2011年6月28日 (火)
土曜日に見頃のバイカツツジに出会いましたが、雨が激しく降って来て撮影できませんでした。昨日出直したら散り始めていましたがなんとか撮れました。
(バイカツツジ 2011.6.27)
梅雨時に葉陰に小さい白い花を咲かせるので、見逃してしまう事が多い花です。花数も少なく、花の形も他のツツジのように漏斗状ではなく皿状でツツジらしくない花です。控えめな花が気に入っています。
花が目立たないので。生育場所を覚えておいて花の時期に訪れる事にしています。

明日から3日まで出かけますのでBlogはお休みです。
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2011年6月27日 (月)
山道の花もちょっと少ない時期です。
雨の合間をねらい、近くの山道を散歩してきました。真っ白なオカトラノオが咲き始めていました。草むらではウツボグサもちらほら咲き始め、カセンソウも蕾が少し色付いてきました。
(オカトラノオ 2011.6.24)
日当りの良い草むらで良く見られるサクラソウ科の初夏の花です。
花は下から上に咲いていきますので半分くらい咲いた時が見頃です。先が垂れ下がるのが特徴です。
7月になると花が垂れ下がらないヌマトラノオが湿地で咲きだします。
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2011年6月26日 (日)
(コバイケイソウ 2011.6.23 長野県)
最初にコバイケイソウを見たのは蔵王でした。その後会津駒ヶ岳、白馬、苗場山、裏磐梯、姫木平などあちこちでで見ていますがBlogは初登場です。
亜高山帯の湿った草地のお花畑の代表的なユリ科の花で群生していると見事です。
毎年良い花を咲かせる事はなく、数年ごとに良い花を咲かせます。
霧ヶ峰高原で霧もやの中、咲き初めの気に入った雰囲気のものが見られました。
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2011年6月25日 (土)
(アオチドリ 2011.6.23 長野県)
ランにはハクサンチドリを初めチドリ(千鳥)と名のつくものが多くあります。20種くらいはありそうです。
花の形が千鳥が飛んでいるように見えるから付いたようですが似ていますか?私は千鳥が飛んでいる姿をじっくり見た事がありません。
花が緑色なのでアオチドリですが、花の色は緑色と緑褐色のものがあります。私は緑褐色のものしか見ていません。
もうしばらく見ていませんでしたが、久しぶりで出会えました。Blog初登場です。
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2011年6月24日 (金)
この時期になるとどうしても気になるのが近くの山にあるクモキリソウとジガバチソウです。クモキリソウは地元でもあちこちで見られますが、ジガバチソウは近場ではこの山でしか見ていません。
(クモキリソウ 2011.6.20)
何時も見ている場所とは違うと所に沢山出ているのが見つかりました。
(ジガバチソウ 2011.6.20)
今年も何時もの場所で4株だけ見つかりした。こちらは少しずつ減ってきているようなので気になります。
各地で大雨が降っていますが。こちらは雨降らず、昨年のような水不足にならないかと心配です。
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2011年6月22日 (水)
(クサタチバナ 2011.6.19 山梨県)
タチバナはミカン科の樹木ですが、花がタチバナに似ている事からクサタチバナの名前が付けられているガガイモ科の花です。
関東以西に分布となっていますが、こちら茨城県では見られません。群馬県などで何度か見ていますが、Blog初登場です。
山道の道路脇に沢山咲いていました。丁度見頃でしょうか。
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2011年6月21日 (火)
(ムラサキ 2011.6.19)
ムラサキを初めて見たのは6年前、地元の山でした。2株ほどあったのですが、その年を最後に消えてしまいました。
絶滅危惧種ですのでそう簡単には見られない花です。山の草原で思いがけず沢山の株が見られました。
古くから根を紫色の染料に使われた植物ですのでかつてはあちこちの草原で見られたのでしょう。直径8mmほどの白い花を咲かせます。
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2011年6月20日 (月)
昨日は山梨県まで出かけてきました。登山口でネット仲間の観察会でお会いした地元の方に偶然出会い、案内していただきました。クリックして大きくして見て下さい。
(クリンソウ 2011.6.19)
クリンソウは山の湿った所に生えるサクラソウ科サクラソウ属の花です。
散策の帰り道、地元の方に教えてもらった谷に降りてみると一面に広がっていました。自生のものは何度か見ていますが、山の中でこんなに群生しているのを見たのは初めてです。霧の中に浮かぶクリンソウは見事でした。
