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2023年7月

2023年7月31日 (月)

ニガクサ

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    (ニガクサ  2023.7.29)
 家の近くの散歩道のニガクサは大分前に花は終わりましたが、沢沿いの山道ではまだ綺麗な花が見られました。色も散歩道の株より少し濃いようです。シソ科の花です。シソ科の花は小さく可愛いものが多いですが、ニガクサも花冠が1cmほどの小さい花が穂状に沢山付きます。

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 和名は「苦草」ですが葉や茎など、どこも苦くはないそうで、語源は不明のようです。

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2023年7月30日 (日)

ハグロソウ

 一ヶ月ぶりで渓流沿いの山道散策です。

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    (ハグロソウ  2023.7.29)
 花は終盤でポツリポツリ花が残っている状態でした。花柄に1、2個の花しか付けない花ですので、さびしい感じですが、鮮やかな紅紫色ですので緑の中で、小さい花ですが良く目立ちます。

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2023年7月29日 (土)

ウリカワ

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    (ウリカワ  2023.7.26)
 昔は田んぼでよく見られましたが、水田に入り込むと駆除が厄介なので駆除されていること多く、水田では滅多に見られません。久しぶりで田んぼの縁で見られました。例年、8月末に見ていますが、この暑さで咲き始めていました。

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 こちらはいつも見ている場所の田んぼ脇の用水路で咲いていたものです。 花は雄花です。(柄がが葯が黄色です)下部に付く花序に柄がない雌花で花は終わっています。

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2023年7月28日 (金)

サナエタデ

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    (サナエタデ  2023.7.26)
 タデの仲間の中では花期が早く、今年も6月から咲き始めていました。タデの仲間の花はみな似たような感じですが、花の咲き方、托葉鞘などので見分けます。

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2023年7月27日 (木)

コケオトギリ

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    (コケオトギリ  2023.7.26)
 苔の名前が付いているように、花が直径1センチに満たない小さなオトギリソウの仲間です。夏の田んぼの淵や休耕田など湿った場所で見かけます。秋には葉が紅葉し、綺麗です。オトギリソウの仲間には花弁や葉に黒点がありますが、コケオトギリには黒点がありません。

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2023年7月26日 (水)

クサギ

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    (クサギ  2023.7.25)
 毎日、真夏の陽気が続き、色々な夏の花が次々と咲き出していますが、8月にしか見ていないクサギが咲きだし、びっくりです。花は甘い強い香りがするのですが、何故か香りがしません。あまりの暑さのせいでしょうか?。色合いもあまりよくありません。

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2023年7月25日 (火)

スベリヒユ

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    (スベリヒユ  2023.7.23)
 夏の畑の定番の雑草です。田舎育ちの私には子供の頃からのお馴染みの花です(名前は知りませんでしたが)。マツバボタンの仲間ですので種が多数でき、あっという間に増えます。

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 スベリヒユの根は大根のように真白ですが、この根を手で何回かしごくと人参のように赤くなります。この根を「ごんべさんが酔っぱらった」と言いながらしごいて遊んだ思い出があります。

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2023年7月24日 (月)

オモダカ

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   (オモダカ  2023.7.21)
 田んぼの代表的な雑草があちこちの田んぼで咲いています。左のやじり形に見えるのが葉です。この形が人の顔のように見えるので付いた名前です。この形は家紋などにも使われています。沢潟(おもだか)日本十大紋の一つだそうです

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 茎の上の方の節ごとに白い花が3個ずつ輪生します。黄色いのは雄しべで雄花です。下の方の緑色は雌しべで雌花です。

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2023年7月23日 (日)

コマツナギ

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    (コマツナギ  2023.7.17)
 海岸脇の草むらでコマツナギが地を這うように伸びていました。色合いがちょと薄い上品な色合いでした。大きな木になる外来種のコマツナギはあちこちで多く見られるようになり、在来種のコマツナギの方は見ることが少なくなってきています。

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2023年7月22日 (土)

ハマゴウ

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    (ハマゴウ  2023.7.17)
 真夏の海岸の花で、2017年までは8月が開花時期でしたが、2018年以降は毎年7月に開花しています。花が次々と咲き、落ちるのが早いので、こんなに花数の多いものはななか見られません。

