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2008年4月

2008年4月30日 (水)

ヤマウツボ

今日も暖かい、気持ちの良いお天気でした。お隣の福島県の渓谷まで行ってきました。シロヤシオ、トウゴクミツバツツジが満開でした。


Yamautubo帰りにいわき市のあるお寺を訪ねました。
このお寺には懇意にして頂いたお坊さんがおりましたが、6年前の4月に50代で亡くなりました。
亡くなる前は年に何回か訪れ、一緒に近くの山で植物観察をしました。
仲間を集めて年2回の観察会もしていました。
10年位のおつきあいでした。

お墓参りをして、一緒に歩いた境内の近くの道を当時をしのびながら散策してきました。
境内では当時と同じようにヤマウツボが沢山咲いていました。
樹木の根につく寄生植物で葉緑素を持っていません。

(ヤマウツボ 山靭 '08.4.30)

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2008年4月29日 (火)

コンロンソウ

Konronso山間の谷筋の細い流れの淵に咲いていました。下流では群生していました。
アブラナ科の花は十字形の同じような花をつけます。特にタネツケバナの仲間は良く似ていて、葉を見ないと区別がつきません。
タネツケバナの仲間としては比較的大型で高さ30〜70cmになります。
和名は崑崙草と書きますが、中国の崑崙山脈にちなんでつけられたようで、
この花の白さを中国の崑崙山脈の雪に見立てたという説があります。
北海道から九州、朝鮮・中国・シベリア東部に分布するそうです。

(コンロンソウ '08.4.27)

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2008年4月28日 (月)

ヤマツツジ

Yamatutuji昨日、今日と山道を歩いていると、木々が萌葱色で、春霞がかかり、ほんわかと、心地よい日でした。
深緑に染まる前のほんのわずかな期間ですが、こころ和らぐ季節です。
そんな林の中でヤマツツジがきれいに咲いていました。
今の時期、近辺の山に入ると、どこでもヤマツツジが咲き出しています。
良く見ると色の薄いもや濃いもの、花の形も微妙に違います。
写真を撮るとなると、花付きが良すぎても絵にならない・・・
林にマッチした良い雰囲気のものに出会うと、うれしくなります。

(ヤマツツジ '08.4.27)

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2008年4月27日 (日)

ヤマブキソウ

昨年、5月8日に見に行ったら花が終わっていたので、今年は早めに行ってみました。花期がぴったり、林の裾野に一面に咲いていました。

(ヤマブキソウ 山吹草 '08.4.27)
Yamabukiso2花がバラ科のヤマブキの花に似ているので、ヤマブキソウと名付けらています。別名クサヤマブキとも呼ばれるケシ科の花です。
ヤマブキは花弁が5枚ですが、ヤマブキソウは4枚です。鮮やかな黄色い花が一面に咲いているのを見るとまぶしく感じます。
白く見える小さな花はイチリンソウとニリンソウです。

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2008年4月26日 (土)

ヒメウズ

Himeuzu関東以西に分布となっていても、茨城県では見られない植物が結構ありますが、ヒメウズもその一つです。県南に行けばあるのかもしれませんが「茨城の植物」にも記載がありません。
以前、伊豆半島で見た記憶があったので調べたら、平成9年に見ていました。
以前はオダマキ属とされていましたが、距がないことから現在は一属一種のヒメウズ属になっています。
花は直径4〜5mmですから、地味で目立たない花の部類に入ります。
和名のウズはトリカブトのことですから小さなトリカブトの意味です。
花は似ていませんので、葉がトリカブトに似ているということでしょうか?
(ヒメウズ '08.4.6 愛知県)

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2008年4月25日 (金)

ムサシアブミ

Musasiabumi同じサトイモ科の植物でもミズバショウやザゼンソウに比べると一般受けしない植物です。
関東以西に分布する、マムシグサやウラシマソウと同じテンナンショウ属という仲間です。
仏炎苞の模様と暗紫色の部分が気持ち悪いと言う人も多いようです。
毎年,この時期になると隣町の水辺の脇の竹やぶににょきにょきと出てきます。
花の形が武蔵の国で使われた馬の鐙(あぶみ)を逆さにしたようなのでムサシアブミと名前を付けたそうです。

(ムサシアブミ 武蔵鐙 '08.4.25)

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2008年4月24日 (木)