奇麗な花なので、最近は植栽されたものや自生地だった場所も保護し色々な色のものを増やし観光用に公開している所も多いです。
私がカメラを向けるのはもっぱら自然の中で咲いているものです。
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2011年6月18日 (土)
(カンボク 2011.6.11)
花だけみるとヤブデマリと区別がつきませんが葉をみると形が違うので見分けられます。カンボクは葉が3裂し、縁に粗い鋸歯があります。咲き始めなので装飾花が真っ白ではありませんが最盛期には真っ白になります。
カンボクは関東の太平洋側では見られません。これは福島県で見たものです。
(ヤブデマリ 2011.6.11)
ヤブデマリはこちらの山でも良く見られます。満開で真っ白な装飾花が緑の林で良く目立ちます。カンボクと一緒に生えていました。
カンボクもヤブデマリもガマズミ属です。
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2011年6月17日 (金)
(ムヨウラン 2011.6.15)
蘭というと高貴な花のイメージですが、野生ランには地味なランも沢山あります。
ムヨウランは葉緑素をもたない地味な腐生植物です。この地味な色が見たくてこの時期、出かける人も多いです。
腐生ランは地上の生活期間が短いので目に触れる機会が少ないのでなかなか見つかりません。
梅雨時、薄暗い常緑樹林内に出て来るので余計見つかりにくいランです。
一株見つかると近くで次々と目に入る事が多いです。
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2011年6月16日 (木)
見たい花は次々と咲いてきますが、なかなか追いかけるのも大変です。
ここ4年ほどサイハイランの花も見ていないので、今年は見たいと思っているうちに時期が過ぎてしまいました。こちらでは上旬が良い時期なのでもう終わっているのを覚悟で行って見ました。
(サイハイラン 2011.6.16)
なんとか見られました。
木陰や薮の中に生えています。紅紫色の地味な花ですが、見つかると掘られてしまう事も多いです。最盛期には水平近くまで花を開きます。
葉は目立ちますので葉を見つけたらノートに書いておき花期に行ってみると良いですね。
和名は花の咲いている状態を采配に見立て付けられ名前です。
山の中で一度だけ黄色のサイハイランを見た事があります。
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2011年6月14日 (火)
(ノビルの花 2011.6.14)
ユリ科ネギ属のノビルは畑や水田の畦道などで良く見られますが、花にはなかなかお目にかかれませんでした。
今日、散歩中ようやくきれいに咲いた花に出会いました。
花を咲かせず「むかご」だけを作るものが多いようです。真ん中の黒っぽいにはむかごのようです。
小さなラッキョウほどの鱗茎(球根)を味噌などを付け食べますが、万葉の時代から美味しい食材であったようです。
私はニラやノビルは苦手ですので食べられません。
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2011年6月13日 (月)
(キンギンボク 2011.6.11 裏磐梯)
この花を見るとスイカズラが思い浮かびます。
同じスイカズラ属ですので花の形や咲き方が良く似ています。スイカズラと同様、花は白色から黄色に変わります。
スイカズラは別名「キンギンカ」こちらは「キンギンボク」です。
花は枝の上部の葉のわきに2個ずつ咲き果実は直径約8mmの球形で、2個が並んでつき基部がくっつきひょうたん形になります。赤く熟しますが、毒があります。
私はヒョウタンボクと呼んでいますがヒョウタンボクは別名のようです。
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2011年6月12日 (日)
(サワオグルマ 2011.6.11 裏磐梯)
オグルマはキク科オグルマ属ですが、オカオグルマとサワオグルマはキク科ですがキオン属です。
オカオグルマは乾いた場所に生えますが、サワオグルマは沢の名前が付くように湿地に生育します。
あまり見る機会が無く、調べて見たら11年ぶりでした。
花はとても良い状態でしたが、午後から強い日差しが出てきたため、雲が出るのを待って撮りました。
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2011年6月11日 (土)
今日は観察会で裏磐梯の五色沼を散策してきました。出発時は雨がかなり降っていましたが、現地に付く頃には、ほぼ止み午後からは晴れてきました。
クリックして大きくして見て下さい。
(裏磐梯青沼 2011.6.11)
(タニウツギ 2011.6.11)
「ウツギ」と名の付く木は沢山あります。茎の中が空洞になっている木に「ウツギ(空木)」の名がつけられており、いろいろな科のものがあります。
タニウツギはスイカズラ科です。
本州の日本海側で多く見られます。ピンクの花は新緑の緑をバックに良く映えます。雨上がりで一段と奇麗でした。
