2010年12月31日 (金)
あっという間に一年が過ぎました。今年もあちこちと歩き沢山の植物達を見る事ができました。46種の新しい花との出会いありました。
今年も、つたないBlogを見て頂きありがとうございました。
皆様、良いお年をお迎え下さい。
お正月は3日までお休みします。
(裏庭にマンリョウが 2010.12.31)
家の裏庭のイヌツゲの下にマンリョウとキミノマンリョウが仲良く実を付けていました。カメラが入らないのでコンデジで手を伸ばして撮りました。
近くの家の庭の種を鳥が運んだのでしょう。
園芸種の国内帰化と言ったところでしょうか。
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2010年12月30日 (木)
いよいよ押し詰まってきましたね。まだ大掃除が残っているので早めにちょこっと散歩に出ました。こんな実が見られました。
(ガガイモの実 2010.12.30)
実(袋果)が割れ中から絹毛の生えた種子が飛び出す準備をしています。
この紡錘形の実が割れた様子は船のように見えませんか
日本神話では、少彦名命(スクナビコナ)の神が天之蘿摩船(あまのかがみのふね)に乗ってきたといい、これはガガイモの実を2つに割った小さな舟のことだそうです。
小人神が乗った船を想像すると楽しくなります。
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2010年12月29日 (水)
(ツルボの実の後 2010.12.23)
ドライフラワーになったツルボの実です。黒い種が入っていたのですが、種はもう飛び出してしまっていました。ツルボもユリの仲間ですので三裂しています。
ツツジやスミレ、ユリの仲間は果実が熟すと果皮が裂けます。このような果実を蒴(さく)果と言います。
同じ場所の花時のツルボです。
(ツルボの花 2010.10.4)
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2010年12月28日 (火)
(ハマエノコロの枯穂 2010.12.28)
エノコログサの海岸型でエノコログサに比べ穂は小さいですが、剛毛は長いです。剛毛は緑色ですが、もう枯れて白いウサギのしっぽのようでこの方が風情があります。
和名の「狗尾草」は子犬のしっぽに見立てたものですが英名では狐の尾に見立てFoxtail grassと名付けられています。お国柄でしょうか。
私はウサギのしっぽを連想してしまいます。
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2010年12月27日 (月)
(ヤマジノホトトギスの実 2010.12.23)
ユリの仲間の実は冬になってもこうして残っているものが多いです。
ユリの仲間は同じような形の実を付けます。
一杯詰まったヤマジノホトトギスの種が少し透けて見えます。かなりの数の種です。枯れた葉もまだ残っていました。
今年撮った花です。(2010.9.7)
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2010年12月26日 (日)
キタミソウはごく限られた場所のみ生育が確認されている植物で11月から3月頃まで花を咲かせます。
昨年は埼玉県で初めて見ました。今年は11月に群馬県で見る事ができました。先日、当県(茨城県)にもある事を知り今日行ってきました。
(キタミソウ 2010.12.26)
春に田んぼ作業が始まる頃、田んぼの用水に使うため水門を締め川の流れを止めるためその場所は水に埋まります。
秋の稲刈りの季節になると水門が開かれ水位が下がります。水が引いた泥の上で発芽しすぐに花を咲かせ、春まで種を作ります。
上記の水位管理が無くなると姿を消してしまいます。
花は数ミリの小さい花ですので、近づいて良く見ないと見つかりません。
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2010年12月25日 (土)
天気予報通り、昨夜から冷え込み今朝はようやく霜が真っ白に降りました。日の出前に散歩に出かけました。
霜の初撮影は昨年より一週間遅れです。
陽があたるとあっという間に融けて行きますので時間はあまりありません。
(ホトケノザ 2010.12.25)
砂糖菓子のようなホトケノザがあちこちに咲いています。あれにしようかこれにしようかなどと迷っているうちに融けてしまいますのでぱっと目に入ったものから撮っていきます。
(オオイヌノフグリ 2010.12.25)
今年も12月に入り沢山花を咲かせていますが、こんなに霜を被っても葉は枯れず、日が当たると花もしっかり開きます。
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2010年12月24日 (金)
昨日は家から一番近い山を散歩しました。展望台は草むらになっています。枯れたメガルガヤとメリケンカルカヤが隣り合って生えていました。
(メガルガヤ 2010.12.23)
在来種のカルカヤで山に生えています。オガルガヤというのもありますが川原などに生えています。
カルカヤ(刈萱)は屋根を葺く為に刈りとる草の総称のようです。
(メリケンカルカヤ 2010.12.23)
メリケンという言葉も聞かなく無くなりましたね。今はアメリカンといいますね。メリケン粉という懐かしい言葉を思い出します。
アメリカ原産の帰化植物で在来種よりこちらの方が多く見かけ、風に揺れる姿は秋から初冬の光景です。
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2010年12月23日 (木)
山道の脇に桜の木が倒れており、そこからキノコが出ていました。
(山道で見かけたキノコ 2010.12.20))
赤い方はヒイロタケでしょうか?キノコは図鑑とにらめっこしてもどうもわかりません。白い方はカイガラタケの仲間でしょうか?