ハナイバナ

Hanaibana今日は一日雨でした。昨日、田んぼ道を散策した時の花の紹介です。
ムラサキサギゴケほか沢山の花が咲いていましたが、地味で誰も目に留めてくれない花の紹介です。
葉と葉の間に花をつけるので「葉内花」、直径2〜3mmの小さな淡い青紫色の花をつけます。
(ハナイバナ 葉内花 '08.4.23撮影)

Kyurigusa081
キュウリグサ(右の写真)に似ていますが、葉の形、花の咲き方、花ののど元の色の違いなどで区別できます。
右はキュウリグサの花で花の中に黄色い部分があります。ハナイバナは白です。
    キュウリグサの花→→

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2008年4月23日 (水)

コガネネコノメソウ

Kogane1黄色いネコノメソウの最後はコガネネコノメです。この花は以前に別の場所で見ているのですが、印象がちょっと違いました。
花が群生しているのと全体が少し小さいように感じました。
黄金の名が付くだけあって萼片の色が濃いです。これだけ群生していると見事で、よく目立ちます。
(コガネネコノメソウ '08.4.19)

Kogane2
一日で黄色い三つのネコノメソウが一緒に見られ、大満足でした。
他のネコノメソウの仲間はまた、機会があれば紹介します。

今日、家の近くを散歩したらオドリコソウも咲いていました。明日からまた地元の花を紹介します。

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2008年4月22日 (火)

トウノウネコノメ

Tonou0今回見たネコノメソウの二つ目はトウノウネコノメです。
岐阜県の東濃地方に分布することから名付けられ、1999年に新種として認められそうです。
コガネネコノメソウに似た感じですが、良く見ると違いが分かります。(明日、コガネネコンメソウを紹介します)
(トウノウネコノメ '08.4.19)
Tonou2
昨日のキバナハナネコノメや明日紹介するコガネネコノメソウは花弁のように見える萼片が鮮やかな黄色ですが、トウノウネコノメは薄い黄色です。
こちらの方が控えめで、か弱く上品な感じがします。
(キバナさん、コガネさん、ごめんなさい)

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2008年4月21日 (月)

キバナハナネコンメ

19、20日はこちらでは見ることのできないネコノメソウを見に東海地方まで出かけました。前日は大荒れの天気でどうなることかと心配しましたが、19日にはすっかり回復し、沢山のネコノメソウを見てきました。

Kibana1Kibana4
(キバナハナネコノメソウ ’08.4.19)
まずはキバナハナネコノメソウです。
ハナネコノメの萼裂片(ネコノメソウは花弁はなく花びらのように見えるのは萼片です)を黄色にしたようなとてもきれいなネコノメソウです。
谷筋の水しぶきがかかるような岩の上にマット上に輝いていました。
苔との調和もすばらしく、見とれてしまいました。

図鑑でしか見たことが無く、是非見たいと思っていた花ですので、大感激でした。
Kibana3Kibana6

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2008年4月18日 (金)

タマゴケ

Tamagokeコケの紹介は初めてです。山道であまりにもきれいなので目に留まりました。
何とも良い色とかわいい胞子です。森の妖精たちでのようです。
「目玉おやじに」も見えます。
丸い目玉のようなものは胞子が入ったもので、さく(朔・・草冠がつきます)と呼ぶそうです。このさくの形からタマゴケの名前がついたそうです。

顕花植物だけでも、苦労していますので、シダやコケまで手が出ません。
日本産のコケ(蘚苔)植物は1,700もあるそうですから、これからも「きれいだな〜」で終わってしまいそうです。
(タマゴケ '08.4.13)

shoeshoeshoe
19,20日は、出かけるためお休みです。

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2008年4月17日 (木)

ムカゴネコノメ

Mukagonekonome1ネコネメソウは似たものが多く、名前を同定するのが難しい植物の一つです。
昨年、写真を撮りましたが、その時図鑑を持っていなかったので家に帰ってから調べ「ムカゴネコノメ」だろうとしていたネコノメソウがあります。
先日、確認のため見に行ってきました。
(ムカゴネコノメ '08.4.15)
Mukagonekonome2ムカゴネコノメは地中のムカゴから花の茎をたてるのが特徴です。根を掘ってみたら、ちいさなイモのようなムカゴがついていました。
間違いなくムカゴネコノメでした。
関東を中心に太平洋側のみに分布する種類で茨城県は多いようです。

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2008年4月16日 (水)

スミレ観察

春のお天気は続かないと言いますが、明日からまた天気が崩れそうなので行きそびれたスミレ観察に行ってきました。
家から1時間位のところにある広さ約49ヘクタールの森です。ここはスミレが多く見られます。
2時間ほど歩き、タチツボスミレ、エイザンスミレ、マキノスミレ、アケボノスミレ、ニオイタチツボスミレ、アカネスミレ、オカスミレ、スミレの8種が見られました。

