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2023年6月

2023年6月30日 (金)

キンセイラン

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    (キンセイラン 2023.6.26)
 4年前、マイフィールドで見つけたキンセイラン、昨年は行けなかったので、花友さんと確認に行ってきました。3年間は綺麗な花が見られましたが、今年は不作の年のようで花がほとんど見られませんでした。写真を撮ったのはこの一株だけでした。株数は多いので来年以降の楽しみです。

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2023年6月29日 (木)

ウツボグサ

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    (ウツボグサ 2023.6.26)
 午後から家の近くの山を散歩中、毎年7月に見ているウツボグサが一面に咲いていました。海の見える展望台の広場の草むらです。紫色のこの花を見ると、「夏が来たなあ」と感じます。

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 一つの花穂に付く花は数十個はありますが、同時に咲く事はなく、同時に咲いているには十数個のようです

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2023年6月28日 (水)

チダケサシ(乳茸刺)

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    (チダケサシ 2023.6.24)
 淡いピンク色のチダケサシが咲きだしました。良く似た湿ったアカショウマもこの時期に見られますが、アカショウマはは花序の先が垂れますが、チダケサシの花序は直立しています。沢の脇の草むらに群生していました。

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 こちらは上の近くの低山の草むらで見られました。田舎で子供の頃チチタケは良く獲りましたが、チダケサシ(乳茸刺)に刺して持ち帰った記憶はありません。

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2023年6月27日 (火)

クサレダマ

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    (クサレダマ 2023.6.24)
 湿った草むらなどに咲きます。オカトラノオと同じ仲間です(サクラソウ科オカトラノオ属)。草むらの中に満開状態の花が沢山咲いていました。緑色の草と黄色い花の色合いが良い感じです。

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 和名は草連玉で熱帯で栽培されるマメ科の連玉(レダマ)に似ている草ということで名づけられたそうです。

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2023年6月26日 (月)

ヌマトラノオ

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    (ヌマトラノオ 2023.6.21)
 オカトラノオは何処でも見られますが、ヌマトラノオは見る機会は少ないです。花はオカトラノオと同じですが、オカトラノオのように花の先が垂れ下がらず、直立して咲いています。葉もちょっと細身です。

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 ヌマトラノオは湿った所に生えています。海岸脇の林で見られました。

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2023年6月25日 (日)

ノギラン

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    (ノギラン 2023.6.21)
 夏の草原でよく見られますが、マイフィールドでは海岸脇の林で見られます。ノギランも今年は開花が早いです。この場所は例年は7月です。下から開いて行きますが、大分上まで開いていました。

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 蕾が黄褐色のものが多いですが、緑色のものもあります。ランの名が付いていますがランではなくノギラン科です。

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2023年6月24日 (土)

オオバギボウシ

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    (オオバギボウシ 2023.6.21)
 例年より一ヶ月早く咲き出しました。ギボウシの仲間は日本に10種以上が自生しています。良く知られているのはオオバギボウシとコバギボウシです。花は淡紫色か白色です。これは白い美人さんでした。

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 ギボウシは蕾の集まりが橋の欄干の上に帽子のようについている擬宝珠(ぎぼし)に似ているからついた名前です。

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2023年6月23日 (金)

セイヨウミヤコグサ

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    (セイヨウミヤコグサ 2023.6.20)
 道路の法面に咲いていたセイヨウミヤコグサです。ミヤコグサとの区別は難しいですが、私は花数で見分けています。セイヨウミヤコグサの方が花数が多いです。萼筒と萼片の長短、葉や茎に生える毛の有無、も違いが出る傾向があるようですが個体によって微妙です。

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2023年6月22日 (木)

オカトラノオ

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    (オカトラノオ 2023.6.19)
 日当りの良い草むらで良く見られるサクラソウ科の初夏の花です。毎年、田んぼの脇や散歩道の草むらで見ていますが今年は山道の草むらものです。最盛期をちょとすぎていますが、良い雰囲気で咲いていました。

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 これは咲き始めたばかりです。

 

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2023年6月21日 (水)

ネジバナ

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   (ネジバナ 2023.6.17)
 ランという盗掘されて、減っているものが多いですが、このランだけは盗掘も少なく、掘られても減る事はないようです。墓地の芝生に沢山、咲いていました。白花もよく見られるのですが、一株だけでした。

