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2023年8月

2023年8月31日 (木)

ウスゲチョウジタデ

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    (ウスゲチョウジタデ  2023.8.24)
 猛暑で日中は散策できないので、午前中早めに散歩です。田んぼの淵にウスゲチョウジタデが咲いていました。 チョウジタデに似ていますが、花弁はふつう5数性でチョウジタデよりもやや大きく、茎が緑色(チョウジタデはが赤みを帯びます)です。

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 タデという名前がついていますがタデの仲間ではありません。マツヨイグサと同じアカバナ科です。 名前の由来は花の形が丁字形で葉がタデの仲間に似ているためと言われます。

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2023年8月30日 (水)

タチフウロ

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    (タチフウロ  2023.8.22)
 
家の近くの山で細々と生育するタチフウロです。ひょろっと伸びて草に寄りかかるように咲いています。今年は3株しか見られず、花も数個しか見られませんでした。高原で見るハクサンフウロなどと比べるとちょっと寂しいですが、地元で見られる花はやはり良いですね。

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2023年8月29日 (火)

ツルフジバカマ

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    (ツルフジバカマ  2023.8.21)
 8月から秋にかけて、赤紫のきれいな花を咲かせるマメ科の植物です。茎がつるになり、巻きひげをつかって周りのものに巻き付きます。もっと色の濃いものが多いのですが、この場所のものは色が薄いです。

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2023年8月28日 (月)

ヌスビトハギ

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    (ヌスビトハギ  2023.8.22)
 こんなかわいい花に盗人の名前をつけるとは。果実が泥棒の忍び足の足跡に似ているので名付けられたと書かれているものが多いですが、かぎ形の短毛があり果実が知らぬ間に衣服に付着するからとも言われています。

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 ハギの名がついていますが、ハギ属ではなくヌスビトハギ属という別属に分類されています。

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2023年8月27日 (日)

ミズタマソウ(水玉草)

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    (ミズタマソウ  2023.8.22)
 草丈20~50cmの小さな目立たない花です。山の木陰などに生えています。一般の人にはなかなか見てもらえない花の一つでしょうか。花びらが2枚と言う変わりものです。水玉草という涼しげな良い名前を付けてもらった草です。

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 果実にカギ状の曲がった毛を密生し、露が光る果実の姿を水玉にたとえたものです。

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2023年8月26日 (土)

シロバナサクラタデ

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    (シロバナサクラタデ  2023.8.21)
 マイフィールドでは早く咲き出すタデですが、例年は9月からです。タデの女王はサクラタデですが、シロバナサクラタデもなかなか可愛い花です。これからタデの仲間が次々と咲き出します。

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 花がサクラタデに良く似ていますが、小さく、色が真っ白でサクラタデより花序枝が多く、先が垂れ下がることが多いです。

 

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2023年8月25日 (金)

ハッカ

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    (ハッカ  2023.8.19)
 田んぼの縁でハッカが咲いているのを見かけました。 湿地や田んぼ縁の草むらなどで良く花を見かけます。淡紫色の優しい感じの花です。スッとする清涼味は、ハッカに含まれるメンストールの成分で、軟膏などの薬にも使われています。

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2023年8月24日 (木)

ヒナノキンチャク

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    (ヒナノキンチャク  2023.8.17)
 先日、マツバニンジンを見に行った場所で見られらました。絶滅危惧種でマツバニンジンと同じ場所で見られることが多いようです。マツバニンジンと同様、株が減ってしまい細々と咲いており、こちらも、消えてしまいそうで心配です。

 

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2023年8月23日 (水)

オグルマ

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    (オグルマ  2023.8.18)
 今年は7、8月と雨がほとんど降らず、暑さも厳しく植物にとっても大変な夏です。そんな休耕田でオグルマが元気に咲いていました。 放射状に奇麗に並んだ舌状花が見事です。この舌状花を小さな車に見立て「小車」の和名が付いたそうです。

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2023年8月22日 (火)

ヒキヨモギ

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    (ヒキヨモギ  2023.8.17)
 しばらくぶりでヒキヨモギが見られました。ヒキヨモギは半寄生植物です。葉緑素を持ち自分で光合成を行いますが、イネ科植物などの根からも栄養を吸収します。日当たりの良い草地で見られる花です。