Eizansumire082エイザンスミレは薄いピンクのものと白っぽいものが沢山ありました。エイザンスミレは花が大きいのでよく目立ち花数の多いものは見応えがあります。

(エイザンスミレ 叡山菫 '08.4.16)

Okasumire08オカスミレです。アカネスミレは茎や葉などに毛が多いのですが、茎や葉に毛の無いものをオカスミレと言います。花の色が茜色なので名前がついていますが、紫色のものや色の薄いものなど色の変異は多いです。
(オカスミレ 丘菫 '08.4.16)

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2008年4月15日 (火)

キクザキイチゲ

Kikuzakiitige
(キクザキチゲ 菊咲一華 '08.4.15)

林の中に咲く、自生のカタクリを見たくなり出かけました。車で北に山道を2時間ほど走り10時前に着きました。
ちょうど満開状態ですが、一面紫色のカタクリと違いぽつりぽつりと控えめに沢沿いに咲いています。
ニリンソウは咲き出したばかり、キクザキイチゲが一緒に咲いています。
ここは、木の芽もまだ吹いておらず、ハナネコノメもまだ咲いていました。
聞こえるのは鳥の声と沢のせせらぎと風の音だけ、静かです・・・
2時間ほど一人占めしてきました。
青色のキクザキイチゲを探しましたが、見つかりませんでした。


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2008年4月14日 (月)

モミジバヒメオドリコソウ

Momijibahime昨日、観察会で山道をおりた人家近くの道路脇の土手で、ある花が目に入りました。ヒメオドリコソウにしては花の色が濃く、ホトケノザにしては葉が違う、もしかしたらと近ずいて見ると、最近 Blogなどで紹介されことが多いモミジバヒメオドリコソウらしい。
実物を見たのはは初めてです。
家に帰り図鑑で調べてみると、1992年横浜で見つけられた、ヨーロッパ原産の帰化植物でした。
(モミジバヒメオドリコソウ '08.4.13 撮影)

Himehotokeホトケノザとヒメオドリコソウの雑種とする解釈するほか、ヒメオドリコソウの種内変異とする見解があるようです。
比較のため、ホトケノザとヒメオドリコソウを載せてみました。
比べ見てください。

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2008年4月13日 (日)

イワウチワ

Iwautiwa081なかなかお天気が続きません。今日は地元のサークルの観察会で福島県まで行ってきました。
途中雨が降ってきて心配しましたが、バスが現地に着く頃にはなんとかやみ、たいした雨にも会わず歩くことができました。
所々雪が残っており、お目当てのキクザキイチゲはほとんど蕾、カタクリも何株かかろうじて咲いている程度で、来週あたりが見頃のようでした。
それでも咲き始めのイワウチワの群落、エンレイソウ、セリバオウレン、マンサク、マキノスミレなどを見ることができました。
イワウチワは咲き始めは花が小さく、満開になる頃には花がおおきくなります。咲き始めのかわいいイワウチワです。
(イワウチワ 岩団扇 '08.4.13)

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2008年4月12日 (土)

ミヤマカタバミ

Miyamakata2今日は近くの山で、ミヤマカタバミ、ヒトリシズカなどを見てきました。
ミヤマカタバミは日陰の道や林に一面に生えていました。
でも花を開いているものは少なくみなうなだれていました。。午前中でまだ日が射し込まない時間だったせいでしょうか?
開き始めたものを探し、撮影しました。
庭にはびこる黄色のカタバミはあまり歓迎されない草ですが、こちらは清楚で優しい花です。
カタバミ属(オキザリス)は園芸種も多く人気がある花のようです。

(ミヤマカタバミ 深山傍食 '08.4.12撮影)

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2008年4月11日 (金)

思いがけず早春の花

Harutoranoo
(ハルトラノオ '08.4.11 撮影)
今週は雨が多く、フィールの出るのは今日が初めてでした。朝は小雨が降っていましたが、午後からは晴れるとの予報、イワウチワが終わってしまうのが気がかりで出かけました。
出発が10時近くになってしまったので、4、5年前に行った比較的近場の山に行くことにしました。
谷川の向こうの山で、前はこの川を歩いて渡ったのですが、続いた雨で渡れません。仕方なく迂回して対岸に渡りました。
Hananekonome081川のふちに思いがけずハナネコノメが咲いていました。ハルトラノオ、ヤマエンゴサク、ニリンソウ、ユリワサビ、キクザキイチゲ等々、おもいがげず、草春の花が沢山咲いています。
しばらく写真を撮り、ようやく山登り、ちょっと登るとイワウチワが満開、少し上まで行って見ようと急坂を上ると、あっと驚く一面のイワウチワ・・・すぐ戻るつもりでお弁当を車に置いたまま・・・・・帰りは長靴を履いていたので慎重に川を渡り戻りました。
今日は半日で沢山の早春の花を見られ満足です。

