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2020年10月

2020年10月31日 (土)

ヒオウギの実

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      (ヒオウギの実 2020.10.27 )

 自生のヒオウギは地元で稀に見られるようですが、花はまだ見たことがありません。岩山歩きで実が見られました。球形のの黒い実は「ぬば玉」「うば玉」と呼ばれ古来より「黒の」の枕言葉として使われました。暑い時期に咲く橙色の花を見てみたいです。

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2020年10月30日 (金)

リュウノウギク

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     (リュウノウギク 2020.10.27 )

 花友さんに誘って頂き、歩いた岩山でリュウノウギクが見頃でした。家の近くの低山では、まだ咲き出しませんが、標高が高いので花期が早いようです。県内北部の山では普通に見られますが、日当りの良い岩場に咲いている姿が一番似合っています。純白なので遠くから見ても目立ちます。

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2020年10月29日 (木)

ツルリンドウ実

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      (ツルリンドウ 2020.10.27 )

 まだ花が見られるのではと探しましたが、残念ながら全て見になっていました。花は見落としてしまうのか、あまり出会えません。実は色が鮮やかななのでよく目立ちます。 リンドウの中ではツルリンドウだけがブドウやトマトのような実(液果)を付けます。

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2020年10月28日 (水)

コウヤボウキ

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     (コウヤボウキ 2020.10.26 )

 当地(日立市)の山では何処でも見られる、秋の山の風物詩です。花は沢山つけるのですが、細い枝先に一個の花で、あちこち向いていて、撮りにくい花です。

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2020年10月27日 (火)

センブリ

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      (センブリ 2020.10.27 )

 市内の低山でセンブリが見頃になりました。花期は例年並みのようですが、花はちょっと貧弱な株が多かったです。自然は毎年、良い花との出会いがある訳でありませんね。センブリはこの季節の花として欠かせない一つです。Blog開設(2006年)以来、毎年紹介しています。

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2020年10月26日 (月)

ナギナタコウジュ

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      (ナギナタコウジュ 2020.10.24 )

 香りが強く、花の脇を通っただけで匂い、枯れてからも香りが残っています。紫色の花穂は薙刀(なぎなた)のような形をしています。色合が好きな花ですが、気に入った株に出会うことが少なく、なかなか良い写真が撮れません。

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2020年10月25日 (日)

オオニガナ

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      (オオニガナ 2020.10.24 )

 昨年まで見ていた休耕田は荒れて藪になってしまいました。花友さんに新しい場所を教えてもらいました。今回の場所も休耕田です。準絶滅危惧種で自生地は限られているようです。

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 ニガナの名前が付いていますが、フクオウソウの仲間です。花は直径4cmくらいのあり、背丈は1mくらいになります。アキノノゲシの色を濃くした感じです。

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2020年10月24日 (土)

ハダカホオズキ

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     (ハダカホオズキ 2020.10.20 )

 色づきはじめたハダカホオズキの実です。ホオズキは袋状のもの(袋状に大きくなった萼です)が果実を包みますが、果実を包んでいないのでハダカの名前が付けられたようです。

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2020年10月23日 (金)

アズマヤマアザミ

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      (アズマヤマアザミ 2020.10.19 )

 雨続きで、出かけられず花期が過ぎてしまいました。今年は花付きも悪く、もともと花の色が薄く地味なので、今年はちょとさみしい写真になりました。

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2020年10月22日 (木)

ヤクシソウ(薬師草)

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      (ヤクシソウ 2020.10.20 )

 雨模様の日がようやく回復、山道散策に。ヤクシソウが見事な花を咲かせていました。この時期、マイフィールドで黄色い花が見えるとヤクシソウの事が多いです。越年草で冬から春先にかけてロゼットが見られます。

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      (ヤクシソウ 2020.10.19 )

 薬師草の由来は諸説あるようですが、良く分からないようです。

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2020年10月21日 (水)

ダイモンジソウ

 昨年、台風の大雨で渓谷沿いのダイモンジソウが流され、昨年は一株も花が見られませんでした。今年、復活しているか気になり出かけて見ました。群生していた場所は消えていましたが、何箇所かなんとか復活していました。

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      (ダイモンジソウ 2020.10.20 )

 ここは崩れなかったのでなんとか残っていました。群生していた場所が復活するには時間がかかりそうです。

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 例年、10日前後が良い時期なので、花期が少し過ぎていましたが、橙色の葯が残っている株も何株か見られました

