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2024年6月

2024年6月30日 (日)

ヌマトラノオ

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    (ヌマトラノオ 2024.6.22)

 ヌマトラノオは湿った所に生えています。オカトラノオは何処でも見られますが、ヌマトラノオは見る機会は少ないです。花はオカトラノオと同じですが、オカトラノオのように花の先が垂れ下がらず、直立して咲いています。葉もちょっと細身です。

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2024年6月29日 (土)

オオバギボウシ

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    (オオバギボウシ 2024.6.22)

 夏の山でこの花に出会うと、涼しさを感じます。花は淡紫色か白色ですが、当地では白色のものが多いです。日本にはギボウシ類が30種ほどあるようです。その中でも、一般にウルイと呼び、山菜としてよく利用されるのは、山地に多い大型のオオバキボウシと湿地に多いコバキボウシです。

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2024年6月28日 (金)

ノギラン

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    (ノギラン 2024.6.22)

 北海道から九州まで広く分布するようですが、当地では稀です。ランという名がついてランでないものはたくさんあり、これもその一つでノギラン科です。花の咲く様子がイネ科の花の芒(のぎ=毛のように尖った部分)のようだから、付けられた名前です。咲き始めの花です。

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2024年6月27日 (木)

ミゾカクシ

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    (ミゾカクシ 2024.6.21)

 田んぼ脇でミゾカクシ(アゼムシロ)が咲き始めていました。例年7月になってから見ていますので大分早い咲き出しです。今年は極端に早く咲く花も多く、戸惑っています。キキョウ科ミゾカクシ属のユニークな淡い紅紫色の小さな可愛い花です。溝を隠すほどは咲いていませんでした。

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2024年6月26日 (水)

ヘラオオバコ

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    (ヘラオオバコ 2024.6.21)

 オオバコというと子供の頃、刈り取りウサギの餌にしたり、切り傷に葉を揉んで当てた思い出がありますが、ヘラオオバコの記憶はありません。ヘラオオバコは、江戸時代に渡来したヨーロッパ原産の帰化植物です。

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 地味なオオバコの仲間の中では花らしい花です。線香花火のように雄しべが飛び出る様子が面白いです。

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2024年6月25日 (火)

ヒナラン

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    (ヒナラン 2024.6.19)

 花友さんに誘っていただき、3年ぶりに予想以上の花が見られました。岩山歩きは一人ではやめていますので嬉しい一日でした。株数も増えており、見頃な花があちこちに。下界は暑い日でしたが、岩山歩きは心地よい風が吹き、快適でした。

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 小さい花ですのでコンデジではピンと合わせに苦労しましたが、時間をかけ、なんとか、ピンクの可愛い花が撮れました。(最近、山は重い一眼レフカメラは持って行きません。)

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2024年6月24日 (月)

アカメガシワ

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    (アカメガシワ 2024.6.19)

 「アカメガシワ」の由来は、新芽が鮮紅色であること、そして葉がカシワのように大きくなることから命名されたと言われています。トウダイグサの仲間で地味な花ですが、アップで見るとなかなか綺麗です。アカメガシワは雌雄別株でこれは雄株です。この時期、散歩道のあちこちで花を咲かせています。

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2024年6月23日 (日)

ワルナスビ

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    (ワルナスビ 2024.6.16)

 北アメリカ原産のナス科の帰化植物です。花はナスにそっくりなのですが、全草が有毒であるほか、茎と葉にトゲがあり、繁殖力が非常に強力でなかなか絶えないことから、「悪”なすび」と牧野富太郎により名付けられました。白色と淡紫色の花があります。

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2024年6月22日 (土)

ネジバナ

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    (ネジバナ 2024.6.16)
 この時期、日当たりの良い草地で良く見られる可愛いランです。身近で普通に見られるので、掘られる事もないようです。イネ科の植物が繁る中に沢山咲き出していました。らせん状に下から上に咲き上がり、左巻きも右巻きもあります。

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 こちらは廃線になったローカル線の線路跡の草むらに咲いていました。

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2024年6月21日 (金)

マタタビ

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    (マタタビ 2024.6.15)

