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2021年12月

2021年12月31日 (金)

良いお年を

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   (セイヨウタンポポ 2021.12.31)

 今年もBlogを見て頂いた皆様、コメントを書いてくれた皆様、ありがとうございました。良いお年をお迎えください。

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ギシギシの紅葉

 寒さが厳しくなると、スイバやギシギシの葉が真っ赤に紅葉してきます。

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   (ギシギシ 2021.12.30)

  花も地味ですので、この時期以外は撮ることのない植物ですがどんな植物にも輝く一瞬があります。河原の土手や田んぼの土手の斜面などで真っ赤に色付いています。

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 ギシギシの仲間にはギシギシ・エゾノギシギシ・アレチギシギシ・ナガバギシギシなど有りますが、写真はエゾノギシギシ?のようです。

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2021年12月30日 (木)

ハンノキ

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    (ハンノキ 2021.12.26)

  ヤシャブシと同じカバノキ科です。ハンノキは稲をかける稲架(はさ)として利用されてきたので、田園風景のおなじみの木です。この時期、松笠のような昨年の果穂とこれから咲く細長く垂れ下がった雄花序が見られます。

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 雄花です。1月には咲き出し、黄色い花粉を飛ばします。今年は開花が少し早いようで、つぼみが赤みががっていました。

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2021年12月29日 (水)

テイカカズラの実

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     (テイカカズラの実 2021.12.27)

  当地の山では自生のテイカカズラは良く見かけますが、花は少なく、実もあまり見かけません。隣町の林道を歩いてなんとか見つけたものです。ちょっと前に弾けてしまったようですが、なんとか残った綺麗な実が見られました。

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 タンポポなどの綿毛は冠毛と言いますがテイカカズラの毛は種髪と言うそうです。 冠毛は萼が変形したもので、種髪は種から生えたもので種の一部とのことです。

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2021年12月28日 (火)

カラスウリの種子

 カラスウリとキカラスウリの熟した実を割って種子を観察して見ました。

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  (左 カラスウリ 右 キカラスウリ 2021.12.28)

 黄色いカラスウリの実も黒ずんでいます。カラスウリも色あせてきました。

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  (左 カラスウリ 右 キカラスウリ 2021.12.28)

 カラスウリの種子には縦に隆起した帯があります。この形をこれを大黒天に見立て財布に入れておけば金持ちになると言われています。キカラスリにはカラスウリのうような帯がありません。(画像をクリックすると大きくなります

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2021年12月27日 (月)

ヤブツバキ

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     (ヤブツバキ 2021.12.26)

 当地では海岸に多く自生しています。花期が長く11月から3月頃まで咲いています。花が少ない時期、真っ赤なヤブツバキは良く目立ちます。稀に淡い紅色や白色もあるようです。

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 ヤブツバキは北限は青森県,南限は奄美大島だそうです。当地では海岸に多く自生しています木により咲く時期がかなり違うようです。

 

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2021年12月26日 (日)

スイカズラの実

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     (スイカズラの実 2021.12.23)

 スイカズラは半常緑のつる性の木です。5月頃咲く花はあちこちで見られますが、実は何故かあまり見かけません。実は2個ずつ並んでつきます。

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 葉は冬でも残って降り、紅葉した葉も良く見られます。図鑑では実の色は暗褐色とありますが、黒色に見えます。

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2021年12月25日 (土)

クコの実

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     (クコの実 2021.12.22)

 クコはこちらの海岸では、どこでも薮のようになって茂っていますが実の成りはあまりよくありません。散歩道の藪で鈴なりのクコの実が見られました。

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 光沢があり、みずみずしくて美味しそうです。以前、クコ酒をつくろうと実を取って来て乾燥させているうちに腐ってしまい失敗に終わりました。

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2021年12月24日 (金)

枯れ草

 散歩道もすっかり枯れ草に覆われています。「枯れ葉」は淋しい感じですが「枯れ草」は何となく暖かさを感じます。

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     (エノコログとカヤツリグサ 2021.12.23)

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 種もすっかりまき散らし役目は終わり枯れてもなおしっかり地面に張り付いています。枯れ草の布団で新たに芽生えるものを寒さから守っているように見えます。

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2021年12月23日 (木)

コウヤボウキの冠毛

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     (コウヤボウキ 2021.12.22)

 葉がすっかり枯れ落ち、細い枝先にコウヤボウキの冠毛が奇麗に広がっていました。冠毛が冬の日を浴び光っています。

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 高野山で細いこの枝をほうきの材料にした事から名前がついたといいます。細いですが硬いので束ねれば使えそうです。

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2021年12月22日 (水)

トベラの実

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     (トベラの実 2021.12.19)

 海岸に自生するトベラ、近くの海岸の砂浜脇で真っ赤な実を沢山つけていました。海をバックに撮りたかったのですが、そう思い通りにはいきません。青空に赤い実は良く映えます。

