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2023年5月

2023年5月31日 (水)

イボタノキ

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    (イボイタノキ 2023.5.26)
 咲きはじめのイボタノキです。 筒状で先の四裂した白い小さな花を、総状に小枝の先に密集して咲き、花序は先端が垂れます。全国どこでも見られるようです。

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 花が昨日のウツギと比べると花がちょっと小さいですが、良い香りがするので、すぐ気がつきます。

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2023年5月30日 (火)

ウツギ

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    (ウツギ 2023.5.26)
 この時期、白い花の木が次々と咲きますが、一番よく見かけるのがウツギです。今年は早くから咲き始めのましたが、場所により花期が違い、まだまだ綺麗な花が見られます。

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 ♫ 卯の花の 匂う垣根に…・ ♫のウツギですが、「にほふ」は古語で「色が美しく映える」という意味だそうです。

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2023年5月29日 (月)

ミヤマナルコユリ

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    (ミヤマナルコユリ 2023.5.25)
 深山の名前がつくと山奥に生えているように感じますが、低山の林で良く見れます。アマドコロやナルコユリと同じ仲間で花が緑白色で地味ですが、咲いている姿は風情があります。 ナルコユリに比べ葉の幅が広く、花のつき方も少し違います。

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   花はアマドコロやナルコユリのように直線状に茎の下に並ぶのでなく、左右に振り分けられるように、葉の裏に隱れるように咲きます。

 

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2023年5月28日 (日)

ホタルブクロ

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    (ホタルブクロ 2023.5.22)
 今年は渓谷沿いの山道はすっかり夏模様、ホタルブクロは例年6月中旬が見頃なのに、もう最盛期を過ぎた感じでした。最近、白い色のホタルブクロの花に会う事が多いですが、やはり昔から良く見ているこの色が一番好きです。

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    白い花の群落です。後ろは赤紫色の群落です。

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2023年5月27日 (土)

ハクサンハタザオ

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    (ハクサンハタザオ 2023.5.22)
 マイフィールドではまれに見られる花です。4月から咲く花ですが、花期の長い花でまだ見られました。小さい花ですが、真っ白の花は目立ちます。

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2023年5月26日 (金)

ニガナ

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    (ニガナ 2023.5.21)
 山道を歩いていると道の両側のニガナが目立ちます。人里でも沢山咲いていますのであちこちで良く見られる花です。 茎や葉を切ると苦みのある白い液がでるので苦菜と名前がついたそうですが、白い汁が出るキクの仲間は他にも色々あります。

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   一つ一つは貧弱な花です纏まって咲いているとなかなかきれいです。

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2023年5月25日 (木)

タツナミソウ

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    (タツナミソウ 2023.5.17)
 以前は市内の山で多く見られましたが、年々減って来ました。一方家の近くの林の方は今まで写真を撮れるような花は咲かなかったのですが、ここ数年、大分増え今年は丁度見頃の良い花が見られました。

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 カマキリのように頭を持ち上げ、みな行儀よく同じ方向を向いて咲いています。この様子を海岸に泡立つ浪にたとえ付けられた名前です。青紫色の花は緑の中でよく映えます。

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2023年5月24日 (水)

ハマボッス

 今年は花期が全く予想がつかず、気ままにフィールドを歩いています。思いがけず見頃のハマボッスに出会いました。

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    (ハマボッス 2023.5.16)
 浜というと砂浜を思い浮かべますが、当地では海岸の岩の割れ目や岩の上に咲いているものが多いです。サクラソウ科のオカトラノオの仲間です。白っぽい花ですが、わずかに赤っぽい感じがします。

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 和名の浜払子は白い花穂を払子(ホッス)に見たてといいます。払子は仏具でヤクの尾の白い毛や馬の尾などを束ねて柄をつけたはたきのようなものです。

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2023年5月23日 (火)

スイカズラ

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    (スイカズラ 2023.5.16)
 海岸で甘い香りを漂わせていました。香りが強いので、香りを感じにくい私にもこの香りはすぐわかります。咲き始めの新鮮な花が見られました。子どもの頃、この花を摘んで蜜を吸いました。(これから吸蔓の名前がついたそうです)

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2023年5月22日 (月)

レンリソウ

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    (レンリソウ 2023.5.16)
 しばらくぶりでレンリソウが見られました。私が知っている場所は1箇所しかないので見る機会が少ない花です。レンリソウはマメ科のストピーと同じ仲間です。 葉っぱに特徴があります。細い小葉が2~6個ありきれいに対生しています。

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2023年5月21日 (日)