 しばらく前からマタタビの葉があちこちの山道で白くなっており、花時を教えてくれていました。白い葉は山道を通ると遠くからでも目立ちます。隣町の山歩きの帰りに、覗いて見ました。木の下から覗き込むと花がびっしりと付いていました。咲き始めは葯が黄色ですが、少しづつ色が薄くなり白くなると散り始めます。

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2024年6月20日 (木)

ムラサキシキブ

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    (ムラサキシキブ 2024.6.14)
 今年は昨年よりさらに早い開花です。次々咲きますので、花の時期は結構長いようです。 遠くから見ると緑の葉の上に淡い紅色がぼんやりと浮かんでいる感じですが、近寄って良く見ると・花冠の淡い紅紫色と雄しべの鮮やかな黄色が競演していて色の対比が見事です。

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2024年6月19日 (水)

ナミキソウ

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    (ナミキソウ 2024.6.10)
 例年6月下旬から咲き始めるのですが、今年は花期がかなり早いです。海岸の砂地で見られます。以前は市内の海岸でも見られたようですが、見たことがありません。波が打ち寄せるような海岸に生えるので浪来草と名がつけられたそうです。

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2024年6月18日 (火)

ハマボウフウ

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    (ハマボッス 2024.6.10)
 海岸の砂地に生えます。当地では個体数が減っており、しばらくぶりの撮影です。防風は「かぜを防ぐ」という意味で風邪薬として用います。刺身のつまにする防風はハマボウフウの新芽です。

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2024年6月17日 (月)

シャグマハギ

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    (シャグマハギ 2024.6.12)
 散歩中、国道脇の歩道で以前見た覚えのある花が目に入りました。周りを見るとたくさん咲いています。家に帰り調べるとヨーロッパ原産のシャジクソウ属の帰化植物でした。「シャグマ」は「赤熊」で赤く染めたヤクの尾毛のことだそうです。

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 フワフワの毛の中にチラッと見える小さな白いのが花です。ただの雑草にしか見えませんが、なかなか可愛い草です。「うさぎの足のクローバー」という英語の俗名をもらっていそうです。

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2024年6月16日 (日)

ハマボッス

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    (ハマボッス 2024.6.10)
 いつもは砂浜近くの草むらで見ていましたが、今回は近くの海岸の切り立った岸壁の下の方に張り付くように咲いていた株です。花はちょっと小さめな感じがします。白い花ですが、真っ白ではなく少し肌色っぽい感じの優しい感じの花です。

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2024年6月14日 (金)

ナルコユリ(鳴子百合)

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    (ナルコユリ 2024.6.8)
 鳴子と言っても今では見られないので知らない人が多くなってきました。縄を張りそこに竹筒をぶら下げたもので、縄を引っ張るとがちゃがちゃなります。これで田畑の鳥を追い払います。新分類ではユリ科から聞き慣れないキジカクシ科になりました。

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2024年6月13日 (木)

ハナイバナ(葉内花)

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    (ハナイバナ 2024.6.7)
 キュリグサに良く似たハナイバナが散歩道で見られます。 キュウリグサの方は春の花ですが、ハナイバナは3月~11月まで見られます。簡単な見分け方は、花の中心部が、キュウリグサは黄色、ハナイバナは白色をしていることで分かります。

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2024年6月12日 (水)

オオウメガサソウ

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    (オオウメガサソ 2024.6.6)
 国営ひたち海浜公園で、年に一度、自生地が公開されます。昨年に続き、行ってきました。今年は花付きも悪く、年々花が減ってきています。温暖化の影響もあるようです。(北半球の冷温帯から亜寒帯を中心に分布します。)北海道、青森県、岩手県、茨城県の限られた地域に生育しています。

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2024年6月11日 (火)

ヒロハノレンリソウ

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    (ヒロハレンリソウ 2024.6.6)
 日本の在来種のレンリソウ同じ仲間の花です。ヨーロッパ原産の植物で大正年間には鑑賞用として栽培され、その後逸出し野生化したようです。この花を初めて見たのは20年前関越自動車道の分離帯でした。

