2011年12月31日 (土)
2011年12月30日 (金)
例年の事ながら30日は玄関に注連飾りを付け、鏡餅を居間、仏壇、台所に飾ります。
(霜のヒメジョオン 12.30 日立市)
今朝も寒い朝になりました。ラジオ体操をしてから散歩に出ました。今朝の日の出は6時49分です。
霜が降りるまでは咲いていたヒメジョンも霜で真っ白、朝日を浴びてキラキラ輝き、この季節ならではの風景です。
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2011年12月29日 (木)
昨日は餅つきでした。と言っても餅つき機です。切り餅とお供え餅を作りました。今日の散歩は、お供え餅に使うウラジロ、ユズリハを採りをかねで近くの山に出かけました。ユズリハはぽつぽつあるのですが、ウラジロは暖地性のシダなので当地ではまれにしか見られません。
(ユズリハ 12.29 日立市)
若葉が伸びると古い葉が落ちることから譲葉と名付けらました。5月頃には伸び出した若葉と垂れ下がった古い葉が見られます。葉柄が紅色になるものが多く遠くからも目立ちます。
世代交代、一家繁栄に通ずる目出たい木とされており、ウラジロ、ダイダイと共にお供え餅に飾られます。今日は9の日なので、明日飾りつけます。
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2011年12月28日 (水)
(ツボクサ 12.28 常陸太田市)
セリ科の草で、花が咲いていても(春から夏)小さくて目立たず、葉の陰にかくれて咲くので花はほとんど見る機会がありません。
こういう植物はどこのBlogでもあまり登場しません。ここでも初登場です。この時期は葉が少し色付きなかなかきれいです。霜が降りているともっと奇麗なのですが、木の陰なので霜が降りていませんでした。
コップにでも差して机の上にでも置くと良いかも^_^;
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2011年12月27日 (火)
昨日に続き、今朝は冷え込みました。
寒さに負けず日の出前に散歩に出ました。
霜の降り始めの頃は地表が真っ白になりますが、更に寒さが厳しくなると高いところまで霜がつきます。
今朝はノイバラの葉や実にも霜がしっかりついていました。
(ノイバラ 12.27 日立市)
身近で見られるノイバラは花も実も大好きで良く撮りますが、霜をかぶったノイバラを撮るのは初めてです。ノイバラの別の美しさを見つけました。
実は完熟すると甘いそうですが、まだ試していません。
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2011年12月26日 (月)
(セイヨウタンポポ 12.26 東海村)
今朝はこの冬一番の冷え込みで庭に置いたバケツの水ががっちり凍っていました。午後から散歩に出ました。
当地では在来種のタンポポは3月頃にならないと咲きませんが、帰化種のセイヨウタンポポは一年中咲いています。春の花は茎も長く伸ばし咲きますが、冬は這うようにように咲き、葉が紅葉しています。風の当たらない土手で元気に咲いていました。
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2011年12月25日 (日)
(ナズナの冬越し 12.25 東海村)
ナズナの根生葉です。ロゼッットとも言います。葉を広げ太陽の光を目一杯受け寒い冬を乗切ります。
春の七草の一つですが、七草粥に入れるのはこの状態の葉です。
暖かくなると真ん中から花序が立ち上がって来て花を咲かせます。
一昨日は一面真っ白な霜が降りましたが、昨日、今日は冷え込みは変わらないのに霜は少なめでした。
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2011年12月24日 (土)
(ヘクソカズラの実 12.24 日立市)
赤い実や青い実は目立ちますが、ヘクソカズラの黄褐色の実はあまり目立ちません。でもこれだけ鈴なりになると目に入ります。
日が当り、バックが抜けるときれいなのですが、そう思うような場面にはなかなか出会えません。コンデジしか持っていなかったの後ろをぼかす事が出来ませんでした。
万葉集にも出てくる昔から良く知られた植物です。
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2011年12月23日 (金)
今日から寒波が来るというので日の出前に霜を撮ろうと散歩に出ました。
この時期に葉っぱの出ているものは限られているので、おなじみの植物ばかりですが、その日の霜の様子や光の加減で雰囲気が違います。
(コハコベ 12.23 日立市)
粉砂糖を振りかけたように真っ白に化粧した葉は、こちこちに凍り触るとぽきっと折れてしまいます。
こんなに凍っていても、日がでて融けると何も無かったように生き生きとした葉になります。この時期に青々としている葉は皆寒さに強いものばかりです。春の七草の一つのコハコベは子供の頃からおなじみの草です。
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2011年12月22日 (木)
(山道で見た実 12.22 日立市)
定期的に歩いている市内の山道で見かけた実です。目立ったものをまとめてみました。クリックして大きくして見て下さい。
上の左から、ガマズミ・ミヤマシキミ・ツルリンドウ・ヤブコウジ・ツルアリドオシ、下の左から、ヒサカキ・ヤマコウバシ・イヌツゲ・ムラサキシキブ・ヤブムラサキ・ジャノヒゲです。
この時期には花は無いので、実や冬芽の観察になります。
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2011年12月21日 (水)
(オオアレチノギク 12.21 日立市)
今日は風が冷たく寒い日になりました。コンデジをポケットに入れ午後から散歩に出ました。今日一番目立っていたのは実になったオオアレチノギクでした。
