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2023年10月

2023年10月31日 (火)

センブリ

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    (センブリ   2023.10.23)

  リンドウと同じくセンブリはこの季節の花として欠かせない一つです。マイフィールドでは10月中旬過ぎからセンブリが咲き出しますが、草刈りで刈られたり、逆に藪になって消えたりで何箇所か歩いて見ないと良い花は見られません。

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  低地で咲くセンブリの仲間にはムラサキセンブリ、イヌセンブリもありますが、マイフィールドにはムラサキセンブリはありません。イヌセンブリは記録にはありますがまだ地元では見ていません。

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  昔から健胃薬として利用されましたが、最近では採集する人も無いようであちこちの山で見られます。

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2023年10月30日 (月)

リンドウ

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    (リンドウ   2023.10.23)

  山頭火が「山ふところの ことしもここに 竜胆の花」と詠んだだように人里の近くでも普通に見られる花でした。今も秋の花として見逃せない花ですが、毎年同じような写真になってしまいます。でも、一株一株違った趣があり、ついついシャッターを押してしまいます。

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  和名のリンドウは中国植物名(漢名)の龍胆(りゅうたん)の音読みに由来し、根の味が竜の胆のように苦いことから名づけられたもので、漢方薬として利用されます。

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2023年10月29日 (日)

オヤマボクチ

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    (オヤマボクチ   2023.10.23)

  久しぶりで花付きの良い株に出会いました。上の方の2つが咲いた状態です。アザミに似ていますがアザミ属ではなくヤマボクチ属で葉に刺がありません。葉がゴボウの葉ににておりヤマゴボウとも呼ばれます。

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 こちらは蕾で、開く前のこれくらい方が可愛いです。和名の火口(ボクチ)は火打石で打ち出した火を移しとるもので、この仲間の葉の綿毛を集めて火口としたそうです。

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2023年10月28日 (土)

アキノキリンソウ

 今年は県外遠征も春に出かけただけで夏以降は行っていないので、もっぱら地元の花散策です。当地では今年は秋の花は一週間以上開花が遅れています。

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    (アキノキリンソウ   2023.10.24)

 ようやくアキノキリンソウが咲き始めました。地元では大株や群落はり見られませんが、身近に見られる植物は貴重で秋には見ておきたい花の1つです。秋季の茶花には欠かせない草花のようですから日本人好みの花ではないでしょうか。

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 キク科の花ですが、花がベンケイソウ科のキリンソウに似ていることから名付けられたようです。

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2023年10月27日 (金)

ノコンギク

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    (ノコンギク   2023.10.16)

  マイフィールドでこの時期多く見られる野菊と言えばノコンギクとユウガギクです。ユウガギクはそろそろ終盤ですが、ノコンギクが見頃になってきました。シロヨメナも咲き出しこのあとリュウノウギク、ハマギクが咲きだすと秋の深まりを感じます。

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 花の色は淡い青紫色が多いですが、色の濃いものや白っぽいものも見られます。

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2023年10月26日 (木)

イシミカワ

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    (イシミカワ   2023.10.23)

 タデ科の植物でつる性で茎に下向きの刺が生えており、これでほかのものにからみつきます。花は地味で目立ちませんが果実の色がきれいで、緑白色から紅紫色、紺色へと変わります。実の時期だけ注目される植物です。名前の語源ははっきりしません。

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2023年10月25日 (水)

ハナイバナ(葉内花)

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    (ハナイバナ   2023.10.20)

 葉と葉の間に花を付けるので「葉内花」と名前がつきました。春に見られますが、春にできた種が散って発芽し、秋に花を咲かせるので今の時期にも見られます。直径2~3mmのほんのり青紫色がかった白っぽい花ですので目立たちません。キュウリグサに似ています。

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2023年10月24日 (火)

シラネセンキュウ

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    (シラネセンキュウ   2023.10.16)