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 葉を線香の原料にしたことから「浜香」の名が生まれ、これが転訛してハマゴウになったといれています。ハマゴウは今までの分類ではクマツヅラ科でしたが新分類ではシソ科になっています。

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2023年7月21日 (金)

カワラナデシコ

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    (カワラナデシコ  2023.7.17)
 別名ヤマトナデシコといわれるのはこの花です。大和撫子は「かわいい日本女性を表す」言葉になっていますので、昔から日本全国でよく見られたのでしょう。最近は里山などでは以前に比べ、だいぶ個体数が減ってきているように感じます。

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  秋の七草の一つです。夏真っ盛りの時期から花を咲かせ、現代の暦とは若干ズレてしまいますが、旧暦の秋は7月~9月にあたります。この時期に咲く花を、昔の人は秋の七草と名付けました。

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2023年7月18日 (火)

クズ

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    (クズ  2023.7.16)
 秋の七草のクズが咲き始めていました。例年は8月末から9月が見頃です。昔は有用植物として役立っていましたが、繁殖力が強くあちこちにはびこるので最近は厄介者扱いにされています。

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2023年7月17日 (月)

イヌゴマ

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    (イヌゴマ  2023.7.15)
 今年は中々良い株が見つかりませんでしたが、隣町の田んぼ道を散歩中、一面紅色の群落に出会いました。今年一番の暑さで、汗びっしょりになりながらの撮影です。あまりの暑さに早々と引き上げました。

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 ゴマの名がついていますがゴマ科ではなくシソ科です。種がゴマに似ているが食べられないのでイヌゴマという名がつけられました。

 

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2023年7月16日 (日)

スカシユリ

  ヤマユリは山から海岸まで咲きますが、スカシユリは地元ではハマユリとかイワトユリと呼ばれ、海岸の砂地や岸壁に生えています。山の岩場ではミヤマスカシユリが見られます。

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    (スカシユリ  2023.7.13)
 この場所は海水浴場近くの砂浜です。海開き前になると咲き出します。今年は一週間早く咲き出したようで満開状態でした。花弁と花弁の間が透けて見えることから「透し百合」と名づけられています。

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 北部の海岸の岸壁のものは少し遅れt咲き出します。

 

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2023年7月15日 (土)

ムラサキウマゴヤシ

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    (ムラサキウマゴヤシ  2023.7.11)
 日本で見られるウマゴヤシの仲間(マメ科ウマゴヤシ属)は全て帰化植物です。牧草として入ってきたものが野生化したもので、飼料としてウマに与えると肥えるということから,ウマゴヤシ(馬肥し)という和名がつきました。

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 ウマゴヤシの仲間は花が黄色ですが、このムラサキウマゴヤシだけは紫色です。紫色の花は好きなので帰化植物ですがお気に入りの花の一つです。

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2023年7月14日 (金)

ヤマユリ

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    (ヤマユリ  2023.7.10)
 マイフィールド(日立市近辺)の夏の風物詩のヤマユリが咲き始めました。山から海岸まで、林や土手の草むらなどでで見ることができます。場所により花期がかなり違いますので、1ヶ月くらいはあちこちで楽しめます。

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 隣町の丘陵の林に咲くヤマユリです。イノシシの増加で山のヤマユリは減ってきていますが、住宅地近くの林や海岸では多く見られます。

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2023年7月13日 (木)

アキノタムラソウ

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    (アキノタムラソウ  2023.7.9)
 春と夏の名がついているハルノタムラソウ、ナツノタムラソウもあります。花の咲く時期により名付けられました。これから夏本番ですが、アキノタムラソウは花の時期が11月頃までと長いです。

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 綺麗な紫色の涼しげな色の花です。シソ科なので、よく見るとおもしろい形をした花です。

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2023年7月12日 (水)

ミゾカクシ

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    (ミゾカクシ  2023.7.9)
 夏の田んぼの畔でよく見られたミゾカクシ(別名アゼムシロ)、あまり見られなくなりました。花の形は山野の湿地で見られるサワギキョウの花を小さくしたよう感じです。(サワギキョウと同じキキョウ科ミゾカクシ属です)散歩道の田んぼ脇に群生していました。