ブラジル原産のキク科の帰化植物ですが、舌状花がほとんどなく花は目立ちません。オオアレチノギクの一番目立つのが花が終わったこの時期です。
当地ではいたるところに生える雑草です。
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2011年12月20日 (火)
(トベラの実 12.20 ひたちなか市)
車の点検の帰りにしばらくぶりで海岸を歩いてきました。トベラはトベラ科トベラ属で日本で自生しているのは一科一属です。
こちらの海岸では普通に見られます。5、6月に白い花を咲かせます。実が熟すと裂開し鮮やかな赤い種が出てきます。
一個の実に10個以上の種が入っています。回りには小さな幼木が沢山見られますので発芽率は良さそうです。
枝や葉の臭気が鬼よけのなるということで節分に枝を戸口にさすそうです。
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2011年12月19日 (月)
(オランダミミナグサ 12.19 日立市)
セイヨウタンポポなども一年中花が咲いていますが、最近はオランダミミナグサの花も一年中見られます。
気候のせいか、植物の方が強くなったのか分かりませんが年中見られる花が増えているように感じます。
(オランダミミナグサ 12.17 日立市)
2年草ですので、発芽した年は花が咲かず翌年花をさかせます。霜をかぶった生育期の株です。この葉の形をネズミの耳に例えて名付けられたと言います。
在来種のミミナグサはなかなか見られなくなりました。
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2011年12月18日 (日)
(カラスノエンドウ 12.17)
一昨日、花が咲いていたカラスノエンドウを紹介しましたが、あれは特別で当地でのカラスノエンドウの今はこんな状態のものが普通です。
カラスのエンドウは春から夏にかけて花が咲き実を付け秋には枯れます。今伸びだしているものは冬を越し、来年の春に花を咲かせます。
昨日の朝は冷え込み霜が降り、一面真っ白になりました。
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2011年12月16日 (金)
(カラスノエンドウ 12.16 日立市)
春先に咲くカラスノエンドウは12月に入ると少しづつ葉が伸びだし、1月になると巻きひげも出て来ます。
この時期には寒さで葉も紅葉し、これに霜が降りるととても奇麗です。
そんな姿を撮るのが恒例ですが、今日散歩中春の姿をしたカラスノエンドウを見かけました。当地でこの時期のこんな姿のカラスノエンドウを見たのは初めてです。暖かい冬の影響でしょうか。
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2011年12月15日 (木)
もどき(擬)とはそれに似て非なるものですが、植物名にも結構使われています。
ギンリョウソウモドキ、チチコグサモドキなどはそれぞれギンリョウソウ、チチコサに良くにており、同じ仲間ですのでなるほどと思います。
(ウメモドキ(梅擬) 12.15 日立市)
散歩中見たものです。一昨日紹介したアオハダと同じ仲間(モチノキ科)で、実の付き方も良く似ています。
名前の由来は葉が梅の葉ににているからとされていますが、何となくぴんときません。
別の説では「もどき」は「張り合う」の意味で、寒さをおかして咲く梅に対抗して、負けずに赤い実を付けているからではないかといいます。
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2011年12月14日 (水)
(フユイチゴ 12.13 常陸大宮市)
昨日の山歩きの目的の一つはこのフユイチゴの実でした。
キイチゴはほとんどがが春先から咲き始め夏に実をつけます。
フユイチゴは秋に花を咲かせ冬に実が熟すので付いた名前です。
花は見過ごしてしまう事が多いのですが、この真っ赤な実だけは毎年見ています。
(フユイチゴジャム)
写真を撮ってから少し摘んできてジャムをつくりました。一回分くらいはありそうです。昨年はそのまま煮詰めたのですが、種が硬いので今年は種を取り除いてみました。口当たりも良くおいしいです。
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2011年12月13日 (火)
3日続きで快晴になりました。久しぶりで常陸大宮市の御前山に行って見ました。自宅から車で一時間なので季節を変え毎年何度か行っています。
(アオハダの実 12.13 常陸大宮市)
鈴なりのアオハダの実が青空バックに輝いていました。モチノキ科モチノキ属です。この仲間はウメモドキ、クロガネモチなどほとんどが赤い実を付け花より実の方が目立ちます。(イヌツゲなどは黒い実です)
樹皮の内側が緑色なので「青膚」の名前がつけられました。
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2011年12月12日 (月)
(テイカカズラの実 12.6 日立市)
テイカカズラは花は沢山つけますが、実は少ないようです。丁度実がはじけ始めたところです。
種から出ている毛は長く、絹糸のように輝いてとても奇麗です。
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2011年12月11日 (日)
昨日に続き晴天でした。昨夜は皆既月食を見ていた為、早起き出来ず日の出前に散歩に出る事が出来ませんでしたが、なんとか霜の写真が撮れました。
(セリ 2011.12 日立市)
春の七草のセリは霜が降りる頃になると食べごろを迎えます。この辺ではちょっと湿り気のある場所ではセリが生えています。
時々、芹摘みをするのを見かけますが、みなお年寄りです。芹摘みの姿も見られなくなるのも時間の問題でしょう。