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2020年10月20日 (火)

ヤマハッカ

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     (ヤマハッカ 2020.10.19 )

 北海道から九州までの山野の草地や林縁でよく見られる秋を代表する野の花の一つです。シソ科の花です。日本にはシソ科の植物は約100種はあると言います。花が小さいですが群生しているときれいです。

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 ハッカの名前が付いていますが、香りはありません。

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2020年10月19日 (月)

ノコンギク

 山では秋の花が咲き始めているのですが、ここ一週間雨模様で、出かけられず写真も撮れませんでした。昨日、ようやく雨があがりました。

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      (ノコンギク 2020.10.19 )

 マイフィールドでは田圃道のユウガギクが終盤になると、ノコンギクが咲き出します。ユウガギクは野で見られることが多いですが、ノコンギクは生育範囲が広く、野でも見られますが、山でも見られます。

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 花の色は淡い青紫色が多いですが、色の濃いものや白っぽいものも見られます。

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2020年10月18日 (日)

見向きされない花

 散歩道ではあまり見向きされない、地味な花、アメリカセンダングサ、コセンダングサが花盛りです。11月になると実が服やズボンにくっつく厄介なヒッツキムシでもあります。

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      (アメリカセンダングサ 2020.10.16 )

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      (コセンダングサ 2020.10.16 )

 

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2020年10月17日 (土)

ヒロハホウキギク

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      (ヒロハホウキギク 2020.10.16 )

 北アメリカ原産の1年草です。枝が横に広がるので、全体の写真は上手く撮れません。夏から咲いており 花は終わり、実になっているものが多いですが、まだ花が何とか残っています。

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 花の直径は1cm以下の小さな花ですが、淡いピンクで可愛いです。

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2020年10月16日 (金)

イヌタデ

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      (イヌタデ 2020.10.16 )

 タデの中では一番おなじみのイヌタデが田んぼの畔で真っ赤に咲かせています。昔は女の子達がままごとに使った「赤まんま」身近に秋を感じる、懐かしい花です。

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2020年10月15日 (木)

ウシハコベ

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      (ウシハコベ 2020.10.13 )

 春の七草のハコベの花はこの時期になるとあまり見られなくなりますが、ウシハコベは遅くまで花を咲かせています。ハコベより大きくなるところから、牛にたとえたようです。

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 ハコベとは葉の形も違いますが、雌しべの花柱がハコベは3個ですがウシハコベは5個です。

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2020年10月14日 (水)

ユウガギク(柚香菊)

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      (ユウガギク 2020.10.13 )

 田んぼ道で9月中旬から咲き出したユウガギクが目立つようになりました。花は白っぽいものが多いですが、少し紫色を帯びたものもなど花の色は様々です。ユズの香りがする菊で「柚香菊」ですが、柚の香りはしないようです。良く似たノコンギクはこれから咲き出します。

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 一番多く見られる白っぽい花です。

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2020年10月13日 (火)

シロヨメナ

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      (シロヨメナ 2020.10.12 )

 マイフィールドの山道で一番よく見かけるシロヨメナが咲き出していました。咲き出したばかりの新鮮な花が見られました。これから10月末までが見頃です。ノコンギクは人里や山道で見かけますが、シロヨメナは山で見かけることが多いです。

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2020年10月12日 (月)

ハナイバナ(葉内花)

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      (ハナイバナ 2020.10.6 )

 葉と葉の間に花を付けるので「葉内花」と名前がつきました。春に見られますが、春にできた種が散って発芽し、秋に花を咲かせるので今の時期にも見られます。直径2~3mmのほんのり青紫色がかった白っぽい花ですので目立たちません。キュウリグサに似ています。

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 大きさの比較にため近くのツユクサを入れて見ました。

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2020年10月11日 (日)

コシオガマ

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      (コシオガマ 2020.10.3 )

 2cmほどの小さな花ですが、薄めの紅紫色が入っています。葉は深く羽状に裂け、裂片はさらに不規則に裂けており端正な形です。 地上部では緑の葉で光合成を行いつつ、 地下では他の植物の根に寄生して水や養分を横取りするという半寄生植物だそうです。

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 姿がシオガマギクに似ていて、小型なのでこの名をつけたようです。

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2020年10月10日 (土)

オオバクサフジ

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      (オオバクサフジ 2020.10.7 )

