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2007年12月

2007年12月31日 (月)

霜が真っ白

Himeodoriko今年最後の日になり、この冬一番の冷え込みでしっかり霜が降りました。
日の出後に散歩に出たのですが、田んぼの淵も一面真っ白でした。
ヨモギ、オオイヌノフグリ、オランダミミナグサ、ヤエムグラ・・・・みな真っ白です。
赤く紅葉したヒメオドリコソウを撮って見ました。
大晦日にふさわしい?、寒い朝で清々しい気分で散歩できました。
昨年も最後は霜の写真でしたが、今年も最後は霜の写真で締めくくります。
(霜をかぶったヒメオドリコソウ '07.12.31)

これから年越し蕎麦を打って・・・ 年越しです。

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2007年12月30日 (日)

ヒュウガミズキの冬芽(花芽)

Hyugamizuki雨の年末はあまり記憶がありません。夕方になり止み,青空がでてきました。
庭のヒュウガミズキの冬芽が膨らんでいました。何とも可愛いです。
低木なので3年ほど前に植えたのですが、昨年は移動したためか花があまり咲きませんでしたが,来春は楽しみです。
早春に咲く、木々は皆もう花芽が大分膨らんできています。
ヒュガミズキは石川県〜兵庫県の日本海側に自生していますが、まだ見た事がありません。できれば花の時期に自生のものを見てみたいものです。

(ヒュガミズキ 日向水木 2007.12.30)

今年も明日を残すだけになりました。
Blogを見て頂いた皆様、ありがとうございました。
来年も宜しくお願いいたします。

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2007年12月29日 (土)

朝霧の中の柿の木

Kaki今日は暖かい朝で,一面に霧が立ちこめていました。鈴なりの柿が桐の中で幻想的に見えました。冬というより秋の人里の風景です。こういう風景は大好きです。
それにしても良く実がつきました。今年は柿も実成りが良く,12月になってもこんな風景があちこちで見られます。
ヒヨドリが群がっても良さそうなのに,鳥達も餌が沢山あるのでしょうか?そういえば今年はヒヨドリも家の近くではあまり見られません。

(朝霧の中の柿の木 '07.12.29)

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2007年12月28日 (金)

霜をかぶったノゲシ

Nogesisimo今日はまた霜も降りず,午後からは小春日和の暖かい日になりました。明日からは天気が崩れる予報なので庭の整理に精を出しました。

今日は撮影できませんでしたので、昨朝、日の出直後に撮ったノゲシです。
やはり光が当たると昨日の写真とは感じが違いますね。
ノゲシはまだ花を付けたものも見られますが、今の時期は花より赤紫色に紅葉した葉がきれいです。

(霜をかぶったノゲシ '07.12.27)

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2007年12月27日 (木)

霜のスカシタゴボウ

Sukasitagobo昨年も暖冬で霜が降りるのが遅かったのですが,今年もまだあまり霜が降りません。今日は久しぶりで日の出前に散歩に出ました。お天気も良いので霜も降りていましたが、それほど冷え込んでおらず霜もそれほどではありませんでした。
この辺は寒いと言っても日に当たると霜もすぐ解けてしまうので、日の出直前にスカシタゴボウを撮って見ました。やはり朝日が当たっていないとどんよりした写真になってしまいますね。
スカシタゴボウは田んぼの淵に生え,春から秋の頃まで黄色い小さな花を付けるアブラナ科の草です。
(霜をかぶったスカシタゴボウ '07.12.27)

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2007年12月26日 (水)

コナラの芽だし

Konaramedasiコナラの林を歩いていたら,沢山の芽だしを見つけました。
コナラやクヌギなどのドングリは地面に落ちると湿気が切れなければ、すぐに根を伸ばし始めるそうです。
真っ赤な目出しがあちこちに出ていましたが、厳しい寒気に会うと、真っ赤になるそうです。
これから冬を越し.来年にはちゃんと葉を出せるのでしょうか?