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 実がついた枝の葉は黄色に変わってきます。黄色の葉はが遠くからも結構目立ちます。

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 和名の「扉」由来は節分に扉や戸にはさんで飾った風習からだそうです。

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2021年12月21日 (火)

冬の山道(12月14日)

  さすが、この時期になると山道では花は見られません。木ノ実も終盤です。冬の植物の様子を観察します。

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     (オケラ)

 魚の骨のようなものは花を包んでいた苞です。葉もアクセントになり、地味ですが、風情があります。

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     (カシワバハグマ)

 花の数が多いカシワバハグマは冠毛も長いのでよく目立ちます。一つの花に10個ほどの管状花が入っています。

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     (オオバギボウシ)

 さく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)が割れ黒い種子が飛び出していました。

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     (アリノトウグサ)

 あまりお馴染みのない草の一つです。地を這っており、夏に小さな花を付けます。紅葉がきれいな草です。

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2021年12月20日 (月)

マユミの実

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     (マユミの実 2021.12.14)

 丘陵を散歩中、真っ赤な実が薄い紅梅色の仮種皮から顔を出したマユミの実が目に入りました。当地の山ではよく見られますが藪などでも見られるので、鳥があちこちにタネを運んでいるのかもしれません。

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2021年12月19日 (日)

霜の朝

  いよいよ、冬らしく寒くなってきました。昨日も冷え込んだのですが、雨上がり、で、風もあり霜はいまいちでしたが、今朝はぐっと冷え込み、風もなく綺麗な霜が降りました。早速、解けぬうちに、早朝散歩です。草達も真っ白にお化粧していました。

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     (ヒメオドリコソウ)

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     (コハコベ)

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     (ヤエムグラ)

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    (ノゲシ)

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     (タネツケバナ)

 

 

 

 

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2021年12月18日 (土)

ヒサカキの実と蕾

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     (ヒサカキの実 2021.12.18)

 こちらの山では何処に行ってもヒサカキがあります。3月に咲く花は毎年撮っていますが、実は今まで、あまり撮っていません。。雌雄別株で雄株の方が多いようです。黒い実が沢山ついていました。

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 良く見ると薄緑色の小さな蕾がついています。植物達はもう来年の準備を着々としていますね。(画像をクリックすると大きくなります

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2021年12月17日 (金)

ウツギの実

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     (ウツギの実 2021.12.14)

 これは何の実かわかりますか。こんな実に目をとめる人はあまり居ないでしょうね。ウツギの実です。花は下向きですが,果実は上向きになります。

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 お椀のような果実で4本の花柱が残っています。地味な褐色の色です。

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2021年12月16日 (木)

マサキの実

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     (マサキの実 2021.12.9)

 当地では海岸の林で稀に見られます。これは海岸で見られたものですが、自生なのか逸出なのかはっきりしません。花は初夏に咲きますが、黄緑色の地味な花です。

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 ニシキギの仲間で生け垣に良く利用されます。

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2021年12月15日 (水)

ノリウツギの実

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     (ノリウツギの実 2021.12.6)

 夏に真白な装飾花が見られるアジサイの仲間のノリウツギの実と枯れた装飾花です。これも楽しみな冬の風物詩のひとつです。

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2021年12月14日 (火)

ようやく霜が

 この冬初めての霜の写真です。今朝、霜が降り真っ白になりました。昨年も15日にシーズン初の霜の写真でした。

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     (オランダミミナグサ)

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     (ヘビイチゴ)

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     (タネツケバナ)

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     (みんな仲良く)

 

 

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2021年12月13日 (月)

マンリョウの実

 縁起物の実、十両(ヤアブコウ)、百両(カラタチバナ)、億両(ミヤマシキミ)のと紹介しましたが、今日は万両です。 残るは千両(センリョウ)と一両(ツルアリドオシ)ですが、センリョウは当地には自生していないので、残りは一両(ツルアリドオシ)です。

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     (マンリョウ 2021.12.6)

 山の林の中で見られたものですが、鳥が種を運ぶようですので、鳥が運んだものかもしれません。

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2021年12月12日 (日)

ノゲシとオニノゲシ

 どちらも春から夏の花ですが、当地ではほぼ一年中見られます。ノゲシとオニノゲシ花はそっくりです。

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     (ノゲシ 2021.12.4)

 ノゲシはヨーロッッパから世界中に広がり、日本には古い時代に中国から入ったようです。ノゲシの葉は柔らかく触っても痛くありません。

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     (オニノゲシ 2021.12.4)

 オニノゲシは明治時代に渡来したと言います。オニノゲシの葉は刺が鋭く、硬く、葉をさわると痛いです。

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2021年12月11日 (土)

テリハノイバラの実

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 当地の海岸では葉の表面に光沢のあるテリハノイバラが多く見られます。ノイバラのように立ち上がらず地面を這い回っています。この時期、真っ赤な実が見られます。