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 別名モジズリ(捩摺:ねじれ模様に染めた絹織物)というきれいな名前をつけられており、らせん状に下から上に咲き上がる様子が魅力的です。

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2023年6月20日 (火)

ウリノキ

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    (ウリノキ 2023.6.17)
 隣町の岩山を歩いてきました。ウリノキがあちこちで花を咲かせていました。小さい花が葉陰に隠れるようにぶら下がっているので、見過ごしてしまうことも多いです。白い6個の花弁がくるりと外側に巻き込み、黄色の雄しべと白色の雌しべが垂れています。

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2023年6月19日 (月)

ムラサキシキブ

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    (ムラサキシキブ 2023.6.14)
 今年はムラサキシキブの花付きが良いようで、あちこちで綺麗な花が見られます。色合いも濃いものが目立ちます。秋の紫色の実は目立ちますが、桃紫色の小さい花はあまり目立ちません。

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2023年6月18日 (日)

長野遠征で見られたスミレ

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    (ウスバスミレ 2023.6.10)
 亜高山の針葉樹林下に咲く地味なスミレです。見る機会はあまりありませんが、昨年に続き見られました。

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    (チシマウスバスミレ 2023.6.10)
 高層湿原で見られるスミレで、昨年は確認できませんでしたが、今年は見られました。初めての出会いです。尾瀬で何度か探しましたが、見つかりませんでしたので嬉しい出会いです。

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    (オオバタチツボスミレ 2023.6.10)
 湿原で見られる北方系のスミレで、本州では生育地が限られています。大型のスミレで花も大きく色の濃いものが多いので見ごたえがあります。尾瀬で何度か見ています。

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2023年6月17日 (土)

ハマカキラン

 海岸沿いのクロマツ林の砂地に自生するハマカキラン、亜高山帯の林下に自生するエゾスズランの変種とされてきましたが、DNAに差異がないことから、現在はハマカキランはエゾスズランと同種になりました。

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    (ハマカキラン 2023.6.7)

 市内の群生地が市の開発計画で消えてからは、隣町の海岸で見ていました。そこも数年前には消えかかっていました。何年ぶりで行って見たら嬉しい事に20株ほどに増えていました。

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2023年6月16日 (金)

ムシトリナデシコ

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    (ムシトリナデシコ 2023.6.7)
 江戸時代にヨーロッパから渡来したムシトリナデシコが海岸の砂浜に野生化していました。子供の頃花壇などに植えられているのを良く見ていたので、撮影対象ではなかったのですが、草むらにマッチしていたので撮って見ました。

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2023年6月15日 (木)

ツルアリドオシ

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    (ツルアリドオシ 2023.6.6)
 昨年、一面に咲いていた場所に昨年より一週間前に行って見ました。今年も昨年と同じように綺麗に咲いていてくれました。

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 赤い実をつけます。花は柄の先に2つ付けますが、実は1つだけ。ちなみにアリドオシの別名は1両です。

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2023年6月14日 (水)

高原の花

 花友さんに誘ってい頂き、10日に長野県の高原に行ってきました。天気にも恵まれ、久しぶりの県外遠征、楽しい1日でした。

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    (コミヤマカタバミ)
 ミヤマカタバより標高の高いところで見られ、ミヤマカタバより葉も花も小さく花の基に黄色い斑が入っています。

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    (ルイヨウボタン)
 地味ですが、じっくり見ると美しい花です。和名は類葉牡丹で葉が牡丹に似ていることからきています。

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     (サンカヨウ)
 山地から亜高山の林内で見られます。真白な花は濃い緑の葉に良く映えます。

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    (タテヤマリンドウ)
 高山から亜高山帯の湿原に生えるハルリンドウの高山型変種です。

 

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2023年6月13日 (火)

ジガバチソウ

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    (ジガバチソウ 2023.6.6)
 クモキリソウはあちこちで見られるのですが、ジガバチソウは市内の山ではなかなか見られません。以前から見ている山で細々と残っているものです。今年も数株しか見られませんでした。
和名は「似我蜂草」で、花の姿を蜂に見立て付けた名前と言います。

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2023年6月12日 (月)