(コナラの芽だし '07.12.24)

今年も残りわずかになり、なんとなく慌ただしいですね。図書館まで出かけたら道路もだいぶ混んでいました。
毎年のことながら、今頃になると何となくやり残した事があるように感じます。

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2007年12月25日 (火)

ツルマサキの実

Turumasakiマサキは海岸で花や見も良く見るのですが、ツルマサキはあまり見ていません。葉は何処かで何回か見た事があるのですが・・・
昨日、花火を見に行った時泊まった、ホテル(栃木県)のまわりの林を散歩していて木に絡まっているのを見かけました。
実はマサキと同じですが,大きさが少し小さいです。
気根を出して木の上によじ上ります。幼木の葉はテイカカズラの幼木の葉に良く似ています。

(ツルマサキ 蔓柾 '07.12.24)

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2007年12月24日 (月)

冬の花火

Hanabi3今日は花は花でも花火です。昨夜、栃木県茂木町にある「ツインリンクもてぎ」で行われた花火(クリスマスの夜を彩るファンタスティック花火)を見に行ってきました。
朝は雨が降っていましたが,午後からは雨も上がり、満月輝く透き通った冬の夜空に音楽をバックに約5000発の花火は想像以上のものでした。
Habi1
植物以外はほとんど撮った事がありませんので、写真は上手く撮れませんでしたが、雰囲気が伝われば良いのですが、右側に写っているのがお月様です。
花火のあとは施設内のホテルに泊まり、1日前倒しで、クリスマを・・・・もちろん一番喜んだのは孫です。
(2007.12.23)

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2007年12月22日 (土)

田んぼ道の紅葉

SuzumenoyariOjisibari(スズメノヤリ 雀の槍)     (オオジシバリ 大地縛り 07.12.22)
こちらでも先週あたりから霜が降り始めたので,今日は霜の写真でも撮ろうと思っていました。ところが今朝は朝からどんより曇り、寒さも和らぎ霜が降りませんでした。
田んぼの淵で色づいていた草を撮ってみました。スイバ、ギシギシ、ヨモギなどもきれいに紅葉していましたが昨年紹介しましたので、今回はスズメノヤリとオオジシバリの紅葉です。
どちらも花は紹介した事があります。
明日,明後日は出かけますので,お休みです。

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2007年12月21日 (金)

テイカカズラの実

Teikakazuraこちらの山では自生のテイカカズラは良く見かけます。花も時々見られるのですが、テイカカズラの実はまだ事がありませんでした。
先日友人のBlogで実のなっているのを見て、近くの山を歩くたびに探していました。昨日、なんの気なしにテイカカズラの蔓を見上げたら細長いマメのような実が2つ下がっていました。
初めての出会いです、他に無いかと探しましたがこの2本だけでした。
良く見ると右の鞘から白っぽい綿のようなものが見えます。種が弾けて冠毛がのぞいています。これで種が風に乗って飛びます。
(テイカカズラ 定家葛 '07.12.20)

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2007年12月20日 (木)

ヤツデ

Yatude今の時期、海岸を歩くと崖でヤツデの花が咲いています。暖国育ちの日本特産種の木ですが、茨城県のお隣の福島県南部のいわき市が北限のようです。
日陰でも育つので目隠し用に庭木としても植えられています。
海岸林の木ですが、実が鳥に良く食べられるので,離れた里山や林でも野生状態のものが見られます。
葉の形が手のひらのように裂けるのでので八つ手の名前がつけられましたが、学名(世界共通の名前)はFatsia(フェチャ) japonica(日本)でフェチャは「はち」の読み基づいて命名されたそうです。
葉の切れ込みを数えてみたら、7か9でした。
(ヤツデ 八つ手 '07.12.20)

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2007年12月19日 (水)

もう春が??

日立市は海岸沿いにあるとはいえ関東北部です。12月になれば寒い冬のはずです。ここ数年暖かい冬になっています、全国的な事かもしれませんが今年もなかなか寒くなりません。2、3日前からようやく霜がおりました。
散歩中に田んぼの縁の薮にユキヤナギとソシンロウバイが咲いていました。ちょっと早すぎです。
Yukiyanagi1←ユキヤナギ 雪柳 '07.12.19
ユキヤナギは河原などに自生しているのを見かけますが、日本に自生するものは栽培品が野生化したものとの説もあるようです。
普通は4月に咲きますが、あちこちで紅葉した葉に花が咲いているようです。
Robai→ソシンロウバイ 素心鑞梅 '07.12.19
こちらでは1月に咲く花です。1ヶ月くらい早く咲くのは珍しく無いのかも知れませんが,12月に撮影したのは初めてです。
中国原産で江戸時代に日本に持ち込まれたようです。