ツルマンネングサ

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    (ツルマンネングサ 2023.5.14)
 例年、6月初めに見られるツルマンネングサが、散歩道で一面に広がっていました。茎が赤みを帯び、葉が3個づつ輪生しているのが特徴です。中国東北部に分布し、古い時代に帰化したようです。

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 花が開く直前は葯が橙赤色です。

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2023年5月20日 (土)

ノアザミ

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    (ノアザミ 2023.5.14)
 日本には60種ものアザミがありますが、ノアザミは野山でもっとも普通に見られるアザミです。例年5月下旬から6月に咲き出しますが、今年は早々と咲き始めました。なると良く似たノハラアザミは8月になるとが咲き出します。

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 紅紫色はよく目立ち、濃い緑の葉との調和も見事です。

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2023年5月18日 (木)

ワニグチソウ

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    (ワニグチソウ 2023.5.12)
 3年前、地元の山で初めて見つけました。ナルコユリやアマドコロの仲間ですが、葉の基部から伸びる花柄に屋根状に苞(苞葉)がつくのが特徴です。この仲間は淡緑色の地味な花ですが、風情がある植物です。

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 花を包んでいる苞が、神社やお寺にある平べったい鈴(鰐口)に似ている事から名づけられたそうです。

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2023年5月17日 (水)

アマドコロ

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    (アマドコロ 2023.5.12)
 この時期、山を歩いていると白い筒状の花をぶら下げたアマドコロが見られます。葉が上に向かって開くので花がよく見えます。

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 アマドコロに良く似たものにナルコユリがありますが、アマドコロと比べてナルコユリは葉が細長く、花の数が多いです。また、アマドコロの茎には稜があり切り口が角ばりますが、ナルコユリは稜がなく切り口がほぼ円形です。

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2023年5月16日 (火)

コゴメウツギ

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    (コゴメウツギ 2023.5.12)
 この時期ウツギ(空木)と名の付く花が色々咲いています。コゴメウツギはコゴメ(小米)の名前のように小さい花が散房状につきます。コゴメウツギはバラ科ですがとげはありません。

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  花弁は白ですが、萼筒のが内側が黄色いので遠くから見ると黄色っぽく見えます。

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2023年5月15日 (月)

ヒメヘビイチゴ

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    (ヒメヘビイチゴ 2023.5.12)
 湿ったところに咲くヒメヘビチゴが山道の沢沿いに沢山咲いていました。ヘビイチゴの名前がついていますがヘビイチゴの仲間ではなく。ミツバツチグリなどの仲間で実はヘビイチゴのように赤くなりません。実淡褐色~赤紫褐色に熟します。

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 花が小さく葉の裏が白いのが特徴です。

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2023年5月14日 (日)

カザグルマ

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    (カザグルマ 2023.5.11)
 一昨年、地元で初めて見たカザグルマが咲いていると花友さんに誘われ出かけました。田んぼを囲む丘陵地で何箇所かに残っています。自生のものはほとんと見られなくなりましたので、何時迄も残って欲しい貴重な場所です。

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 園芸種のクレマチスの原種で日本の野草の中では花が一番大型です。花の色は白色または淡紫色ですが、この場所のものは全て白色です。

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2023年5月13日 (土)

アヤメ

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    (アヤメ 2023.5.9)
 最近、マイフィールドでなぜかアヤメを見る機会がありません。家の近くの山でもいつの間に消えてしまいました。しばらくぶりで草むら見られました。アヤメとハナショウブを混同されていることがよくあります。水郷のアヤメ祭りで見られるのはハナショウブです。アヤメは乾いた場所に生え湿地には生えません。

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2023年5月12日 (金)

ヤブデマリ

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    (ヤブデマリ 2023.5.9)
 緑の中に真っ白なヤブデマリの花はよく目立ちます。山道で見ることが多いのですが、散歩道の丘陵で見られました。ガマズミの仲間で新分類でスイカズラ科からレンプクソウ科に変わりました。

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 ムシカリやカンボクと同じ仲間ですので花はそっくりです。

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2023年5月11日 (木)

ノイバラ

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    (ノイバラ 2023.5.9)
 茨城県の県花のノイバラが早々と咲き始め、もう満開状態でした。4、5年前までは5月下旬に咲き始めを撮影していましたが、年々早くなり今年はさらに非常に早い開花です。

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 当地に自生している野ばらはモリイバラとノイバラ・テリハノイバラですが。モリイバラハは稀で、まだ地元では見ていません。まだ痛んでいない花を探して撮りました。

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2023年5月10日 (水)