2つの色の対比がきれいだったので思わず立ち止りカメラを向けました。
花のない時期は色々なものが登場します。
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2010年12月22日 (水)
(オオバギボウシの実 2010.12.20)
赤や紫色の実はきれいで良く目立ちますので写真を撮る事は多いのですが、こんな地味な実は撮る事はほとんどありません。
黒い地味な実だと思っていましたが、近づいてみると茶褐色なんですね。
これだけの実をばらまいても芽が出るのはいくつあるのでしょうか?
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2010年12月21日 (火)
(マメグンバイナズナ 210.12.21)
北アメリカ原産の帰化植物で花期は春ですが、一年中咲いています。今の時期のものは小型で可愛いものが多いです。
近くには在来種のナズナも沢山咲いていましたが、今日はこちらにしました。
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2010年12月20日 (月)
(コアジサイ 2010.12.20)
2週間前には鮮やかな黄色い紅葉がきれいだったコアジサイは葉も殆ど落ちました。わずかに残った葉は葉脈が透き通り、冬の林の光景です。
小さな種子の入った果実が沢山付いています。冬芽もしっかりと付いています。
今日はまた寒さが緩み、暖かな山歩き日和でした。
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2010年12月19日 (日)
(カラスノゴマの実 2010.12.18)
近くの山を散策中、カラスノゴマの実が沢山見られました。今年はこの場所のカラスノゴマの花の写真は撮りそこねてしまいました。良い花が咲いたようです。
実の撮影は初めてです。
この実をカラスの食べるゴマに例えたようです。鞘は3枚に開きます。
実を見てなんの花か分かるようなると、メモしておき翌年花の時期に訪れる事が出来ますので花との出会いのチャンスが多くなります。
今年は花を紹介できませんでしたので、今年別の場所で撮った花も載せます。
(カラスノゴマ 2010.9.14)
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2010年12月17日 (金)
(イタドリ 2010.12.17)
今日は午前中雑用があり、散歩は午後からになってしまいました。
土手一面に広がっていたイタドリも殆どが枯れて葉が落ちましたが、一箇所紅葉した葉が残り、夕日を浴びてさらに赤く輝いていました。
昨日から急に寒くなり、今朝は畑は霜が降り真っ白、初氷も張りました。
ようやく冬がきたようです。
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2010年12月16日 (木)
今日から冬がやってきたようで急に寒くなりました。
(ハハコグサ 2010.12.15)
ハハコグサも春の花ですがこちらでは一年中咲いています。
今年は何時までも暖かいので例年以上にきれいな花がまだ咲いています。
田んぼの縁に咲いていたもので後ろはひつじ田です。
和名は母子草と良い名前がついていますが、語源は母、子には関係なく別な言葉から転訛したようです。
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2010年12月15日 (水)
2日間雨が降り、近くの林のコナラ、クヌギの葉がきれいに落ちました。
早速落ち葉拾いをしてきました。たき火でもしたいところですが、残念ながら数年前から市の条例でたき火が出来なくなりました。
(ノボロギク 2010.12.15)
ヨーロッパ原産の帰化植物で、一年中咲いている花の代表格でしょうか。
管状花だけの地味な花ですが、花が終わったあと、真っ白な細い冠毛が広がります。冠毛の先に残った黄色い管状花がきれいです。
道端に一面に広がっていました。今日の散歩中撮ったのはこの一枚だけでした。
来年は家の近くで一年中咲いている花を観察して見ようと思っています。
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2010年12月14日 (火)
昨日、今日と雨で散歩できませんでしたので先日見つけた変わったジャノヒゲの種子です。
(子連れジャノヒゲの種子 2010.12.10)
ジャノヒゲの種子が碧色に色付いてくる時期です。葉の下に隠れているので葉を持ち上げないと見えません。斜面で葉から飛び出している種子を見つけました。
良く見ると小さいのが2個、さらにもっと小さいのが1個付いています。
親子に孫まで付いているような可愛い種子でした。
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2010年12月13日 (月)
2010年12月12日 (日)
(イボタノキの実 2010.12.7)
山道の脇などでも良く見られますが、実が沢山付くので鳥が運ぶのか畑の脇の薮のなどでも良く見られます。
紫がかった黒い実は紅葉した葉があるときれいなのですが、今年は紅葉しないうちに葉が落ちてしまいました。
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2010年12月11日 (土)
(キカラスウリ 黄烏瓜 2010.12.11)
昨日、車で走っていて家の近くの道路脇で鈴なりのキカラスウリを見かけました。あまり実が多いので最初は柚子かと思いました。
車を止められなかったので今日朝の内に出かけ撮ってきました。