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2007年12月18日 (火)

ノイバラの実

Noibara_2ノイバラの実が赤く色づいていました。この辺ではノイバラもテリハノイバラも良く見られます。海岸では地面を這い回るテリハノイバラが良く見られますが、山の方では両方みられます。ノイバラは直立し、テリハノイバラに比べ実が沢山成ります。
実は霜にあたると柔らかくなり甘くなります。赤い果実のようですが、これは偽果と呼ばれます。子房が成長して出来たものが果実(真果)で子房以外の部分からできているものを偽果と呼び、バラ属は萼筒が肥大したものだそうです。ナシやイチゴも偽果です。
(ノイバラの実 '07.12.18)

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2007年12月17日 (月)

センダン

SendanSendan2(センダンの実と冬芽 '07.12.17)
6月に花を紹介したセンダンがたわわに実を付けていました。もう少し黄色が濃くなります。

右の写真はセンダンの冬芽と葉痕(落葉後、枝に残った葉の跡、葉印ともいいます)です。冬芽や葉跡は木の種類により特徴があります。
センダンの冬芽は褐色で球形、星状毛が密生します。
葉跡はT字形です。これを覚えておけば、実が落ちてもセンダンの見分けが付きます。
これからは冬芽や葉跡の観察に最適な時期です。面白い葉跡を探して見て下さい。

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2007年12月16日 (日)

背高泡立草

Seitaka2Seitakaawadati(セイタカアワダチソウ '07.12.14,16)
セイタカアワダチソウもほとんどが花が終わり沢山の実を付けています。
こんな実は誰も写真は撮らないでしょうね。逆光で見たら、きらっと輝いていたのでカメラを向けてみました。
1本でどれくらいの実を付けているのでしょうか?
実になったとき白く泡立ったような感じから背高泡立草の名前がついたと言いますが、そう見えますか?
今日の冷たい北風で木の葉も大分落ちました。

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2007年12月15日 (土)

山道の紅葉

KonaraYamaurusiKibusiGamazumi今日の散歩は近くの山です。驚いたことに例年は3月に咲いているウグイスカグラがちらほらと花を咲かせていました。これでは3月になったらどうなってしまうのでしょうか?気にかかります。
まだ紅葉した葉が沢山残っていました。いくつか紹介します。
左から
●コナラ 茶色や黄色い紅葉が多いのですが,今年は赤っぽいものが良く見られます。
●ヤマウルシ この辺では一早くから真っ赤に紅葉し、一番目立紅葉です。
●キブシ 黄色や赤褐色に紅葉しますが、緑のままも多いようです。
●ガマズミ 真っ赤な縁取りがあり変わった色に紅葉していました。
●サルトリイバラ 黄色になるものが多いです。 
写真をクリックすると大きくなります。

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2007年12月14日 (金)

スイカズラの実

Suikazura昨日の雨で我が家のドウダンツツジはほとんど葉が落ちました。
暖かい日になりましたので,水汲みの帰りに田んぼ道を散歩したら、里山の木々はまだまだ紅葉した葉を沢山付けていました。
林の縁で紅葉したスイカズラを見つけました。スイカズラは冬でもかなり遅くまで葉を付けている事が多いです。紅葉と実が一緒に見られました。
葉は緑のものが多く、なかなか紅葉してくれませんが今年は特別サービスのようです。
(スイカズラ 吸葛 '07.12.14)

ホームページに「私のお気に入り(4)」「今月の花12月」を追加しました。右の「やまそだちHOMEPAGE」をクリックすると見られます。

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2007年12月13日 (木)

ネズミモチの実

Nezumimoti植物の名前はなかなかややこしいものがあります。ネズミモチはモチノキ科ではなくモクセイ科です。葉がモチノキに似ていて果実の色が鼠の糞に似ているのでネズミモチと名をつけたといいます。
山に生えていたものですが、暖地性もののようですので、自生ではなく逸出したものでしょうか。

モチノキ科はほとんどが赤い実をつけます(ツゲは黒い実をつけますが)がモクセイ科の方は黒い実をつけます。
鳥達は赤い実と黒い実をどのように見ているのでしょうか?
人間には赤の方が美味しそうに見えますが、毒のものも多いようです。
(ネズミモチ 鼠黐 '07,12.10) 

