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2024年3月

2024年3月31日 (日)

マキノスミレ

 急に気温が上がり、1週間前には葉も見れなかったスミレ達が咲きだして大慌て・・・

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    (マキノスミレ 2024.3.28)
 当地で比較的早く咲き出す、シハイスミレの変種のマキノスミです。当地で咲くマキノスミレは花が小さく、葉も小さいです。花の色は薄いものから濃いものまで変異が多いです。

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 植物学者牧野富太郎を記念して名前付けられたスミレです。小型ですが紅紫色花の色が何とも言えません。ピントたてた葉も良いです。

 

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2024年3月30日 (土)

タチツボスミレ

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    (タチツボスミレ 2024.3.28)
 タチツボスミレが咲きだし、マイフィールドでもようやくスミレシーズンがスタートです。シュンランを見た山の入り口の日当たりの良い草むらで、綺麗に咲いていました。一番ポピュラーなスミレですが、このスミレを見るとホッとします。

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 花期も長く、花の形、色など変異が多く、色々なタイプのものがあり、飽きることがないスミレです。

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2024年3月29日 (金)

カタクリ

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    (カタクリ 2024.3.27)
 万葉の時代から、日本人に人気のあるカタクリの花が咲き出すと、早春の花達が次々と咲き出します。以前は手入れされた群落の見られる場所に出かけていましたが、最近は人知れずひっそりと咲く、カタクリを見ています。

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 ニリンソウ・アズマイチ・キクザキイチゲなどが咲く静かな林の草の間にぽつり、ぽつりと咲いています。自然に溶け込み、野性味があります。

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2024年3月28日 (木)

オランダミミナグサ

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    (オランダミミナグサ 2024.3.20)
 ナデシコ科ミミナグサ属のヨーロッパ原産の帰化植物です。2月から咲き出していますが、3、4月が見頃になります。 オランダミミナグサは茎は暗紫色を帯びないと記載された図鑑もありますが、茎が赤いものも多く見られます。

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 ミミナグサの名前の由来は葉の形がネズミの耳に似ていることからついたようです。

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2024年3月27日 (水)

ウグイスカグラ

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    (ウグイスカグラ 2024.3.24)
 「鶯神楽」という妙な名前がつけられていますが、語源ははっきりしないようです。はんなりとした薄紅色の花は展開したばかりのやさしい新葉とのバランスも良く、早春の林の一角を飾っています。

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          (ウグイスカグラ 2024.3.27)
 近くの林で見られたちょっと色の濃いものです。

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2024年3月25日 (月)

キブシ

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    (キブシ 2024.3.23)
 シュンラン、ショウジョウバカマとくると次はやはりキブシです。かんざしのような黄色い花は春を実感する花の一つです。花かんざしのようなほんのりした黄色の花が咲くと春を感じさせてくれます。

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 この時期に咲く花は葉の展開前に開花するものが多く、キブシもそうです。ちょと肌寒い時期に咲き出し、あっという間に葉が伸びてきます。

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2024年3月24日 (日)

スズメの槍と鉄砲

 雀は小さくて可愛い野鳥ですのでスズメと言う名前をつけてもらった野草は多いです。「小さい」と言う意味で付けられています。

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    (スズメノヤリ 2024.3.21)
 槍は花の集まった頭花の形が、大名行列の毛槍に似ているからの命名といいます。地味な花ですが、お気に入りです。公園の草むらのものです。

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    (スズメノテッポウ 2024.3.23)
  スズメノテッポウは田んぼの雑草です。テッポウは細い花穂を鉄砲に見立てたものです。耕す前の田んぼで咲き始めていました。子供の頃、花茎を抜き取り草笛にしピーピー鳴らして遊んだ懐かしい草です。

 

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2024年3月23日 (土)

ショウジョウバカマ

 昨日は隣町のショウジョウバカマ群生地に・・・昨年はこの時期、斜面一面、見頃になっていましたが、今年はまだほんの数株咲きだしたばかり。1週間は遅れているようです。

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    (ショウジョウバカマ 2024.3.22)
 咲き出したばかりの新鮮な花が見られました。見頃になったら、また行って見ます。

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2024年3月22日 (金)

