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2023年4月

2023年4月30日 (日)

イワツクバネウツギ

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     (イワツクバネウツギ 2023.4.23)
 以前、近くの山にあるという情報で何度か探しましたが見つかりませんでした。今回、花友さんの知り合いの案内で念願の花が見られました。関東以西に分布し、当地が北限のようです。咲き始めたところで、新鮮な花が見られました。

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細い漏斗状の淡紅色を帯びた花を新枝の先に2個つけます。石灰岩の岩場に生えます。樹皮に6本の縦の溝が走るのが特徴です。灯台もと暗し、時々行く道の脇の岩場に沢山生えていました。

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2023年4月27日 (木)

ウマノアシガタ

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 近くの山道の咲き始めの花です。 曇り空だったので黄色が飛ばなかったのですが、ウマノアシガタの特徴の光沢のある花びらが表現できませんでした。光線が強すぎても良くないし、光が無いと単調になるし花の撮影もなかなか難しいです。

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 別名の金鳳花 (キンポウゲ)は花の色からつけられました。「馬の脚形」は根ぎわから出ている葉っぱの形が馬の足の形に似ている事から付いたようです。

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2023年4月26日 (水)

スナビキソウ

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     (スナビキソウ 2023.4.21)
  海岸の砂浜に咲くスナビキソウ。花期が年によりかなり違います。ここ3年でも2020年、2021年は6月初め、2022年は5月初めが見頃でした。今年は4月21日、覗いたら最盛期を少し過ぎていました。4月の開花は初めてです。

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 砂引草という名前どおり、砂浜の砂の中に地下茎を伸ばして増えて行きます。花は白ですが,のどもと部分が緑かかった黄色を帯び、地味ながら味のある色の花です

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2023年4月25日 (火)

タニギキョウ

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     (タニギキョウ 2023.4.20)
  花の小さく白いのでキキョウの仲間には見えませんが、谷や沢などに生えるキキョウの仲間で「谷に咲くキキョウ」という意を込めてその名前がつきました。花は白色で薄い紅紫の筋が入りますが、綺麗に紫色が入ったものにはなかなか出会えません。

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2023年4月24日 (月)

ホウチャクソウ

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     (ホウチャクソウ 2023.4.19)
  この時期、白っぽい淡い緑色の花をぶら下げた姿を林内でよく見かけます。ホウチャク(宝鐸)とは、寺院の軒先の四隅に吊り下げられている釣り鐘のような飾りのことで、これに花の形が似ていることから名づけられました。地味ですが趣のある花です。

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2023年4月23日 (日)

ニョイスミレ

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     (ニョイスミレ 2023.4.20)
 マイフィールドでは花の時期が遅い方のスミレで例年ですと5月が見頃すが、今年はもう最盛期をすぎ、終わった花が目立ちました。なんとか綺麗な花が残っている株を撮影しました。

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 別名ツボスミレと呼ばれます。「坪」は庭の意味で庭先に生えるスミレとして名付けられたと言います。残る地元のスミレはコミヤマスミレです。

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2023年4月22日 (土)

コバノガマズミ

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     (コバノガマズミ 2023.4.18)
 例年5月に咲き始めるコバノガマズミがあちこちの山道で咲き始めていました。ガマズミより少し早く咲き始、ガマズミに比べ葉も小さく、花序も小形で優しい感じの端正な花です。

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 直径5ミリほどの小さな花の集まりですが、新鮮な花は白さが一層目立ちます。当地ではよく似たミヤマガマズミも見られます。

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2023年4月21日 (金)

サギゴケ

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    (サギゴケ 2023.4.16)
 田んぼの畦でも色々な花が咲き出してきました。ちょっと湿った場所がお気に入りのようです。紫色のものをムラサキサギゴケ、白花をサギゴケとしていましたが、どちらもサギゴケになりました。

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 白色の花が鳥の「サギ」に似ていること、地面を「コケ」のように覆うことから、「サギゴケ」と名付けられました。

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2023年4月20日 (木)

ツルカノコソウ

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    (ツルカノコソウ 2023.4.14)
 カノコソウはマイフィールドでは自生していないようですが、ツルカノコソウは山道の湿った場所で良く見られます。花の後、細い走出枝をに橋、先端に新苗をつくります。

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 カノコソウは淡紅色ですが、ツルカノコソウ白色またはわずかに赤みを帯びます。カノコソウの和名は密に咲く花やつぼみの模様を白地に淡紅色の鹿の子絞りに見立てて名づけられたそうです。