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 今年は暖かいので葉が緑色ですが、霜が降りるようになると真っ赤に紅葉します。

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 枯れ草の中の実、枯れたハマエノコロに囲まれ暖かそうです。

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2021年12月10日 (金)

ヤツデ

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     (ヤツデ 2021.12.4)

 暖地性の樹木で茨城県が南限のようです。県北では海岸で見られます。野鳥が種を運ぶのか、海岸以外でも良く見られるようになりました。

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 11月から12月の花のない時期に咲いているので良く目につきます。花びらは小さいですが球状の花が沢山つきますので、白い花が良く目立ちます。

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2021年12月 9日 (木)

海岸の残り花

この時期になると、海岸も花はほとんど見られませんが、草むら、砂浜で咲いていた花です。「残り花」は俳句では春の季語のようです。

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     (ツワブキ 2021.12.4)

 海岸の草むらや、崖などで10月下旬から11月初旬にかけて多く見られます。太平洋側では日立市から少し南の福島県南部が北限のようです。

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     (コマツヨイグサ 2021.12.4)

 春から秋まで当地の海岸の砂浜ではどこでも見られる帰化植物です。夕方開き翌朝にはしぼみます。昼近くでしたがこの日は曇り空でまだ開いていました。

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2021年12月 8日 (水)

ジャノヒゲの種子

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     (ジャノヒゲの種子 2021.12.3)

 ジャノヒゲの種子が碧色に色付いてくる時期です。例年より少し早めに覗いてみました。今年は豊作なのか、タイミングがよかったのか、実成りの良い株に出会えました。綺麗なコバルトブルーです。

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 こちらはまだ緑色が混じった色の株です。奥には淡いブルーの実も見えます。

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 株ごとに色合いが微妙に違います。(熟し具合の違いでしょうか)

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2021年12月 7日 (火)

センボンヤリ

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     (センボンヤリ 2021.12.2)

 春に咲くセンボンヤリは白い小さな花を咲かせますが、秋咲くものは槍の先のような閉鎖花(蕾のままで花は開かないで自家受粉して果実になる花)で、成熟すると写真のように冠毛が広がります。この時期になると、みな開いてしまい、槍の先のような閉鎖花は見られません。

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2021年12月 6日 (月)

ヒヨドリジョウゴの実

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     (ヒヨドリジョウゴの実 2021.11.30)

 ヒヨリジョウゴの真っ赤な実が奇麗です。今年は暖かいのでまだ葉が残っています。ヒヨドリがこの赤いみを好んで食べることから付いた和名のようです。

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 真っ赤な美味しそうな実ですが、ソラニンという毒があるそうです。

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2021年12月 5日 (日)

ワルナスビの実

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     (ワルナスビの実 2021.11.30)

 花はきれいですが、アルカロイドが含まれるため収穫物の汚染の被害も引き起こす害草で嫌われ者です。

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 葉や茎に鋭い刺があるので要注意です。

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2021年12月 4日 (土)

トキリマメの実

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    (トキリマメの実 2021.11.29)

 今年はトキリマメのきれいな実になかなか出会えませんでした。何時も沢山見られる場所も今年は実が見られません。隣町でようやく実成りの良い株に出会いました。

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 赤い鞘がはじけ、黒い光沢のある種が顔を出しています。黒い実が2個づつ並んでいます。

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 陽を浴び、透き通った鞘の淵にキラリと輝く二つの実がぶら下がっている様子は自然の芸術品です。

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2021年12月 3日 (金)

ツクバネの実

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     (ツクバネの実 2021.11.28)

 県内の山では普通に見られます。 ツクバネの魅力はなんといっても4枚の羽根がついた実がぶら下がっている 秋から冬の姿でしょう。 実が落下するとき、まるで竹とんぼの様にくるくると羽根が回りながら落ちます。

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 ツクバネの名前は実の形が羽子板で衝く羽根に似ているので付いたものです。

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2021年12月 2日 (木)

ツルウメモドキの実

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    (ツルウメモドキの実 2021.11.23)
 実は最初緑色ですが黄色に熟し、完熟すると3つに割れ鮮やかな橙赤色の仮種皮を被った種子が現れます。果皮の黄色と仮種皮の橙赤色の対比がとても美しいです。

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 藪に絡まっているものが多く、写真が撮りにくいです。和名の由来は葉がウメモドキに似ていて、つる性であることからのようです。

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2021年12月 1日 (水)

アオハダの実

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     (アオハダの実 2021.11.24)

 黄色いに紅葉した葉もほとんど落ちたアオハダの赤い実が青空バックに輝いていました。モチノキの仲間です。樹皮の内側が緑色なので「青膚」の名前がつけられました。

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 この仲間はウメモドキ、クロガネモチなどほとんどが赤い実を付け花より実の方が目立ちます。

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