 ツルフジバカマ、クサフジ、ヒロハクサフジなどこの仲間は似たような花が多いです。オオバクサフジは葉の幅が広く、小葉の数が4~10枚と他のものより少ないので見分けがつきます。花の咲き始める時期が少し遅いです。

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 散歩道の線路脇でススキに絡まって咲いていました。

      (オオバクサフジ 2020.10.7 )

 ツルフジバカマ、クサフジ、ヒロハクサフジなどこの仲間は似たような花が多いです。オオバクサフジは葉の幅が広く、小葉の数が4~10枚と他のものより少ないので見分けがつきます。花の咲き始める時期が少し遅いです。

 

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2020年10月 8日 (木)

キバナアキギリ

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      (キバナアキギリ 2020.10.3 )

 アキギリと言うシソ科の花があります。秋に桐の花に似た花が咲くので名前がつけられたそうですが、中部から近畿に分布しているので関東では見られません。こちらでも見られるのは黄色のものでキバナアキギリと名がつけられています。学名はSalvia japonica・日本のサルビアです。

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 この花はマルハナバチが蜜を吸おうと花に潜り込むとてこのように上から葯が下りてきて背中に花粉がつくような仕掛けをもっています。

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2020年10月 7日 (水)

ヤブマメ

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      (ヤブマメ 2020.10.3 )

 ツルマメより花は大きいのに、繁った葉の陰にひっそりと咲いているので見つけにくいです。この植物ちょっと変わっており、地上の種の他に、落花生のように茎の一部から地中に枝が伸ばし、地中に閉鎖花を咲かせて結実します。これは今生えている場所に確実に子孫を残すためだそうです。

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 花は左右対称の蝶型花で如何にもマメ科らしい花です。青紫と白のツートンカラーが美しいです。

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2020年10月 6日 (火)

オクモミジハグマ

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      (オクモミジハグマ 2020.10.3 )

 モミジに似た葉を持つハグマの仲間という意味です。母種のモミジハグマは近畿地方以西に分布しています。当地で見られるハグマの仲間(カシワバハグマ、オヤリハグマ)の中でオクモミジハグマの花が一番端正な花です。

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 3つの小花が集って一つの頭花になっています。花冠は白色で5列し、筒型の総苞に包まれています。裂片はよじれています。

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2020年10月 5日 (月)

カシワバハグマ

 

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    (カシワバハグマ 2020.10.3 )

 またハグマの咲く時期になりました。近辺の山では一番よく見られるカシワバハグマです。葉が柏の葉に似ているから付けられた名前です。ハグマは白色の頭花がハグマ(白熊)(仏具の払子(ほっす)に使うヤクの尾の毛)に似ているからということです。

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 花数も多く、一つの花に小花が10個ほどついていますので、花が賑やかです。

 

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2020年10月 4日 (日)

サクラタデ

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      (サクラタデ 2020.10.3 )

 散歩道のあちこちでサクラタデが見頃になりました。花が最も大きいタデの仲間です。今年は豊作のようで一面ピンク群落が見られました。

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 タデ(イヌタデ属)の女王です。

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2020年10月 3日 (土)

キクモ(菊藻)

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 稲刈りが終わり、毎年楽しみにしているキクモ探しに・・・2箇所の田んぼを廻ってきました。株数は多いのですが、花付はイマイチでした。水中に生える草なので、田んぼに水があるうちはまっすぐ立ち上がっていますが、稲刈りあとは水が無いので這った感じです。

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 細かく裂けた葉の先にベニ紫色の1cmに満たない小さい花を咲かせます。菊藻の由来は切れこんだ葉が菊の葉に似ていることによります新分類ではゴマノハグサ科からオオバコ科になりました。

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2020年10月 2日 (金)

タヌキマメ

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      (タヌキマメ 2020.9.22 )

 花は終盤でほとんが実になっていましたが、まだ幾つか花が残っていました。毛むくじゃらの萼を狸に見立てたようです。マイフィールドではなかなか見られない植物です。この色合いが気に入っています。

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2020年10月 1日 (木)

イワインチン

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      (イワインチン 2020.9.21 長野県)

 日本固有種で本州の中部地方以北の高山の岩場や砂礫地に生えています。県内では見られないので、久しぶりで見られました。この花の時期は高い山では他の花はほぼ終盤です。

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 濃い黄色の花は繊細に切れ込む緑の葉に良く映えます。

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