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 ヒキヨモギの名の由来を調べて見ると葉がヨモギの葉に似ているからというのとヨモギに寄生するからという二つの説があるようです。

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2023年8月21日 (月)

マツバニンジン

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    (マツバニンジン  2023.8.17)
 2007年マイフィールドで思いがけず出会った絶滅危惧種です。4年ぶりに様子を見に行って見ました。少しずつ株数が増え、4年前は30株ほど確認できました。今年は株が見えません。周りを探し、なんとか草むらで4株だけ・・・

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 7、8月と雨が降らなかったせいか??。消えてしまいそうで心配です。

 

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2023年8月20日 (日)

ザクロソウ

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    (ザクロソウ  2023.8.13)
 帰化植物のクルマバザクロソウはよく見かけますが、この在来種のザクロソウはあまり見かけなくなりました。畑や道端で見られます。花はクルマバザクロソウ同じですが、葉の数、花の付き方が違います。

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 透き通った白っぽい花(花弁ではなく萼片)で、葉の形がザクロの葉に似ているのでついた名前と言います。

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2023年8月19日 (土)

サネカズラ

 秋に真っ赤な綺麗な実をつけるので毎年、撮影していますが、花は葉っぱに隠れて目立たず、なかなか撮影できません。蕾は多いのですが、ポツリポツリと咲き、すぐ落ちてしまうようです。

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    (サネカズラ雄花  2023.8.13)
 花びらから真っ赤な雄しべの集合体が見えます。雌花に比べ色鮮やかで目立ちます。

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    (サネカズラ雌花  2023.8.13)
 黄緑色に見えるのが雌しべの集合体です。

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2023年8月18日 (金)

ガガイモ

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    (ガガイモ  2023.8.13)
 暑い時期に咲く花です。田圃道の脇の草むらで咲いていました。7時過ぎですが、汗だくなりながらの撮影です。花の色が薄いのであまり目立ちませんが葉の緑色が濃いので、目につきます。

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 淡い紫色の花ですが、日差しが強く、色が薄く見えます。地味な花ですが、よく見るとかわいい花です。

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2023年8月17日 (木)

オオニシキソウ

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   (オオニシキソウ  2023.8.10)
 トウダイグサ科の帰化植物です。トウダイグサの仲間はみな花は地味ですが(ノウルシやナツトウダイなどは葉がきれいなのでそれなりに目に入ります)、コニシキソウやオオニシキソウは普通の人が見たら、つまらない雑草にしか見えないでしょう。

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2023年8月16日 (水)

アメリアカゼナ

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    (アメリアカゼナ  2023.8.10)
 夏から秋にかけて田んぼで良く見られる帰化種のアメリカアゼナです。在来種のアゼナは少なくなっており、目に入るのはアメリカアゼナばかりです。在来種のアゼナは葉に鋸歯がありませんがアメリカアゼナには葉に波状に鋸歯があリます。

 

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2023年8月15日 (火)

クルマバナ

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    (クルマバナ  2023.8.8)
 夏の田んぼ周りの草むらなどで良く見られる花ですが、しばらく見ていませんでした。里山の草むらで見られました。図鑑などでは山の花となっていました。花を車状に数段につけるので「車花」の名前がついていますが、車状に奇麗に花が付いているものにはあまりお目にかかりません。

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2023年8月14日 (月)

ガンクビソウ

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    (ガンクビソウ  2023.8.8)
 花は地味ですが、良く見ると面白いかっこうをしています。この頭花の形が煙管(キセル)の雁首に似ていることからついた名前です。この時期、山道のあちこちで見られます。

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2023年8月13日 (日)

アイナエ

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    (アイナエ  2023.8.8)
 暑い時期に咲く花です。日が出ると暑いし、日が出ないと花は開かないし、今年はこの暑さで、渋っていましたが、ようやく出かけて見ました。もう実になっているものが多く、雨が降らないので花も少なく、あまり元気がありませんでした。

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 汗だくになりながら、ちょっとの風に揺れる直径2~3mmの小さな花と悪戦苦闘です。

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2023年8月12日 (土)

キキョウ

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    (キキョウ  2023.8.8)
 子供の頃はお盆になると、里山からキキョウ、オミナエシをとってきて仏前に供えました。どちらも秋の七草ですが、最近は自生のものはあまり見られなくなりました。山道にポツリポツリと咲いていました。

