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2023年11月

2023年11月30日 (木)

ホツツジの実

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    (ホツツジの実 2023.11.27)
 夏に淡い紅色を帯びた円錐花序の穂状の花を咲かせるツツジです。秋には葉が紅葉するのですがちょっと遅かったの枯葉状態でした。当地では稀に見られます。残った葉と弾け始めた実を撮って見ました。

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2023年11月29日 (水)

ツクバネの実

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    (ツクバネの実 2023.11.27)
 主にスギやツガ、モミなどの針葉樹の根に半寄生する落葉低木で、県内の山では良く見られます。花は淡緑色で目立ちませんが、羽根つきの羽根にそっくりの実がぶら下がっている秋から冬の姿は風情があります。

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 雌雄異花ですが雄株と雌株が隣り合って生育していることが多いようです。

 

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2023年11月28日 (火)

アオハダの実

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    (アオハダの実 2023.11.22)
 黄色に紅葉した葉がまだ残っています。モチノキの仲間で、この仲間はウメモドキ、クロガネモチなどほとんどが赤い実を付け、花より実の方が目立ちます。樹皮の内側が緑色なので「青膚」の名前がつけられました。

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2023年11月27日 (月)

ノイバラキの実

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    (ノイバラキの実 2023.11.21)
 12月になってから撮ることが多いのですが、河原沿いのヨシ原の脇で真っ赤になったノイバラの実が多く見られました。まだ、緑色の葉がしっかりついています。秋の日差しを受け輝いていました。「茨の実」は俳句では秋の季語です。

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2023年11月26日 (日)

ハダカホオズキの実

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    (ハダカホオズキ 2023.11.20)
 鮮やかな赤い実をつけた実つきの良い大株のハダカホオズキです。9月に花を見た株です。ホオズキは袋状のものが果実を包む(ホオズキの果実を包むものは袋状に大きくなった萼です)のですが、果実を包んでいないのでハダカの名前がついたようです。

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2023年11月25日 (土)

アカネの実

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    (アカネの実 2023.11.19)
 茎の刺で草などに絡まり草むらや林のふちなどで群生してるのが良く見られます。黄緑色の小さい花ですが、実は最初は赤色ですが熟すと黒くなります。和名のあかねの由来は、根を乾燥すると赤黄色から橙色となり、赤い根であることからアカネと名づけられたといわれます。アカネの根は衣料の染料に使われました。

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2023年11月23日 (木)

クコの実

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    (クコの実 2023.11.19)
 先月、花を紹介したクコが真っ赤な実になりました。昨日紹介のヒヨドリジョウゴ同様鮮やかな色です。秋の陽に照らされて、赤いつぶらな実が輝いている姿は一見に値します。葉脇や枝先に棘があり、和名は枸橘(カラタチ)のようなとげがあり、杞柳(コリヤナギ)のように枝がしなやかに伸びるので「枸杞」と名付けられたそうです。

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2023年11月22日 (水)

ヒヨドロジョウゴ実

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    (ヒヨドロジョウゴ実 2023.11.19)
 あちこちで赤い実が目立ちます。ヒヨドリジョウゴも真っ赤な美味しそうな実をつけていました。外見は宝石のように美しい実ですが、ジャガイモの芽にもあるソラニンという毒があるそうです。 熟した果実にヒヨドリが群がって食べる様子が、酒に酔った人たちが騒ぐ様子に似ているというのが名前の由来だそうです。

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2023年11月21日 (火)

ウメモドキ実

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    (ウメモドキ実 2023.11.18)
 木の実や草の実を多く見かける季節になってきました。山道ですが、花付きが良いので植栽の実を鳥が運んだものかもしれません。雌雄別株ですので、山では実の付いた雌株は案外少ないです。葉が梅の葉に似ていることからつけられた名前です。

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2023年11月20日 (月)

ツルグミ

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    (ツルグミ 2023.11.15)
 山道では秋の花はほとんど終わり、花はほとんど見られなくなりました。そんな時期に見られるツルグミの花です。マイフィールドには秋に咲くグミとしてはツルグミとマルバグミが自生しております。4、5月に実が赤く熟すのですが、アキグミは若いうちに落ちてしまい、滅多に見られません。