こちらではカラスウリは何処でも見かけますが、キカラスウリはあまり見かけません。
カラスウリと比べると大きく丸々としておりメタボの感じがします。
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2010年12月10日 (金)
(アブラツツジの実 2010.12.10)
久しぶりの山歩きです。頂上にあったアブラツツジの実です。
アブラツツジはドウダンツツジの仲間で5、6月に下向きに壷形の小さな白い花を咲かせます。
写真の通りアブラツツジの実は花の咲いた時と同じく下向きです。
ところがドウダンツツジは花は下向きに垂れ下がって咲きますが、実になると花柄が上向きになり実も上向きになります。
また、サラサドウダンは花は下向きに垂れ下がって咲きますが、実の時期には花柄は垂れ下がっていますが実が上向きになります。
何故か同じ仲間なのにアブラツツツジだけが実が下向きです。
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2010年12月 9日 (木)
(ノイバラの実 2010.12.8)
「茨の実」は秋の季語ですが私の印象は冬の実です。バラ科バラ属は日本には13種が自生しているそうですが、半分以上は見た事がありません。
当地で普通に見られるのはノイバラとテリハノイバラです。
まだちょっと橙色ですがこれから熟すと真っ赤になります。
赤い果実のようですが、これは偽果と呼ばれます。萼筒が肥大したものだそうです。ナシやイチゴも偽果です。
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2010年12月 8日 (水)
今朝は少し冷え込みましたが、日中は風もなく散歩するには丁度良い陽気
でした。
(セイヨウタンポポ 2010.12.8)
休耕畑に一面に広がったセイヨウタンポポ、旅立ちを待つ白い綿毛がお日様を浴びて輝いていました。
風が吹くのを待っているのでしょうか・・・・
アップで撮ってみました。
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2010年12月 7日 (火)
今日は二十四節気の「大雪」ですが、暖かな日になりました。そろそろ咲くクなって欲しいですね。
(サネガズラの実 2010.12.7)
田んぼ脇の薮に中に赤いものが見えたので、双眼鏡で覗くとサネカズラの実でした。ノイバラなどが生い茂り、普段は入り込めない薮ですが、この時期は草も枯れておりなんとか潜り込んで撮りました。
実の方は不作のようで、ぽつりぽつりと1個ずつしか実がありませんでした。ツウルメモドキの実が沢山ありましたが、実はまだ弾けていませんでした。左上の黄色いのがツルウメモドキの実です。
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2010年12月 6日 (月)
休耕田でガマの穂が弾けていました。昔、蒲団を作るときに蒲の穂をほぐしたもの(蒲の果実)を綿の代わりに使ったことから「穂綿」という言葉が生まれたそうです。
ガマの穂綿を見ると因幡の白兎の文部省唱歌
♪蒲の穂綿 にくるまれば うさぎはもとの 白うさぎ♪を思い出します。
歌では蒲の穂綿にくるまれば傷が治るとなっていますが、正しくはガマの花粉を体にぬるということだそうです。
ガマの花粉は蒲黄(ほおう)と呼ばれ、切り傷や軽いやけどには患部に直接塗布するとも言われます。
作詞者が「蒲黄(ほおう)」を「蒲の穂綿」に置き換えたようです。
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2010年12月 5日 (日)
先日、毎年トキリマメの実を見ている近くの山に行きましたが実なりも悪く、実も落ちてしまっていました。
トキリマメは当地では比較的あちこちで見られるので、別の場所に行って見ました。
(トキリマメの実 2010.12.1)
この場所は前に何度か見た事のある林です。ちょうど鞘が割れたばかりのもので、黒い実が2個づつ並んでいました。
(トキリマメの実 2010.12.1)
隣街の里山沿いに弾けた実が沢山ぶら下がっていました。
日当りの良い南向きの場所でコナラもきれいに紅葉していました。
場所により実の見頃もかなり違いますね。
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2010年12月 4日 (土)
(ノゲシ 2010.12.4)
キク科のノゲシは別名ハルノノゲシと呼ばれており、春から夏にかけて咲く花です。
今咲くのは帰り花ということになるのでしょうが、こちらでは一年中咲いているので帰り花とは呼びにくい花です。
世界各地で見られる雑草の一つだそうです。
散歩中の田んぼ脇に沢山咲いていした。良く似たオニノゲシも元気に咲いています。
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2010年12月 3日 (金)
(コマツヨイグサ 2010.11.28)
今年はなかなか寒くならず、まだ秋の花が色々な花が見られます。
コマツヨイグサは春から秋まで海岸で良く見られる帰化植物ですが、海岸近くの道端などでも見られます。散歩中に沢山咲いていました。
花は夕方から咲き出し翌朝にはしぼみますが、曇った日などは午前中は花が開いています。
花が少し大きいオオバナコマツヨイグサもあるようですが、区別がつきません。
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2010年12月 1日 (水)
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