ノミノフスマ

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    (ノミノフスマ 2024.3.20)
 この時、期田んぼで見られる花です、そろそろ田起こしが始まります。その前にい行かないと見られません。暖かい晴れ間を狙い出かけました。花びらが10枚に見えますが、5枚の花弁が基部まで深く2裂に切れ込んでいます。

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 和名は小さな葉を蚤のふすま(夜具)に見立てたものです。ハコベの仲間ですので花はハコベにそっくりです。

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2024年3月21日 (木)

早春の草むら

 この時期、良く似たシソ科ヒメオドリコソウ属のホトノザとヒメオドリコソウ花のが散歩道で仲良く咲いています。

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    (2024.3.20)
 色合いも良く似ています。

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2024年3月20日 (水)

シュンラン(2) 

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2024年3月19日 (火)

シュンラン

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    (シュンラン 2024.3.17)
 今年は花が少し遅れているようですが、春に咲く蘭「春蘭」が咲き始め、地元の山の花達のスタートです。ランの花としては地味ですが、早春の明るい林に咲いている黄緑色の花の姿は自然にとけ込み生き生きとしています。

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 この山はシュンランは多くありまですので、これからしばらくは楽しめそうです。シュンラン、ショウジョウバカマが咲き出すといよいよ花の季節到来でウキウキしてきます。

 

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2024年3月18日 (月)

ダンコウバイ

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    (ダンコウバイ 2024.3.17)
 市内の山で鮮黄色のダンコウバイが咲き始め、ようやく山にも春がきたのを感じさせてくれます。枯木立の中にひときわ明るく咲く黄色が目を引きます。クロモジの仲間で枝を折ると揮発性の爽やかな香りがします。

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   木々の葉がまだ出ていないので遠目にも黄色が目立ちます。雌雄別株でこれは雄花ですので、雄株です。

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2024年3月17日 (日)

コハコベ

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    (コハコベ 2024.3.16)
 今日は暖かい日になり、春の七草のハコベの花が綺麗に開いてくれました。 ハコベと呼ばれるものにはコハコベとミドリハコベがありますがコハコベは茎が赤紫色を帯びることが多いようです。厳密には種子の突起の様子で見分けます。

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2024年3月16日 (土)

フラサバソウ

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    (フラサバソウ 2024.3.16)
 オオイヌノフグリと同じ仲間でどちらも帰化植物ですが、オオイヌノフグリは人気があるようですが、フラサバソウは花が小さく目立たないせいかイマイチのようです。好まれないようです。畑の隅に咲いていました。

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 和名の由来は、長崎で採集したフランスの植物学者フランセとその採集品を研究したサバチエの名前の頭の2文字ずつをとり、フラサバソウと名付けられたそうです。

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2024年3月15日 (金)

キュウリグサ

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    (キュウリグサ 2024.3.15)
 毎年2月末頃から咲き始めるキュウリグサを楽しみにしていますが、今年は3月に入っても咲き出さず、ようやく咲きだした株が見られました。こういう年は気温が上がると花が一斉に咲きだし、花に追いつかなくなります。

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 ムラサキ科の直径約2mm位の小さい花ですが、空色の花弁の中央に黄色の輪っかがあり可愛いです。

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2024年3月14日 (木)

ミチタネツケバナ

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    (ミチタネツケバナ 2024.3.14)
 田んぼではタネツケバナの花が最盛期になってきましたが、田んぼ脇の道には帰化種のミチタネツケバナも多く見られます。以前はミチタネツケバナは公園や芝生などに生えていましたが、今では田んぼ近くにも入り込んでいます。

 ミチタネツケバナの特徴は長い果実が花と接近し直立し、花より上に突き出しています。

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2024年3月13日 (水)

アオイスミレ

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    (アオイスミレ 2024.3.11)
 市内の山で一番早く咲き出すアオイスミレが気になり覗いて見ました。昨年の大雨で斜面が崩れており、株が見当たりません。しばらく探しちょと離れた場所で咲き始めの花がなんとか見られました。

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 他のスミレのようにすっきりとした端正な花ではありませんが、何となくおどけたような花の形が愛嬌があります

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2024年3月12日 (火)