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2023年11月19日 (日)

トキリマメ実

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    (トキリマメ実 2023.11.15)
 毎年、実が弾けたものを撮っていますが、今年はまだ実が弾けていませんでしたが真っ赤な鞘が綺麗でした。この後、鞘が割れ、光沢のある黒い実が顔をだします。その時期にまた紹介します。よく似たタンキリマメも当県でもまれに見られるようですがまだ出会っていません。

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2023年11月18日 (土)

ツワブキ

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    (ツワブキ 2023.11.11)
 自生のものは海岸の岩場や崖などに生えます。日立市から少し北の福島県南部が北限です。海岸の岸壁の浸食が進んでいる場所も多く、海をバックに撮れる場所は減ってきています。このツワブキの若い茎葉でもキャラブキを作ります。

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 園芸種も多く植栽もあちこちで見られます。

 

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2023年11月17日 (金)

コウヤボウキ

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    (コウヤボウキ 2023.11.11)
 当地の山では何処でも見られる、秋の山の風物詩です。花は沢山つけるのですが、今年伸びた枝先に一個の花をつけ、あちこち向いていて、細い枝先に咲いているので揺れて撮りにくいです。

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 カシワバハグマやオヤリハグマと同じ仲間ですので花は良く似ています。色は地味ですが、風情のある花です。

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2023年11月16日 (木)

サルトリイバラ実

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    (サルトリイバラ実 2023.11.11)
 葉の下に 隠れるようにサルトリイバラの赤い実が顔を出していました。葉が紅葉前なので緑の葉に赤い実が良く映えます。雌雄別株なので、葉はあちこちで見られますが、実をそれほど見られません。つるの茎に棘があることから、「猿捕り茨」の名が付いたようです。

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2023年11月15日 (水)

シロダモ雄花

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    (シロダモ雄花 2023.11.6)
 実を付けた雌株の隣で黄色い雄花が咲いていました。淡い黄色のものもありますが、これはちょっと色の濃い花です。雄花にも雌しべはありますが、結実はしません。葉の表面は3脈が目立ち、葉裏は灰白色で風などが吹くと白く光って見えます

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2023年11月14日 (火)

シロダモ実

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    (シロダモ実 2023.11.6)

 昨日紹介のミヤマシキミの真っ赤な実よりさらに濃い赤色のシロダモが鈴なりです。雌雄別株で、これは雌株で昨年この時期に咲いた花が実になったものです。これは雌株で花はこれからのようです。隣で雄株が花を咲かせていました。

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2023年11月13日 (月)

ミヤマシキミ実

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    (ミヤマシキミ実 2023.11.5)
 ミヤマシキミの真っ赤な実が林の中で目立つようになりました。今年はちょっと早めに色好きました。ミヤマシキミは花より実の方が目立ちます。赤い実の縁起物で億両と呼ばれています。雌雄別株で、実のつかない雄株の方が多く見られます。ミヤマシキミはシキミ科では無くミカン科ですがやはり有毒です。

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2023年11月12日 (日)

キヅタ

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    (キヅタ 2023.11.5)
 ウコギ科のつる性の木です。落葉性のツタ(ブドウ科)に対し、常緑性で冬でも葉が見られるのでフユヅタ(冬蔦)たともいいます。秋から冬にかけて花を咲かせます。地味な花ですが、咲き始めの赤い葯が奇麗です

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2023年11月11日 (土)

コハマギク

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    (コハマギク 2023.11.4)
 ハマギクより少し遅れて咲き出します。花はハマギクと比べると小さく、少しピンクがかっていますので、優しい感じがします。コハマギクは岩壁近くの草むらにような場所に咲きます。

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 ハマギクとコハマギクが混じって咲いています。

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2023年11月10日 (金)