競り合って群生するのでセリの名前が付いたそうです。
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2011年12月10日 (土)
(青空に映えるアカザ 12.10 日立市)
今朝は冷え込み初氷が張りました。こういう日はこちら太平洋側は気持のよい冬空が見られる事が多いです。予想どおり雲一つない青空になりました。
アカザの赤い葉が青空に映えていました。
例年ですと12月はこんなお天気が何日か続くのですが、今年はお天気が長続きしないようで快晴は明日までのようです。
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2011年12月 9日 (金)
午後から日差しが出て来たので散歩に出ました。毛糸の帽子をかぶり出かけましたが、帰りには汗をかきました。
(ムラサキツメクサ 12.9 日立市)
シロツメクサはじめこの仲間(マメ科シャジクソウ属)は帰化種が多く、この仲間で日本に自生するのはシャジクソウだけです。
霜の時期にも色付かないムラサキツメクサの葉の先が花の色が移ったように赤く染まっていました。
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2011年12月 8日 (木)
冬の林は草が枯れ見通しが良くなり、夏は隠れていたものが見えるようになります。林床では小さな実生の木も紅葉しています。
(ヤマウルシ 12.6 日立市)
ヤマウルシは秋の里山でいち早く真っ赤に紅葉します。大きな木はすっかり紅葉も終わっていますが。林床で小さな幼木が一面に色付いていました。
成木になると葉は全縁ですが、幼木は鋸歯が目立ちます。
(モミジ 12.6 日立市)
赤いのはイロハモミジ、黄色いのはウリカエデでしょうか。赤松林だった場所が松枯れで切り倒され、日当りが良くなった林床に沢山芽生えて、紅葉しています。
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2011年12月 6日 (火)
返り花は本来なら春の頃に咲く花が11月頃の小春日和に咲かせた花のことですが、「帰り花」「忘れ花」「狂い咲」「二度咲」などとも言われ、俳句では冬の季語の一つとなっています。
今年は暖かい日が続いており、各地でいろいろな返り花が見られるようです。
(タチツボスミレ 12.5 日立市)
(コケリンドウ 12.5 日立市)
昨日、近くの山道で見られたものです。
本来の季節のものと比べると淋しい花ですが、なんだか得をした気分になります。
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2011年12月 5日 (月)
(コナラの紅葉 12.4)
里山の紅葉のメインはコナラです。
コナラはブナの仲間です。ブナ科には常緑と落葉のものがありますが、落葉のブナの仲間はほとんどが黄色に紅葉します。
コナラは幼木は赤く紅葉するものが多いようです。コナラの紅葉の一番きれいな時です。

HPの更新をしました。時間のある時にご覧下さい。
「今月の花12月」「スミレの花4」(今年見たスミレを追加しました)
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2011年12月 4日 (日)
今年は紅葉を見に行く機会の無いまま12月になってしまいましたが、家の近くの里山や林の紅葉が11月下旬から見頃になっています。
4年ぶりにカメラ(Pentax K7)を購入したので試し撮りもかねて出かけました。
(12.4 常陸太田市)
コナラ、クヌギ、ヤマザクラ、シデの紅葉ですのでモミジのような真っ赤な色ではありませんが、子供の頃、群馬の田舎で見た懐かしい風景です。
私にとっては心の和む紅葉です。
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2011年12月 3日 (土)
今日も朝から雨、家にこもっていました。
植物観察を始め20年になりますが、まだまだ初めてお目にかかる植物が毎年沢山あります。今年も西表島は別にして、20種ほどありました。
フナバラソウもその一つです。Blogで紹介出来なかったのでアップします。
(フナバラソウ 2011.6.19 山梨県)
ガガイモ科の植物で花は濃い褐紫色の渋い色です。全国分布ですが、当県ではめったに見られないようです。目的は別の花だったのですが思いがけず見られたものです。この日は他にも初めての花との嬉しい出会いがありました。
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2011年12月 2日 (金)
急に気温が下がり、小雨も降り出したので散歩は中止してしまいました。
(ツタウルシ 11.26 日立市)
真っ赤な落ち葉かと近寄るとツタウルシが這っていました。普通は木を這い登っているのですが、幼木が紅葉したようです。幼木の葉は粗い鋸歯があり先端が突起のようになっています。成木になると鋸歯がなくなり全縁になります。
子供の事にヤマウルシにかぶれ良く学校を休んだのでウルシは苦手ですが、気をつけているせいもあり最近はあまりかぶれた事がありません。
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2011年12月 1日 (木)
(オギ 11.30 東海村)
毎年11月中旬になると散歩道の川辺や湿地でオギの穂が見事に絹白色に染まります。今年は例年より少し遅れ下旬になり、一面真っ白になりました。紅葉に負けない、秋の風景です。
こんな風景を見られるのも地方の田舎に住んでいる特権です。
植物には良く似たものが色々ありますが、オギはススキと良く似ています。ススキは根ぎわから多数の茎が出て大株になりますが、オギの茎は一本づつややまばらに立ちます。穂の色もススキより白く見えます。
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