コメツブ・クスダマ(ツメクサ)

 どちらも帰化植物ですが,好きな花です。

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    (コメツブツメクサ 2023.5.8)
 ヨーロッパ~西アジア原産の帰化植物です。花や葉が小さいので米粒の名がつけられたようです。別名キバナツメクサと呼ばれています。

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    (クスダマツメクサ 2023.5.8)
 こちらは花がくす玉のように見える事から名前がついたようです。コメツブツメクサと比べると球状に集まった花数が多いのでコメツブツメクサに比べ花穂は大きいです。

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2023年5月 9日 (火)

ミヤマハコベ

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    (ミヤマハコベ 2023.5.5)
 ハコベの中では花が大きく良く目立ちます。沢沿いや、少し湿った山道で見られます。花期が長く4月中旬から7月頃まで見られます。

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2023年5月 8日 (月)

ラショウモンカズラ

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    (ラショウモンカズラ 2023.5.5)
 少し湿った林や山で見られます。当地では何カ所かに咲いていますが、そう多くはありません。明るい林内に咲く紫色は遠くからもよく目立ちます。

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 花茎は直立しますが、花の後は蔓性の走出枝が地面を這います。 ラショウモンの名は花の様子を羅生門の鬼の腕に例えたそうですが、あまりピンときません

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2023年5月 7日 (日)

ウワバミソウ

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    (ウワバミソウ 2023.5.5)
 水際や湿地に生える雌雄異株の多年草植物です。ウワバミ(大蛇)の住みそうな所に生えている草という意味から名付けられました。東北地方では「ミズナ」や「ミズ」と呼び山菜として食べられています。

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 写真はどちらも雄花(雄株)です。雌花序には柄がなく、秋になると茎の葉が出ている部分にむかごできます。東北に行くとむかごを塩漬けにしたものが売られています。

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2023年5月 6日 (土)

クワガタソウ

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    (クワガタソウ 2023.5.4)
 珍しい花ではありませんが、見る機会が少ない花で、久しぶりの撮影です。花は薄い紅色で紅紫色のすじがあります。今回、2箇所で見ましたが、最初の場所は白花でした。

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 こちらは普通見られる薄い紅色でした。この仲間は花をさわるとぽろっと落ちてしまうので写真を撮る時も要注意です。

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2023年5月 5日 (金)

カヤラン

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    (カヤラン 2023.5.1)
 カヤランは樹の幹に着生するランです。。2010年びっしりと付いていた場所は6年後にに全て剥ぎ取られてしまいました。昨年、新たに見つけた場所は出遅れ花は終わっていました。剥ぎ取られた場所に行って見ました。

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 剥ぎ取られた場所の近くの樹に数株復活し、今年は綺麗に咲いてくれました。3株ほど見られました。

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2023年5月 4日 (木)

オオタチツボスミレ

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    (オオタチツボスミレ 2023.4.29)
多雪地に多いスミレで、地元では見られないスミレです。タチツボスミレより大型で距が白いのが特徴です。葉もタチツボスミレより大きく、葉脈がへこんでいます

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 今年も群馬県で見てきました。今年はスミレも花期が早く心配しましたが、綺麗な花が見られました。

 

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2023年5月 3日 (水)

コミヤマスミレ

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    (コミヤマスミレ  2023.5.1)
 地元では一番遅く咲く日本特産のスミレです。今年は他のスミレ同様に早めの開花で花は少なめです。湿った場所を好み、葉の表面に毛が有り、ふわっとした感じで他のスミレとは違った感じの葉です。

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 花弁は細く、フモトスミレに似ています。花は直径1.5cmの清楚なスミレです。

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2023年5月 2日 (火)

ホタルカズラ

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    (ホタルカズラ  2023.4.27)
 家の近くの林脇の日当りの良い草むらで見られるホタルカズラ、以前工事で掘られ消えてしまったものが復活しました。その年の草刈り状況で花数が変わり、今年は花数が多いようです。

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 花はきれいな青紫色ですが,写真に撮るとなかなか実物の色が出ません。花の色を螢の光にたとえたそうです。

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2023年5月 1日 (月)

コキンバイ

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    (コキンバイ  2023.4.23)
 中部地方以北の山地で見られえる花です。見る機会が少なく、福島県、長野県で見ていますが、地元では初めての出会いです。県植物誌では稀に見られるとなっていますので、地元でも限られた場所にしか生育していないようです。

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 花は他のキンバイの名がつく、イワキンバイやツルキンバイと良く似ていますが、葉の形が違うので見分けられます。

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