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2023年4月19日 (水)

オドリコソウ

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    (オドリコソウ 2023.4.14)
 マイフィールドでは淡いピンクのものが一番多く見られますが散歩道の草むらでちょっと色が濃いものが目に止まりました。今年は3月末から咲き始めましたが、やはこの時期になると見頃になります。

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2023年4月18日 (火)

フモトスミレ

 マイフィールドのスミレも終盤になってきました。今年は花期が早く、出遅れもあり満足なスミレ観察ではありませんでしたが、楽しむことができました。

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    (フモトスミレ 2023.4.13)
 麓の名前がついていますが、平地から山で見られます。 花が小さく、唇弁に紫色のすじがあり可愛いスミレです。市内の山で花付きの良い株に出会えました。

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2023年4月17日 (月)

アケボノスミレ

 毎年、アケボノスミレが群生するお気に入りの森は今年は葉は沢山ありますが、花が一輪も花が咲いていませんでした。こんな年もあるんですね。今年はスミレはついていません。

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    (アケボノスミレ 2023.4.13)
 花の色が紅紫色で綺麗なスミレです。花期が遅い方ですが、今年は一週間早く咲き出しました。花が先に咲き出し、後から葉が伸びてきます。これはお気に入りの森の別の場所です。

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   (アケボノスミレ 2023.4.14)
  このスミレの名前は花の色から付けられたものです。曙の空を連想して付けられたものです。花弁が厚く、上品な色合いで美しいスミレです。市内の山です。

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2023年4月16日 (日)

ツクバネウツギ・オオツクバネウツギ

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    (ツクバネウツギ 2023.4.13)
 花の色は白色、淡黄色、淡紅色があります。放射線状の5枚の萼片が目立ち、萼片からツクバネ(衝羽根)の名前がつきました。

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    (オオツクバネウツギ 2023.4.13)
 ツクバネウツギより花が大きく、黄白色の花が緑の葉の色に良く映えます。ツクバネウツギは5個の萼片が同じ長さですが、オオツクバネウツギは1個が小さく、4個しかないこともあります。

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2023年4月15日 (土)

チゴユリ(稚児百合)

 例年ですと4月下旬の雑木林でヤマツツジが咲き出す頃、良く見られますが今年はやはり早いようです。

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    ( チゴユリ 2023.4.11)
 葉の陰に隠れるように下向きに咲いていますので、下から撮らないと花が見えません。一つの茎に一輪か二輪の花を付けますが二輪つくものが多いです。咲き始めの葯のきれいなものを探して撮りました。

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2023年4月14日 (金)

スミレ

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    ( スミレ 2023.4.11)
 「スミレ」とう言う名前のスミレ(マンジェリカ)です。マイフィールドでは案外少なく、出会う機会が少ないスミレです。昨年、山間を走る道路脇に咲いていたのを思い出し、行って見ました。残念ながらちょっと花期を過ぎていましたが、株数は多く、なんとか見られました。

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2023年4月13日 (木)

フデリンドウ

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    ( フデリンドウ 2023.4.11)
 以前は4月末から5月にかけて見られたにですが、今年は異常な早さで咲きました。小型ですが,青紫色の花を精一杯開いています。日当りの良い林の草むらにまとまって咲いていました。

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2023年4月12日 (水)

ニガイチゴ(苦苺)

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    ( ニガイチゴ 2023.4.5)
 モミジイチゴが終わり、ニガイチゴが満開。モミジチゴにくらべ花は小さく、花弁も細くちょっと貧相に見えますが、上向きに咲くのでモミジイチゴより目立ちます。実は甘くて美味しいですが、ちょっと苦味があり、後味はよくないので苦苺という名前が付けられています。

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2023年4月11日 (火)

マルバスミレ

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    (マルバスミレ 2023.4.5)
 山道を走っていると、斜面一面に白く群生しているのを良く見かけます。市内のこの山道は近くのヒトリスズカが咲き出す頃が見頃です。ヒトリシズカは終わっていました。

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 花は真っ白(時にピンクがかったものもあります)なふっくらと丸みのある可愛いスミレです。全体にコンパクトにまとまっています。バックのスミレはニオイタチツボスミレです。

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2023年4月10日 (月)

トウゴクサバノオ・レンプクソウ

 よく散策するお気にりの沢沿いの山道で見られた花です。

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    (トウゴクサバノオ 2023.4.4)
 淡い黄白色の花弁状の萼片と黄色い花弁がほんわかした感じの優しい花です。湿った場所が好きで、沢沿いでよく見かけます。小さな花ですが、何とも可愛い花です。