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2023年7月11日 (火)

ツユクサ

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    (ツユクサ  2023.7.9)
 ツユクサは6月から咲き始めますが、綺麗な花が見られるのは8月から9月になってからですが、今年は早めに色鮮やかな花が見られます。花は朝に咲き、昼にはしぼんでしまいます。

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 雄しべは6本あり、上の3本の葯は明るい黄色でよく目立ちますが、花粉を出さない仮雄蘂のようです。

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2023年7月10日 (月)

ヘクソカズラ

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    (ヘクソカズラ  2023.7.9)
 マイフィールドでは8月に見頃になるヘクソカズラがあちこちで見頃を迎えています。かわいそうな名前ですが、白色で縁取られた紅紫色の花はいつ見ても可愛い花です。花冠の内側も紅紫色です。

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 線路脇の土手に垂れ下がるように茂っていました。こうしてみると園芸の花に負けません。

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2023年7月 9日 (日)

ヨウシュヤマゴボウ

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    (ヨウシュヤマゴボウ  2023.7.8)
 北アメリカ原産の有毒植物です。この仲間の根はゴボウに似ているようです。花は白色でわずかに紅色を帯びますが花弁はありません。右は緑色の実になっています。熟すと黒紫色になります。

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 ほとんど実になっています。

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2023年7月 8日 (土)

ヤブコウジ

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    (ヤブコウジ  2023.7.3)
 ヤブコウジ、センリョウなどヤブコウジの仲間は冬に実を見る事は多いのですが、花は目立たないので見そびれてしまいます。花は小さく(直径5mmから6mm)、色も白っぽく地味です。

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 近くの海岸の林で見頃の花の群落を見つけました。雄しべは5個、葯(花粉を包む袋)は狭卵形で紫色の斑点が並んでいます。葯の間から飛び出しているのは雌しべの花柱です。

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2023年7月 7日 (金)

ワルナスビ

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    (ワルナスビ  2023.6.30)
 名前からして、悪そうな帰化植物です。葉や茎に鋭い刺があり、繁殖力も強く、茎葉や果実にアルカロイドが含まれるため農地に入ると困る害草です。白色と淡紫色のきれいな花を咲かせます。散歩コースの堤防の土手の草むらに咲いていました。

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2023年7月 6日 (木)

セリ

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    (セリ  2023.7.1)
 セリは春の七草なので良く知られていますが、花は暑いこの時期に咲くので見る人は少ないかも知れません。田んぼの脇や休耕田で咲き出しています。緑の葉の中の白い花は涼しげです。

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 小さい花ですが、アップで撮るとこんな花です。

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2023年7月 4日 (火)

ヒルガオ

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   (ヒルガオ  2023.6.29)
 梅雨に入ると、綺麗な花を咲かせるヒルガオですが、畑に入り込むと厄介です。白い地下茎を伸ばし。とってもとっても出てきます。白い地下茎が少しでも残っているとすぐに芽を出します。

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 花がきれいだといって畑には残しておく訳にもいきません。これは散歩の草むらのものです。

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2023年7月 3日 (月)

ハンゲショウ

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    (ハンゲショウ  2023.6.29)
 田んぼ脇の湿った草地の咲いていました。夏至から数えて11日目が半夏生ですが、その頃咲くのでハンゲショウの名前が付いたとも、花が咲く頃、葉も表だけ白く化粧をしたようになるので半化粧が由来とも言われているようです

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 白くなるのは、花序周囲の葉です。

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2023年7月 2日 (日)

ハマナデシコ

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    (ハマナデシコ  2023.6.28)
 梅雨に晴れ間、蒸し暑いので海岸に出かけましたが、日差しが強く岩からの照り返しで歩いです。鮮やかなハマナデシコが見頃になっていました。海岸性の植物は葉が厚いのが特徴ですが、ハマナデシコも厚くて光沢があります。

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2023年7月 1日 (土)

ヤマアジサイ

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    (ヤマアジサイ  2023.6.27)
 園芸のアジサイは色とりどりで花も大きいものが多く、それそれで見応えがありますが、マイフィードの山中でひそりと咲くヤマアジサイはお気に入りです。当地では白色しか見られません。白い花は優しい感じがします。

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