クモキリソウ

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    (クモキリソウ 2023.6.6)
 クモキリソウも見頃な花にもなかなか出会えません。今年は皆んな花期が早いので早めに行って見ました。一番上の方がまだ蕾の新鮮な花が見られました。とは言っても写真は淡緑色なので、木漏れ日に邪魔されたり、青かぶりしたり、林が暗かったりで、なかなかうまく撮れません。

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2023年6月11日 (日)

ウメガサソウ

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    (ウメガサソウ 2023.6.5)
 オオウメガサソウを見た後、赤松林を散策、最盛期を過ぎていましたが、ウメガサソウがなんとか見られました。名前は花の形が梅に似ていて笠のように下向きに咲くために付けられたそうです。 花が下向きに咲きますのでロウアングルにしないと花の中は見えません。

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2023年6月 8日 (木)

エビヅル

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    (エビヅル 2023.6.2)
 藪で野生のブドウの仲間のエビヅルの花が咲き始めました。秋の紅葉や実の時期は目立ちますが、花は地味なので,花の時期にはあまり目に入りません。雌雄別株でこれは雄花(雌株)です。

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 秋に黒く熟し甘酸っぱく、美味しいです。

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2023年6月 7日 (水)

オオウメガサソウ

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    (オオウメガサソウ 2023.6.5)
 2年ぶりにオオウメガサソウを見てきました。咲き始めで、咲いている株は数株でした。株数は増えていますが、花付きの良い株は少なくなってきているようです。北海道、青森県、岩手県、茨城県の限られた地域に生育しており、赤松の根共生菌と共生しています。

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 ウメガサソウより大きいことからオオウメガサソウと名付けられました。

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2023年6月 6日 (火)

イヨカズラ

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    (イヨカズラ 2023.6.31)
 しばらくぶりでイヨカズラの花が見られました。茨城県植物誌では海浜で普通に見られるとなっていますが。なかなかお目にかかれない花です。愛媛県の伊予で発見されたのでこの名がついています。

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2023年6月 5日 (月)

コモチマンネングサ

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    (コモチマンネングサ 2023.5.31)
 田植えが終わった田んぼの畔のあちこちで咲いていました。マンネングサの仲間は花がみな同じですが、コモチマンネングサは葉の基部に2,3対の珠芽(むかご)を付けますので区別がつきます。

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 種はできず 葉のもとに小さな芽(むかご)ができ、それがぽろぽろ落ち発芽し繁殖します。それで「子持ち」の名がついています。

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2023年6月 4日 (日)

ウグイスカグラの実

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    (ウグイスカグラ 2023.5.29)
 実なりの良いものにはなかなか出会えませんが、家の近くの林で実の付きが良いウグイスカグラに出会いました。熟した実は鮮やかな赤で緑濃くなった林の中で良く目立ちます。

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 ほんのりした甘みがあります。子供の頃はサガリンコと呼び、山遊びの時、よく食べた懐かしい味です。

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2023年6月 3日 (土)

イチヤクソウ

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    (イチヤクソウ 2023.5.29)
 家の近くの林のイチヤクソウです。白い小さな花を下向きに咲かせるので、目立ちません。花数が昨年より少なくなっていました。名前の由来は全草を1本まるごと乾燥させて薬用にすることから「一薬草」となったと言われているようです。

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2023年6月 2日 (金)

サイハイラン

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    (サイハイラン  2023.5.28)
 サイハイランはあちこちで見かけるのですが、花期が難しく、最盛期の花を水平に開いた状態のものにはなかなか出会えません。今年も7、8分ほど開いた状態でしたが、株数が多く見事でした。

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 紅紫色の地味な花ですが、見つかると掘られてしまう事も多いようです。 フィルムの時代に山の中で一度だけ淡い黄色のサイハイランを見た事がありますが、それ以来出合っていません。

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2023年6月 1日 (木)

コアジサイ

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    (コアジサイ  2023.5.27)
 今年もお気にりコアジサイがあちこちの山で咲き出しました。そろそろ梅雨に入りそうですので雨に濡れたコアジサイが見られそうです。新分類ではユキノシタ科からアジサイ科と独立した科になっています。

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 アジサイの仲間(アジサイ属)ですが、装飾花がなく地味ですが淡い青色の花はおもむきがあります。

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