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2011年6月10日 (金)
(コアジサイ 2011.6.10)
この時期の山には花が少ないですが、コアジサイが沢山見られます。
雨に濡れたコアジサイを撮りたいのですが、原発事故以来、こちらは放射能がちょっと高いので雨に日は出かけるのを敬遠しています。
装飾花が無いのでアジサイには見えませんが、地味ながらおもむきのある花です。
茎や花柄の紫色も気にっています。
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2011年6月 9日 (木)
(ツルマンネングサ 2011.6.8)
道路脇のコンクリートの間や石垣などで一面黄色に咲いているのが目立ちます。
家の近くで散歩中撮ったものです。
中国東北部に分布し、古い時代に帰化したようです。マンネングサの名前が付くものは沢山ありみな似ています。
今頃花が咲いていて、茎の葉が茎は赤みを帯び葉が3個づつ輪生していればツルマンネングサです。
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2011年6月 8日 (水)
(イボタノキ 2011.6.8)
イボタノキの実は前に紹介しましたが、花は初登場のようです。写真は何度も撮っていますが、タイミングがあわなかったようです。
散歩道の林の縁で咲き始めていました。モクセイ科ですのでそばを通るとほんのり良い香りがします。
筒状で先の四裂した白い小さな花を、総状に小枝の先に密集して咲き、花序は先端が垂れます。全国どこでも見られます。
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2011年6月 7日 (火)
2011年6月 6日 (月)
2011年6月 5日 (日)
昨日は暑い日になりましたね。渡良瀬遊水地の観察会に参加してきました。
夏のヨシハラを歩くとむっとしますが、タチスミレ、ミゾコウジュ、ハナムグラなど貴重な植物が見られるますので、暑さも吹き飛びます。
(ハナムグラ 2011.6.4)
湿った草地に生えるアカネ科の絶滅危惧種です。河川敷の開発などのため絶滅の恐れがありますが、渡良瀬遊水地ではヨシのなかに広範囲に見られます。
ヤエムグラは地味ですが、ヤエムグラと比べると葉も幅が広く花も倍くらいの大きさで花が白いので良く目につきます。
ハナヤエムグラというものありますがこれは帰化植物でピンクの花を咲かせます。
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2011年6月 4日 (土)
(ノアザミ 2011.6.3)
「紅紫色のアザミを見ると♪山には山の憂いあり♪という「あざみの歌」を思い出します」と言う方は年代が想像できますね。この歌詞は昭和20年に作られたそうです。
この時期ノアザミが目立つようになりました。林道脇で気持良さそうに咲いていました。日本には60種ものアザミがありますが、ノアザミは野山でもっとも普通に見られるアザミです。
8月になると良く似たノハラアザミが咲き出します。花の外側(総苞)が粘るのがノアザミの特徴です。
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2011年6月 3日 (金)
男体山というと日光の男体山ですが、茨城県にも奥久慈に男体山があります。標高は654mですが、岩峰群と大展望が魅力です。
今日は良いお天気になったので何年ぶりかで登ってきました。
(ベニバナニシキウツギ 2011.6.3)
登山道で沢山見られました。
ニシキウツギの花は咲き始めは真っ白ですが、しだいに紅色に変わっていきます。ベニバナニシキウツギは初めから濃い紅色の花です。ニシキウツギは白と紅の2色の花が見られるウツギの意味ですので、紅花二色空木というのはおかしな日本語になりますが、品種ですから仕方ないですね。
真っ白なのもありました。こちらはシロバナニキキウツギでしょうか?
これから紅色に染まるのでしょうか?
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2011年6月 2日 (木)
(スイカズラ 2011.6.2)
散歩していると、垣根に絡んだスイカズラから甘い香りが漂ってきます。
咲き始めは白ですが、その後黄色に変わるので金銀花とも呼ばれますが、金銀と言うほどではない気がします。
写真は咲き始めですが、数日で黄色に変わるでしょう。
ウツギ、ノイバラ、ガマズミ、イボタノキ等この時期白い花が目立ちます。
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2011年6月 1日 (水)
(タツナミソウ 2011.5.31)
例年より若干遅れてタツナミソウが咲き始めました。この山には沢山あるのですが他の山ではあまり見かけません。県の植物誌を見てみると「ややまれ」と書かれています。
花が茎の片側にだけ付く様子を海岸に泡立つ浪にたとえ付けられた名前です。青紫色の可愛い花です。
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