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    (レンプクソウ 2023.4.4)
 黄緑色の地味な小さな花を付けるマイナーな植物ですので見た事がない方が多いと思います。茎の先に5個の花がかたまって咲くのでゴリンバナ(五輪花)とも呼ばれています。

 

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2023年4月 9日 (日)

ジロボウエンゴサク

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    (ジロボウエンゴサク 2023.4.4)
 淡い色合いの花がお気に入りです。分布が関東地方以西で、当地ではあまり見かけません。紀州地方でスミレを太郎坊、この花を次郎坊と呼び、子供達が二つの花を絡み合わせ引っ張ってどちらが先にちぎれるか競ったそうです。これが名前の由来のようです

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2023年4月 8日 (土)

アブクマトラノオ

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    (アブクマトラノオ 2023.4.4)
 花はハルトラノオにそっくりですが別種です。1995年に新種と発表されました。アブクマトラノオの特徴は、1つ1つの花の柄が長いことで、約5ミリほどあります。

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2023年4月 7日 (金)

センボンヤリ

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    (センボンヤリ  2023.3.30)
 センボンヤリは春と秋に花が咲き,秋のものは閉鎖花(蕾のままで花は開かないで自家受粉して果実になる花)ですが春には白い小さな花を咲かせます。

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  千本槍の名前は秋の閉鎖花を槍に見立て名前がつけらました。

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2023年4月 6日 (木)

イワウチワ(2)

 昨日、紹介の山のものです。北斜面に群落が続き、十分堪能できました。例年ですともう1箇所くらい見にいくのですが、今年はここだけになりそうです。

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    (イワウチワ  2023.4.1)


 昨日、紹介の山のものです。北斜面に群落が続き、十分堪能できました。例年ですともう1箇所くらい見にいくのですが、今年はここだけになりそうです。

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2023年4月 5日 (水)

イワウチワ(1)

 昨年はイワウチワを見に行った山の急登で腰を痛め、一株撮影しただけで撤退という残念な結果でした。今年はちょとなだらかな山です。この山でイワウチワを見るのは10年ぶりです。

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    (イワウチワ  2023.4.1)
 この山は今年は花が早いので、もう終盤かと思っていましたが、嬉しいことにちょうど見頃でした。毎年、山でイワウチワの花を見ると、ようやく山にも春が来たと感じます。

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 一株づつ色合いも微妙に違い、撮影を始めると、切りがなくなります。当地ではあちこちの山の北斜面の岩場で見られます。

 

 

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2023年4月 4日 (火)

ニオイタチツボスミレ

毎年、草むら一面にニオイタチツボスミが咲く場所があります。

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    (ニオイタチツボスミレ  2023.3.30)
 花は丸みがあり、中心部がはっきり白く抜けて魅力的なスミレです。花の色は濃い紫色から紫紅色と変化があります。

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    (マルバタチツボスミレ  2023.3.30)
 近くにタチツボスミレも沢山ありますので、交雑種のマルバタチツボスミレもあると思いますが、同定がいまいちです。これがマルバタチツボスミレではないかと。

 

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2023年4月 3日 (月)

ヒメスミレ

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    (ヒメスミレ  2023.3.30)
 駐車場の側溝脇の道路の隙間で咲いていました。花は濃紫色でスミレに似ていますが、全体にやや小さく、葉の形が違います。

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  庭の隅や木陰、植え込みの中、石垣のすき間などでも見られます。タネはアリによって運ばれるため、街の中のアスファルトのすき間などで見ることもあります。

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2023年4月 2日 (日)

ナガハシスミレ

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    (ナガハシスミレ  2023.3.29)
 日本海側で見られるスミレですが、茨城県でも稀に見られます。個体数が少ないので花期を合わせるのが難しく、今年もちょっと出遅れ終盤でした。

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  別名テングスミレと呼ばれ、距が天狗の鼻のように長いのが特徴です。

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2023年4月 1日 (土)

タカオスミレ

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    (タカオスミレ  2023.3.29)
 エイザンスミレを見た沢沿いで咲き始めていました。ヒカゲスミレの葉の表面がこげ茶色から黒紫色になるものです。 葉も花もどちらかというと地味なスミレです。

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 ヒガゲスミレは谷筋の空中湿度の高い場所に生えるようですが。この場所もニリンソウが生える沢沿いです。

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