リュウノウギク

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    (リュウノウギク 2023.11.5)
 家から一番近い山で、一番遅く咲く野菊、リュウノウギクもちょっと遅れて見頃になりました。花はハマギクの花を小さくした感じの純白の花ですので、遠くからも白さがひときわめだちます。淡紅色のものもありますが、やはりリュウノウギクは純白のものが好きです。11月に入ると花は急に減り、ちょっと寂しくなります。

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2023年11月 9日 (木)

オオチチッパベンケイ

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    (オオチチッパベンケイ 2023.11.3)
 8年前に初めて出会ってから毎年見に行っているのですが、年々減ってしまい思ったような写真が撮れません。今年は花期が遅れており、咲き始めたばかりの花です。福島県北部と茨城県北部に分布するチチッパベンケイの変種で、希少種ですのでいつまでも残って欲しい花です。

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2023年11月 8日 (水)

フユザンショウ実

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    (フユザンショウ 2023.11.2)
 関東地方以西に分布していますが、当地ではまれに見られます。サンショウやイヌザンショウは落葉ですがフユザンショウは常緑で、冬でも葉を落とさないので冬山椒という名前をつけられました。

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 サンショウ、イヌザンショウに比べて葉が厚く、巾が広く小葉の数が少ないので、パッと見て分かります。葉軸に翼があるのも特徴です。

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2023年11月 7日 (火)

ムラサキシキブ実

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    (ムラサキシキブ 2023.11.2)
 まだ緑色の葉が沢山付いていますが、実が色づいてきました。実は葉が落ちる12月まで見られますが、綺麗な葉がついた状態の新鮮な実は色合いも良く、優しい感じで見応えがあります。

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 この優雅な果実を才媛、紫式部にたとえたという説があるそうです。ムラサキシキブは花より紫色の実の方が目立ちます。

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2023年11月 6日 (月)

アメリカセンダングサ

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    (アメリカセンダングサ 2023.11.2)
 11月を過ぎると色々な草の葉が紅葉します。アメリアセンダングサも綺麗に紅葉します。実はまだひっつき虫になっていません。葉が真っ赤に紅葉していました。花は地味で目立ちませんが、この時期の葉の紅葉は目立ちます。

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2023年11月 5日 (日)

ハマギク

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    (ハマギク 2023.10.30)
 ハマギクは海岸を北から南に咲いて行きます。今年はちょっと遅れ気味です。海岸の浸食や崖が崩れで株数は減ってきており、今年もお馴染み一箇所はがけ崩れで通行止になっていました。

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 毎年、何枚かは海を入れて撮っているのですが、海をバックのものは撮れませんでした。花数の多い株も少なくなっています。

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2023年11月 4日 (土)

シロヨメナ

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    (シロヨメナ 2023.10.28)
 今年は野菊の仲間も花期が遅く、夏日が続いたりでペースが狂っています。家の近くの山で見頃を迎えたようです。ノコンギクは人里や山道で見かけますが、シロヨメナは山で見かけることが多いです。

 

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2023年11月 3日 (金)

ヤクシソウ

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    (ヤクシソウ 2023.10.23)
 この時期、山道で黄色い花が見えるとヤクシソウの事が多いです。花は11月初め迄、見られ、冬から春先にかけてロゼットが見られます。名前の由来は「薬師堂のそばで、最初に発見されたから」「葉の形が、薬師さまの光背に似るから」「薬草に使われたことによる」などの説があります。

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2023年11月 2日 (木)

カラタチバナ実

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    (カラタチバナ 2023.10.27)
 3年前、近くの山で見つけた百両と呼ばれている縁起物のカラタチバナの実が昨年より大分早く真っ赤になりました。マイフィールでは今まで見かけなかったものです。昨年より実の数も多く、見事な立派な株でした。

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2023年11月 1日 (水)

ナギナタコウジュ

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    (ナギナタコウジュ 2023.10.23)
 色合が好きな花ですが、気に入った株に出会うことが少なく、なかなか良い写真が撮れません。山道を運転中、道路脇の草むらに紫色の花が目に入りました。満開状態の綺麗な花でした。

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 シソ科の中では香りが強い花で脇を通っただけで匂い、枯れてからも香りが残っています。紫色の花穂は薙刀(なぎなた)のような形をしています。

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