(ハナネコノメ '08.4.11 撮影)

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2008年4月10日 (木)

クサボケ

Kusaboke1明るい草むらにかくれるように、気持ち良さそう朱赤色の花が咲いていました。クサボケです。
自生地は関東以西のようです。山道の脇などにまとまって咲いていると、ひときわ目立ちます。
庭先などに植えられている、中国から渡来のボケや園芸種のボケように派手さがない、この色が何とも言えません。
草ではなく木ですが、ボケに比べ低木なのでこの名が付けられました。

(クサボケ バラ科 '08.4.6 撮影)

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2008年4月 9日 (水)

キスミレ

Kisumire082
(キスミレ '08.4.6 撮影)

Kisumire081
6日に見たキスミレです。
黄色いスミレは日本には6種ありますが、ほとんど高山性や雪国のものです。
太平洋側の暖かい低山で見られるのはキスミレだけです。
静岡から九州まで分布していますが、生育地は少なく貴重なスミレです。
開発や乱獲によって減っているようです。いつまでも自然の状態で残って欲しいものです。

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2008年4月 8日 (火)

ハルリンドウ

Harurindo1_26日はハルリンドウを見てきました。図鑑では本州、四国、九州に分布と成っていますが、地元では見られません。
リンドウと言えば秋のリンドウを思い浮かべますが、春咲きのものにはフデリンドウ、コケリンドウなどが自生しています。三つの中では花も大きく、青紫色が濃くいちばんきれいです。

Harurindo2_2
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ハルリンドウは湿り気のある、日当たりの良い場所で見られます。
亜高山帯から高山帯で見られる タテヤマリンドウはハルリンドウの変種です。

(ハルリンドウ 愛知県 '08.4.6撮影)

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2008年4月 7日 (月)

シデコブシ

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(シデコブシ 愛知県 '08.4.5撮影)

Sidekobusi36105、6日とシデコブシ、キスミレ、ハルリンドウなど地元では見られない花達に会ってきました。
シデコブシは日本固有のモクレン科の植物です。東海地方のみに自生している貴重な植物で、湿地を好み、白からピンクの花を付けます。
今年は花付きが良いと聞き、前から楽しみにしていました。地元のYさんのお陰で花期もぴったりで素晴らしい花を見る事ができました。
暖かな休日でしたが人も少なくゆっくりと観察できました。
6年前に一度見ているのですが、その時は花が少なく是非もう一度見たいと思っていた花です。
sunscissorsnote
友人からアドバイスを頂き、クリックした時、画像が以前より大きく見られるようにしました。

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2008年4月 4日 (金)

ハナイカダのつぼみ

Hanaikada1_2山道でハナイカダの若葉が開き始めとてもきれいです。新しい枝は紫がかっており、一目でハナイカダと分かります。
開き始めた葉を覗いて見ると、小さな小さなつぼみが、顔を出していました。
葉の真ん中に花がつく、変わった樹木です.花は薄緑色なので目立ちませんが、熟すと紫黒色の実が目立ちます。

Hanaikada2透かしてみると、葉の中の蕾の陰が透けて見えます。右の写真

(ハナイカダ 花筏 '08.4.4撮影)

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また、明日、明後日出かけますのでお休みです。今度は植物観察です。

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春本番

Katakuri0813日間留守にしました。今回は植物観察でなく温泉でのんびりの観光旅行でしたので花の写真はあまりありません。
1日は途中栃木のカタクリを見てから群馬に向いました。山の麓では見頃を過ぎていましたが、山の上に何とか元気な株がありました。
今年初めてのカタクリです。毎年見たい花です。
(カタクリ 栃木県三毳山)
Syokasai1日は群馬の親戚に泊まり、翌日女房の兄姉夫婦と長野の別所温泉で1泊してきました。群馬は桜がだいぶ咲いていましたが、長野に入ると桜はまだまだ蕾み、梅が満開でした。
1日朝散歩中撮った、オオアラセイトウ(ショカッサイ)です。

(オオアラセイトウ 群馬県畑の脇)

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