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2007年12月12日 (水)

ツルナ

Turuna今の時期になると海岸でも花はほとんど見られなくなります。
先日,海岸に行った時まだ咲いているツルナを見つけました。
図鑑を見ると花期は4〜11月となっていました。かなり花期が長いようで、今年は暖かいので今頃咲いていてもおかしくはないようです。
ホウレンソウの葉を厚くしたような感じに見えますが、イギリスではニュージーランドホウレンソウというな名が付けられているそうです。
日本でも食用にしたようです。

(ツルナ 蔓菜 '07.12.9)

ホームページに「私のお気に入り(4)」「今月の花12月」を追加しました。右の「やまそだちホームページ」をクリックすると見られます。

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2007年12月11日 (火)

ノササゲとトキリマメの実

Nosasageマメ科の仲間は実が熟すと鞘や種がきれいに色ずくものがあります。
その代表的なものはトキリマメとノササゲでしょうか。
ノササゲは熟すと紫色になり、2列し、中から3〜5個の黒紫色で白粉をかぶった種が出てきます。

←(ノササゲ '07,12.10)
Tokirimameトキリマメは熟すと鞘が赤くなり、二つに割れ中から黒くて光沢のある種子が顔を出します。
どちらも自然の芸術ですね、何故こんな色になるのか不思議でなりません。どちらも花は黄色い花です。

   (トキリマメ'07.12.2)→

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2007年12月10日 (月)

センニンソウの果実

Senninso仙人草の名前のもとになったという果実の様子を撮りたいと探していましたが、ようやく白くなった仙人の髭を思わせる実を見つけました。
それにしても見事な髭ですね。
果実の部分がもう少し赤茶色になるともっときれいなのですが・・・・
花が多いので、実もごちゃっとしてしまいます。

センニンソウ(Clematis)の仲間は花のあと花柱が延び白くて長い毛が生え、これで種が風にのって飛ばされます。
(センニンソウ 仙人草 '07.12.10)

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2007年12月 9日 (日)

クコの実

Kukonomi買い物帰りに海岸に行って見ました。この時期花はほとんど見られませんが、紅葉したハマボッスの葉、弾けたトベラの実、真っ赤なクコの実などが見られました。

クコはこちらの海岸では、どこでも薮のようになって茂っています。
11月頃ですと紫の花と、真っ赤な実が一緒に見られるのですが、さすがもう花はありませんでした。
光沢があり、みずみずしくて美味しそうです。
一度、クコ酒をつくろうと実を取って来て乾燥させているうちに腐ってしまい失敗に終わりました。
(クコ 枸杞 '07.12.9)

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2007年12月 8日 (土)

コアジサイの紅葉

Koajisai昨日は暖かな一日でしたが、今日は風も冷たい寒い日になりました。これで木の葉も落ち、秋も終わりでしょう。もう師走ですから仕方ないですね。
黄色い紅葉のきれいなコアジサイ、梅雨時の花も良いですが、紅葉もなかなかのものです。
葉の鋸葉がはっきりと規則的にならぶのも特徴です。
この辺では、何処の山でも見られますが関東から北には無いようです。

これからはカサカサと落葉を踏んでの山歩きも楽しみです。

(コアジサイ 小紫陽花 '07.12.5)

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2007年12月 7日 (金)

マユミの実

Mayumi例年ですと実が弾けたマユミの写真は11月中旬の撮っていたのですが、今年はなかなか弾けたものが見つからず、散歩中にようやく弾けた実に出会いました。
真っ赤な実が薄い紅梅色の仮種皮から顔を出します。実と仮種皮との色のバランスがなんとも良いです。
ニシキギ科ですので、紅葉もきれいでが、葉はすっかり落ちていました。
薮で三脚が立てられず、手持ちで撮りました。

枝が良くしない、この木で弓を作ったので真弓という名が付いたと言います。
(マユミ 真弓 '07.12.7)

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2007年12月 6日 (木)

ヒヨドリジョウゴの実

Hiyodorijyogo今日は雲一つない真っ青な空、朝冷え込んだので冬の支度で出かけたのですが、日当たりはポカポカで歩いていると汗ばむほどでした。
友人とのんびり近くの山を歩きました。この時期の雑木林散策は気持良いです。
青空に真っ赤に鈴なりの実を見つけました。近寄って見ると見事なヒヨドリジョウゴでした。大きな木のかなり高い所に絡まっており望遠レンズで撮りました。
こんな大きな株は初めて見ました。花の時期は他に植物にかくれていたでしょうが、花も見事だったでしょう。
(ヒヨドリジョウゴ 鵯上戸 '07.12.6)