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2023年8月11日 (金)

ソバナ

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    (ソバナ  2023.8.5)
 キキョウ科ツリガネニンジン属です。この仲間は淡青紫色の花を咲かせます。今年は雨が降らず、暑い日が続いたせいか花付きも悪く、ちょっと小さい感じがしました。斜面に涼しげに咲いていました。

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 一株だけ白花が見られました。

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2023年8月10日 (木)

ヤブラン(藪蘭)

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    (ヤブラン  2023.8.5)
 葉がランに似ているのでランの名がついていますが、以前はユリ科でしたが、新分類ではキジカクシ科になりました。ほとんどが蕾で、何個か花が咲いていました。離れて見ると咲いているのかわからない花ですが、近づいて見れば可愛い花です。

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2023年8月 9日 (水)

サジガンクビソウ

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    (サジガンクビソウ  2023.8.4)
 海辺の林で見たガンクビソウの仲間です。茎や葉には開出毛があり、茎の先端に下向きに地味な花を咲かせます。花の時期にも根生葉が残り、この形が匙(さじ)に似てることから名付けられました。

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2023年8月 8日 (火)

アメリカネナシカズラ

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    (アメリカネナシカズラ  2023.8.4)
 北アメリカ原産の寄生植物です。海岸の砂浜脇の草むらで黄褐色のつるをハマヒルガオに絡ませていました。直径3mmくらいの白い花です。しばらくぶりで見ました。

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2023年8月 7日 (月)

タコノアシ

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    (タコノアシ  2023.8.3)
 地味な花ですが、準絶滅危惧種に指定されています。散歩道の休耕田で見られたものは消えてしまい、ちょっと離れた場所で咲いていました。休耕田も木が生え乾燥化してくると消えてしまいます。

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 暑さのせいかちょっと元気がありません。

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2023年8月 6日 (日)

オトギリソウ

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    (オトギリソウ  2023.7.31)
 久しぶりで歩いた、家の近くの山道で見られたものです。珍しい花ではありませんが、マイフィールドでは株数は少ないです。生葉の汁を切り傷、打撲傷に付けると効果があると言われますが、体質によっては皮膚炎を起こすことがるようです。

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 「弟切草」と物騒な名前が付いていますが、鷹匠が秘密にしていた薬草を弟が密かに洩らしてしまったことに激怒し、弟を切り捨ててしまったという伝説に由来しています。

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2023年8月 5日 (土)

キツネノカミソリ

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    (キツネノカミソリ  2023.8.2)
 4、5年前まではお盆になると咲き出したキツネノカミソリの年々、花期が早くなり、今年はもう終わった花も見られました。これから先、どうなるのでしょうか?

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2023年8月 4日 (金)

オニドコロ

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    (オニドコロ  2023.7.31)
 この時期、山野のあちこちでよく見られます。ヤマノイモの仲間で、ヤマノイモに似ていますが、葉の付き方がヤマノイモは対生ですが、オニドコロは互生です。ヤマノイモの仲間はみな雌雄別株でこれは雄株です。

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2023年8月 3日 (木)

ウワミズザクラ実

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    (ウワミズザクラ  2023.7.31)
  色づき始めたウワミズザクラの実です。これから黒く熟しますが、黄色、赤色、赤紫色と一番綺麗な時期です。花はよく撮りますが、綺麗な実はあまり撮る機会がありません。果実酒にすると、香りが良く色がきれいです。

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2023年8月 2日 (水)

トチバニンジン実

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    (トチバニンジン  2023.7.27)
 山道の脇の草むらででトチバニンジンの実が真っ赤に色づいていました。花は黄緑色で小さく、目立ちませんが、鮮やかな真っ赤な実はよく目立ちます。葉がトチノキに似て、根が朝鮮人参に似ているからついた名前です。

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2023年8月 1日 (火)

コバギボウシ

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   (コバギボウシ  2023.6.27)
 渓流沿いの林道の草むらでコバギボウシが涼しそうに咲いていました。咲き出したばかりの花です。花の内側に濃い紫色の筋があり、これによりすっきりした感じをうけます。

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 蕾の状態を橋の欄干の上に帽子のようについている擬宝珠(ぎぼし)に似ているからついた名前です。

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