  リンドウ・センブリ・リュウノウギクが咲くまで、山道はちょっと花の端境期です。そんな中、薄暗い林にセリ科のシラネセンキュウがあちこちで見られます。花が真っ白なので薄暗い林の中でも良く目立ちます。 和名は日光白根山で発見され、薬用として栽培されている中国原産のセンキュウ(セリ科)という植物に似ているため付けられたそうです。

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2023年10月23日 (月)

カナムグラ

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    (カナムグラ雌花   2023.10.17)

 この時期、道端の薮などで良く見られる茎や葉柄に下向きの刺のあるちょっとやっかいものの植物です。でも、どんな植物でもきれいな姿の時があります。 カナムグラはホップと同じ仲間(クワ科カラハナソウ属)です。

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 雌雄別株で雄花は目立たい花ですが雌花は赤みがかった松笠状の花をつけます。この形、ビールの原料の一つのホップ(セイヨウカラハナソウ)の実にそっくりです。

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2023年10月22日 (日)

クコ

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    (クコ   2023.10.12)

 海岸でよく見られるのですが、散歩道の藪で綺麗な花が目にはいりました。クコは中国原産でクコの名前は漢名の「枸杞」を音読みしたものだそうです。芽はクコ飯に葉はクコ茶に果実はクコ酒として利用されますが試したことはありません。

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2023年10月21日 (土)

ハナタデ

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   (ハナタデ   2023.10.12)

 ハナタデ(別名ヤブタデ)という可愛い名前が付いています。イヌタデに似ていますが、花は穂先にまばらにつき、イヌタデより華奢な感じです。牧野富太郎はハナタデという 名は本来イヌタデに冠すべきものであって、現在ハナタデと名付けられているタデはヤブタデと 呼ぶべきであると言っているようです。

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 私は、アカマンマ(イヌタデ)の派手さ、明るさはなくても、木陰にひっそりと咲くハナタデは、充分に美しいと感じています。

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2023年10月20日 (金)

ヒメミカンソウ

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    (ヒメコミカンソウ  2023.10.10)

 今回も花は終わり、実になっていました。直径2.5ミリで、淡い黄色の実になります。果実を小さなミカンに見立てたられた実が赤褐色のコミカンソウは当地では見られません。コミカンソウの実は表面に皺がありますが、ヒメミカンソウの実は滑らかです。

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2023年10月19日 (木)

コシオガマ

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    (コシオガマ  2023.10.10)

 今年は花付きの良いものに出会えました。花が次々と咲きますので落ちてしまった花もあります。同じハマウツボ科のシオガマギクに姿が似ていて、小型なのでこの名がつけられました。全体に腺毛が多く、触るとベタベタします。葉の色と花の色のバランスが絶妙でお気に入りの花の一つです。

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 地上部では緑の葉で光合成を行いつつ、 地下では他の植物の根に寄生して水や養分を横取りするという半寄生植物です。

 

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2023年10月18日 (水)

イヌコウジュ

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    (イヌコウジュ  2023.10.10)

 良く似た植物は結構ありますが、ヒメジソとイヌコウジュは良く似ています。特に花はそっくりです。見分けるポイントはイヌコウジュは茎に毛が沢山生えています。そのほか葉の違いもありますが、イヌコウジュは強い香りが全体にあります。

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2023年10月17日 (火)

アキノハハコグサ

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    (アキノハハコグサ  2023.10.10)

 先月、見たアキノハハコグサが気になり再度確認してきました。アキノハハコグサは20年以上前に林道脇で一度見ています。ハハコグサは春から夏に咲きますが、秋に咲くので名付けられたようです。ハハコグサとの違いは数本に枝分かれして花を付ける、葉は細長く先端は尖る、葉が茎を抱くところなどがハハコグサとの違いのようです。

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 山地帯の日当たりの良い砂礫地や草地に生育します。

 

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2023年10月16日 (月)

アズマヤマアザミ

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    (アズマヤマアザミ  2023.10.10)

