカラスウリの実

Kikarasuuri薮に絡まる、赤橙色のカラスウリの実は良く見かけると思います。こちらは実が黄色いキカラスウリです。散歩中に撮りました。この辺ではカラスウリウはあちこちで見かけますが、キカラスウリの方が見かける機会が少ないようです。どちらも夏に白い似たような形の花を咲かせます。
キカラスウリの根はサツマイモ状態で、これから採るでんぷんは「天瓜粉(てんかふん)」と呼び、汗知らずとして使うそうです。天然素材のベビーパウダーです。
(キカラスウリ 黄烏瓜 2006.12.10)

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2006年12月11日 (月)

龍の玉

Jyanohige太陽の日を受け、紺碧色(コバルト色)に輝くジャノヒゲ(別名リュウノヒゲ)の実(本当は前に紹介したヤブランと同じように果実では無く種子ですが)を探してきました。最初は緑色ですが今頃になるとこんなきれいな色になります。
この実のような種子、俳句では龍の玉と詠まれています。皮を剥くと白く、ピンポン玉のように良く弾むので「はずみ玉」という名もあります。
子供のころ投げつけて遊びました。
(ジャノヒゲの種子  蛇の髭 2006.12.11)

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2006年12月10日 (日)

名残惜しい紅葉

Taki市内の山の紅葉は12月初旬が見頃ですが、もうそろそろ散り始めてきました。ここ3、4日ほど天候が悪く家にこもっていましたが、久しぶりで水汲みがてら名残の紅葉を見てきました。
昨日の雨でしっとりと濡れ、なかなかきれいでした。ここは小さい滝で駐車場も無い為、人影もなく静かでした。
これで今年の紅葉は見納めでしょう。
これからは木の葉が落ち、冬木立の山の景色に変わります。

(玉簾滝 日立市 2006.12.10)

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2006年12月 9日 (土)

クロモジの冬芽

Kuromojiクロモジの実を探したのですが、見つからず冬芽を撮ってきました。クロモジは黄色の紅葉がきれいです。植物達はもう来年の準備をしっかりしています。真ん中の紡錘形のが葉芽、両脇の丸いのが花芽です。
木全体に良い香りがし、楊枝の材料です。皮付きのまま楊枝にされたり爪楊枝にされたりします。4月に黄緑色の小さな花を咲かせます。
名前の由来は緑色の樹皮に現れる黒い斑点を文字に見立てたそうです。
(クロモジ 黒文字 2006.12.1)

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2006年12月 8日 (金)

ヤブランの種子

Yaburan_1花は8月14日に紹介した、ヤブランです。黒くて、光沢のある果実のようにみえるのは種子なんですね。私も図鑑を調べて知りました。ふつう胚珠(種子の胎児)は子房の壁に包まれたまま成長するのに、ヤブランの仲間は子房の壁が直ぐ破れてしまい、胚珠が外に飛び出してしまい育ちの良いものだけが成長し種子になるそうです(詳しくは図鑑を見て下さい)
種子の皮は水分を含み、液果(ぶどうのような果実)のように見えます。
日に当たると輝いてきれいです。花が無くなった、この時期、山野の日陰を探すと結構目立ちます。
(ヤブランの実 薮欄 2006.12.5)

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2006年12月 7日 (木)

オオバヤシャブシの実

Obatasyabusi5日からプロバイダーのメンテナンスで書込みが出来ませんでした。

やせ地でも良く育ち、この辺では何処の山でも見られます。煙害に強いということで、当地では鉱山の近くの山に植栽されたので、これが野生化して広がっているのかもしれません。良く似たヤシャブシも一緒に生えており一見ではなかなか見分けられませんが雄花の付く場所が違うので見分けられます。
どちらも実にタンニンが多く含まれており黒色の染料として利用され、むかしはお歯黒に用いられたそうです。
(オオバヤシャブシ 大葉夜叉五倍子 2006.12.1)

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2006年12月 4日 (月)

トベラの実

Tobera今朝はだいぶ冷え込みましたが日中は暖かくなりました。今日も風邪気味状態でほとんど家の中で休養です。
昨日のヤブコウジと一緒に撮ったトベラです。トベラはこちらの海岸には沢山生えています。4月〜6月に香りの良い白い花を咲かせます。実が熟れると3裂し真っ赤な実が見えます。ちょっと時期が早く裂開しているものはあまり見られませんでしたが今月末には沢山見られそうです。
漢字は「扉」。由来は節分に扉や戸にはさんで飾った風習からのようです。
(トベラ 扉 2006.12.2)

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2006年12月 3日 (日)

ヤブコウジの実

Yabukoji昨日から喉がおかしいと思ったら,風邪をひいたらしく今日は一日家でおとなしくしていました。
ということで。今日は昨日松林で撮ったヤブコウジです。正月飾りの鉢植えとして園芸店にも出ているので花は知らなくても実はおなじみです。
千両(センリョウ)、万両(マンリョウ)に対して、十両とも呼ばれています。百両はカラタチバナ、一両はツルコウジです。
コウジは日本で古く栽培されていたコウジミカン(柑子蜜柑)のことでこれに似ていて薮に自生しているのでヤブコウジの名がついたそうです。
(ヤブコウジ 薮柑子 2006.12.2)

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2006年12月 2日 (土)

センボンヤリのそう果

Senbonyari今日の散歩は隣町の東海村の海岸です。海岸の松林の中にセンボンヤリの実(そう果といいます)が一面に並んでいました。
センボンヤリは春は直径1.5cmくらいの裏面が紫っぽい花を咲かせますが、秋には閉鎖花(蕾のままで花は開かないで自家受粉して果実になる花)をつけます。この閉鎖花を槍に見立て名前がつけられています。写真はその閉鎖花が成熟し開いたもので風が吹けばパッと飛んで行きます。
別名ムラサキタンポポは春の花の色からつけられたそうです。
(センボンヤリ 千本槍 200612.2)

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2006年12月 1日 (金)

ハマヒサカキ

久しぶりで海岸を歩いてみました。青空が広がり、波も穏やかで風もここち良く感じました。大きな海を見ていると何もかもがちっぽけに見えて気分爽快になります。

ハマヒサカキの花を見つけました。貴重な冬の花です。ちょっと嫌な臭いがしますが、鐘形のかわいい花です。サカキの代用品として使うヒサカキより花は少し大きいように感じます。葉はヒサカキは先が尖りますが、ハマヒサカキは先は丸いです。雌雄別株で花と実が同時に見られます。
  ハマヒサカキの雄花       ハマヒサカキの実(黒くなります)
Hamahisakaki1Hanahisakaki2
ホームページに「花アルバム(17)」と「今月の花(12月)」を載せました

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