アセビ 

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    (アセビ 2024.3.10)
 本州から九州まで分布しており、当地の山でも沢山見られます。壺型の花が賑やかにぶら下がって咲き、花を見ればツツジの仲間であることが良く分ります。

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 和名は馬酔木と書き、「馬」が葉を食べれば毒に当たり、ふらつくそうです。今年は少し遅めの開花です。

 

 

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2024年3月10日 (日)

アコウグンバイ

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    (アコウグンバイ 2024.3.10)
 一昨年、家の近くの川の堤防に、突然出てきたヨーロッパ原産のアブラナ科の帰化植物です。植物観察を初めて30年ほどになりますが、最初に見たのは植物観察を初めて間もない頃、今は廃線になった市内のローカル線の線路脇に群生していました。

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 その時は名前が分からず、家に帰ってから調べて分かった懐かしい植物です。別名「イヌグンバイナズナ」です。

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2024年3月 9日 (土)

ツクシ

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    (ツクシ 2024.3.8)
 今年は暖冬と言われていますが、当地では花たちの目覚めはちょっと遅れ気味です。ツクシもようやく頭を出してきました。こちらのツクシ摘みはもう少し先になりそうです。

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 芽が出たばかりの「ツクシのぼうや」はお気に入りです。              

 つくし誰の子スギナの子♪ おたまじゃくしはカエルの子♪

 

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2024年3月 7日 (木)

トウダイグサ

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    (トウダイグサ 2024.3.7)
 里山近くの田んぼの用水路脇でトウダイグサが咲き始めました。まだ花が少ないこの時期に咲き出す貴重な花です。地味な目立たない花ですが、赤い茎が目立ち、葉が奇麗です。ナツトウダイは4月に咲きます。

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 和名の燈台草の由来は全体の形が油を入れた皿を置く昔の燈台に似ていたことからついたそうです。

 

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2024年3月 5日 (火)

コセリバオウレンの花の話

 コセリバオウレンは雄花、雌花、両性花があります。

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    (雄花 2024.2.28)
 もっとも多く見られるます、雄花です。花弁は真っ白のものと少し赤みを帯びたものがあります。

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    (両性花 2024.2.28)
 花にはめしべと雄しべがあって、両性花のめしべには、赤っぽい色のものが多いですが、緑色をしたものが見られます。

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    (雌花 2024.2.28)
 雄花と両性花に比べるとかなり数が少ないのですが、雌花をつけた株があります。雌花にはめしべだけが見られ、雄しべはありません。

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2024年3月 4日 (月)

ヒメオドリコソウ

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    (ヒメオドリコソウ 2024.2.29)
 ヒメオドリコソウが立ち上がってきました。これからどんどん伸びて群生してきます。咲き始めのこの時期はかわいいです。ヨーロッパ原産の越年草で、日本には明治時代に渡来し、今ではホトケノザやオオイヌノフグリなどとともに、春の野に咲く花としておなじみの存在となっています。

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2024年3月 3日 (日)

セツブンソウ(2)

 セツブンソウは主に石灰岩地に生育するといいますが、当地には石灰岩の山は多いのに、なぜか見られません。いつもは3箇所回るのですが、1箇所はイノシシとシカの害で壊滅状態とになっていとの情報で、今回は2箇所だけ回りました。

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    (セツブンソウ 2024.2.27)

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2024年3月 2日 (土)

コセリバオウレン

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    (コセリバオウレン 2024.2.28)
 マイフィールの花観察のスタートは今年もコセリバオウレンになりました。杉林に一面に咲いている白い花のに出会うと、ワクワクしてきます。今年は少し早い開花です。セリに似た葉の緑色に可愛い白い花は小さいですがよく映えます。

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 キンポウゲ科ですので、外側の花弁のような長い5枚はがく片で、花弁はその内側にへら状の花弁があります。

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2024年3月 1日 (金)

ヤマネコノメソウ

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    (ヤマネコノメソウ 2024.2.28)
 コセリバウレンを見に行った山の沢の縁で咲いていました。当地で一番早く咲き出すネコノメソウの仲間です。山の名前が付けられていますが、田んぼ脇の流れの脇などでよく見られます。

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 当地で見かけるヤマネコノメソウは雄しべが4個のものが多いのです。これも雄しべが4個でした。

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