  東の国(関東地方)に多い薊で東山薊と名がついています。秋に咲くアザミの代表のノハラアザミは紅紫色でよう目立ちますが、アズマヤマアザミは花の色が淡赤紫色で山道に咲いていますのであまり目立ちません。花の付き方に特徴があり、高さが2m位になります。県北(茨城県)では良く見られます。

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2023年10月15日 (日)

センダイトウヒレン

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    (センダイトウヒレン  2023.10.10)

 アザミに比べ花が少し小さく地味な感じのトウヒレンの仲間です。この仲間は良く似たものが多く、名前の同定は難しいです。オオダイトウヒレンの亜種で、関東以北に分布します。地元に有るのは地元の植物誌でセンダイトウヒレンとなっています。

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2023年10月14日 (土)

ヒメクグ

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    (ヒメクグ)  2023.10.10

 この時期、田んぼの畔でよく見られるカヤツリグサの仲間です。イネ科やカヤツリグサの仲間は、なかなか紹介する機会がありません。 茎の先端に1個の球状の花序をつけ、基部には長い苞があります。金平糖のような花序が並んでいる様子はなかなかk可愛いです。「くぐ」というのは,カヤツリグサの古い名前だそうです。

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2023年10月13日 (金)

ヤマハッカ

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    (ヤマハッカ)  2023.10.10

 北海道から九州までの山野の草地や林縁でよく見られる秋を代表する野の花の一つです。シソ科ヤマハッカ属ですのでアキチョウジなどと同じ仲間です。シソ科の花は似たものが多く、同じ時期に咲くアキノタムラソウも良く似ています。ハッカの名前が付いていますが、香りはありません。

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2023年10月12日 (木)

ナガミノツルキケマン

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    (ナガミノツルキケマン)  2023.10.7

 ナガミノツルキケマンはツルキケマンの変種です。キケマンの仲間は春に咲く花がほとんどですが、ツルキケマンは夏から秋にかけて咲きます。茨城県北部の山道で見られました。こでは母種のツルキケマンは見かけません。果実が細長いことから名づけられたようです。

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 名の由来は果実が細長いことから名づけられたようです。ツルキケマンより花付きも良く,花の色も濃いです。もう実を沢山付けていました。

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2023年10月11日 (水)

ミゾソバ

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    (ミゾソバ)  2023.10.3

 年々、草花の花期が早まってきていますが、秋の花は極端に早く咲くものは比較的少ないようです。この時期になると秋を感じさせるミゾソバが水辺や田んぼの脇など見頃を迎えます。溝に生える蕎麦に似た草ということで名がつきました。別名の「牛の額」という名がついていますが、こちらは葉の形からついたものです。

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 花の色はピンクの濃いものから白いものまでありますが、やはりピンクのものが綺麗です。

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2023年10月10日 (火)

ツルギキョウ

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    (ツルギキョウ)  2023.10.2
 家から一番近い山で細々と生育する絶滅危惧種のツルギキョウ、山道を一時間半ほど歩くので暑さが続き出渋っていましたが、涼しくなったので出かけて見ました。残念ながら以前のようにまとまって咲く花は見られません。なんとか数個の花が見られました。

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2023年10月 9日 (月)

トキンソウ( 吐金草)

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    (トキンソウ)  2023.9.29
 「金を吐き出す草」と有難い名前が付いていますが、畑、道ばた、庭などにはびこるキク科の雑草です。田んぼの畦に広がっていました。実を潰すと黄色い種子が出てくることからつけられた名前です。

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2023年10月 8日 (日)

イヌショウマ

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    (イヌショウマ 2023.9.30)
 真っ白なイヌショウマが林道脇で何株か咲いていました。サラシナショウマの仲間で花は似ていますが、サラシナショウマのように垂れ下がりません。サラシナショウマは食用になりますが、食用にならないのでイヌショウマと名付けられたそうです。

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 蕾は淡い紅色の萼片が見え、開くと萼片、花びらは落ちてしまい雄しべと雌しべが残ります。

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2023年10月 7日 (土)