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2007年12月 5日 (水)

オオバノイノモトソウ

Obanoinomoto
(オオバノイノモトソウ 大葉の井の許草 '07.12.5)
紅葉も盛りを過ぎ葉が散り始めましたが、今日は雨上がりで色鮮やかな紅葉を楽しめました。
この紅葉も来週には葉が落ち、冬の林になるでしょう。
林の日陰に一面にオオバノノモトソウが青々と茂っていました。シダは普通どの葉にも胞子を付けるものが多いのですが、このオオバノイノモトソウは胞子を付ける葉(胞子葉)と付けない葉(栄養葉)の形が違います。写真の細い葉が胞子をつけた胞子葉、葉の幅の広いほうが胞子を付けない栄養葉です。
シダはなかなか覚えられませんが、特徴のあるものは何とか分かります。

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2007年12月 4日 (火)

ヤブコウジ

Yabukoji2Yabukoji1
(ヤブコウジ 薮柑子 '07.12.4)
今日は雨上がりで紅葉もきれいかなと、出かけましたが、天気予報が大はずれ、歩き始めて30分も経たないうちに雹が急に降ってきました。
すぐ止むだろうと木陰で様子を見ていたのですが、雨が降り出し、吐く息が白くなるほどの寒さであきらめて戻りました。
かろうじて、ヤブコウジの実を撮ってきました。雨に濡れ、鮮やかな赤がきれいでした。常緑の木ですので紅葉はしないと思ったら、赤く紅葉していました。急激に寒くなると紅葉するのでしょうか。
昨年はまったく実が見られなかった場所ですが、今年は沢山実を付けていました。明日晴れたらまた行って見ます。

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2007年12月 3日 (月)

ヒサカキ

Hisakaki午後から天気か崩れそうなので、午前中近くの風神山に散歩に行ってきました。
こちらの山では何処に行ってもヒサカキがあります。サカキは自生していないのでサカキの代用品として神棚に使うため、ヒサカキを手にした人に良く出会います。
ヒサカキに黒い実が沢山ついていました。良く見ると枝の先には小さな蕾がついています。植物達はもう来年の準備を着々としていますね。
もう12月、植物達に負けないように年越し、来年の準備をしないといけませんね。
曇って来たので早々と引き上げました。家に着く頃、雨が降り出し夕方まで降っていました。
(ヒサカキ '07.12.3)

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2007年12月 2日 (日)

ミヤマフユイチゴ

Miyamahuキイチゴの仲間はほとんどが夏に実をつけますがフユイチゴ、ミヤマフユイチゴは冬に実を付けます。
今日、自然観察会で行った山の道端で沢山見られました。この実を見るといつもイクラを思い浮かべます。
つる性の常緑低木で茎や枝には刺があります。良く似たフユイチゴは葉の形が丸っぽく先が尖らず、刺が少ないです。混じって生えていることもあり、今日も両方が見られました。先日、別の場所でフユイチゴとミヤマフユイチゴのアイノコ(アイノコフユイチゴ)らしいものがありました。
(ミヤマフユイチゴ 深山冬苺 '07.12.2)

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2007年12月 1日 (土)

シラカシ

Sirakasiドングリはブナ科のうちコナラ属、シイ属、マテバシイ属の果実を総称してよびます。日本には19種類のドングリの木があるそうです。
この辺(日立市近辺)で見られるドングリというと、コナラ、シラカシ、クヌギ、スダジイ、マテバシイ、アカガシ、イブブナなどですが、山で一番良く見られるのはコナラとこのシラカシです。
今年は実付きが良く、沢山の実をつけました。

Sirakasi2
    ・・・・・・・・・
ドングリが落ちているとつい拾いたくなるのは何故でしょうか?
子供達もドングリを見つけると喜んで拾います。拾ったドングリはしばらくの間、机の上並べられます。
ドングリはみな似ていますが、大きさや形、はかま(殻斗と言います)がそれぞれ違います。

(シラカシ 白樫 '07.12.1)

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