アゼトウガラシ

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    (アゼトウガラシ 2023.9.29)
 最近はあまり見られなくなりました。キクモを撮った田んぼの縁に咲いていました。畦唐辛子」の和名は田んぼの畦に多く、実が唐辛子に似ているのでつけられた名前です。花はアメリカアゼナに似ていますが、下唇の黄色い斑紋も違いのポイントです。

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2023年10月 6日 (金)

キクモ

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    (キクモ 2023.9.29)
 稲刈り後の田んぼで見ているキクモ、今年は稲刈りが早いので早めに出かけました。いつも見ている田んぼに行ってみると整地され田んぼがなくなっていました。以前見ていた自宅近くの田んぼで何とか見られました。

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 この田んぼは稲刈り後すぐに耕されてしまいますので、見られたのはラッキーでした。数日後覗いたら、耕されていました。 水中に生える水草ですが、稲刈り後の田んぼでは水中葉は見られず、水中のものとは違った感じです。細かく裂けた水上葉が菊の葉に似ていることから付けられた名前です

 

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2023年10月 5日 (木)

ハグマ2種

 ハグマの咲く時期になりました。この山ではオクモミジハグマ、カシワバハグマ、オヤリハグマが咲きます。オヤリハグマはちょっと遅れます。

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    (オクモモジハグマ 2023.9.27)
 三つのハグマの中でオクモミジハグマが一番端正な花です。エンシュウハグマの花とそっくりです。モミジに似た葉を持つハグマの仲間という意味です。母種のモミジハグマは近畿地方以西に分布しています。

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   (カシワバハグマ 2023.9.27)
 葉が柏の葉に似ているから付けられた名前です。小花がオクモミジハギマは3個ですがカシワバハグマは10個なので花が賑やかです。近辺の山ではカシワバハグマが一番多く見られます。

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2023年10月 4日 (水)

ユウガギク

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    (ユウガギク 2023.10.2)
 散歩道の田んぼ脇で一番早く見られる野菊がユウガギクです。9月中旬から咲き出しますが、見頃になるのは10月になってからです。日本名は柚香菊で葉にかすかに柚の香りがすることから「柚香菊」の名前が付いているそうですが、ほとんど香りはありません。

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 花は少し紫色を帯びたものもありますが、白っぽいものが多いです。茎は直立して上部で分枝し斜めに広がり、葉が羽状(うじょう)に裂けるのが特徴です。

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2023年10月 3日 (火)

キバナアキギリ

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    (キバナアキギリ 2023.9.27)
 学名「Salvia nipponica」(日本のサルビア)、秋には見逃せない花の一つです。この時期、あちこちの山道の日陰で見られます。この淡い黄色の上品な花の色はやはり日本の花という感じがします。

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  咲いた花が次々に落ちてしまい、いざ、撮ろうとするとなかなか良い被写体が見つかりません。ヤマジノホトギスと仲良く咲いていました。

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2023年10月 2日 (月)

ヤブマメ

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    (ヤブマメ 2023.9.26)
 この時期、マメ科の花が多く見られますが、葉に隠れて見つけにくいものもあります。ヤブマメも繁った葉の陰にひっそりと咲いているので気づかず見落としてしまうことの多い一つです。ツルマメより花は大きく青紫と白のツートンカラーが美しいです。

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 9月~10月に林のふちなどを覗いていてみると見られることが多いです。

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2023年10月 1日 (日)

アケボノソウ

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    (アケボノソウ 2023.9.25)
 アケボノソウは次々と咲くので、比較的長い期間花が見られますが、雄蕊の葯がすぐ落ちるので葯のついた新鮮なもの見たくて、早めに出かけました。咲き出したばかりで綺麗な葯の新鮮な花が見られました。まだ蕾の株も沢山ありました。

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   花びらに緑色の斑点が2個ずついていますが、これは蜜腺で虫たちはここで吸蜜します。先にある多数の黒紫色の斑点を 「夜明けの空」に喩えて曙草と名付けられたそうです。

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