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 今回は海岸脇の公園の砂浜の草むらで咲いていたものです。色は紫紅色から白まであり、花としては見事ですが、個人的にはやはり先月紹介した在来種のレンリソウの方が好きです。

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2024年6月10日 (月)

テリハノイバラ

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    (テリハノイバラ 2024.6.4)
  当地ではテリハノイバラは海岸の砂浜でで多く見られます。今年は花付きが良いようで、近くの海岸で見事に咲いていました。別名ハイイバラと呼ばれるように地面を這い回ります。

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 ノイバラに比べ花も大きく、真っ白なので、濃い緑色の葉によく映えます

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2024年6月 9日 (日)

ミミナグサ

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    (ミミナグサ 2024.6.1)
 散歩道で見られるのは外来種のオランダミミナグサばかり、在来種のミミナグサはなかなか見られなくなりました。全体にオランダミミナグサに比べ弱々しく、優しい感じがします。花はまばらにつき、花柄が長いです。

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 和名の「耳菜草」は葉をネズミの耳に例えたものといいます。

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2024年6月 8日 (土)

シモツケ

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    (シモツケ 2024.6.3)
 市内の山道で、例年より10日以上早く咲き出していました。昨年の大雨であちこち崩れており、あちこちの小道が通行止になっていました。淡い色合いですので、緑の林に咲いていると、優しく、涼しげに感じられます。

 

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2024年6月 7日 (金)

ジガバチソウ

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    (ジガバチソウ 2024.6.2)
 今年は生き延びているか、気にしながら市内の山へ、ポツリポツリですが、6箇所ほど見られました。どこも1株でした。目立たない、地味なランですが、気になる花です。

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 和名は「似我蜂草」です。花の姿を蜂に見立て付けた名前と言いますが、蜂に見えますか。

 

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2024年6月 6日 (木)

オオバイボタ

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    (オオバイボタ 2024.6.2)
 昨日、紹介したイボタノキと比べると葉が大きく、実も大きく、花も立派です。海岸近くに生育しています。花の紹介は初めてです。

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2024年6月 5日 (水)

コアジサイ

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    (コアジサイ 2024.5.30)
 雨に濡れたアジサイは風情があり、梅雨に良く似合う花ですが、年々、花期が早くなり、今年も梅雨前に見頃になりました。アジサイの仲間ですが、装飾花がなく地味ですが淡い青色の花はおもむきがあります。

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 淡い紫色のものが多いですが、これはちょっと色の濃いものです。

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2024年6月 4日 (火)

ノビル

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    (ノビル 2024.5.29)
 ノビルは畑や水田の畦道などで良く見られますが、花を咲かせず「むかご」だけを作るものが多いようです。散歩道で花に出会いました。花は淡紫色を帯びます。真ん中の黒っぽいにはむかごです。

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2024年6月 3日 (月)

ドクダミ

 ドクダミはゲンノショウコ・センブリとともに日本を代表する三大民間薬として、知られています。ドクダミので十薬という名前もついています  。

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    (ドクダミ 2024.5.26)

 日陰の草むらに群生しており、白い十字の花がめだちます。 白い花弁のように見えるのは花を包んでいた総苞片で、棒状に見えるのが小さな花の集まりです。花弁も萼もなく雌しべと雄しべ3個をもつ花です。黄色に見えるのが雄しべです。

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2024年6月 2日 (日)

イチヤクソウ

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    (イチヤクソウ 2024.5.26)
 今年は1週間ほど早い開花です。白い花を下向きに咲かせるので、目立ちませんがかわいい花です。花は下から咲き始めます。上まで花が開き、満開状態です。家の近くの散歩コースの林の草むらに咲いていました。

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 名前の由来は全草を1本まるごと乾燥させて薬用にすることから「一薬草」となったと言われているようです。

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2024年6月 1日 (土)

ヤマタツナミソウ

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    (ヤマタツナミソウ 2024.5.24)
 タツナミソウ、オカタツナミソウは見る機会が多いですが、ヤタツナミソウは近くの山では見られません。久しぶりで見られました。タツナミソウとは花の付き方が違いますのでタツナミソウなどとは見分けられます。

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タツナミソウの中で、一番好きなのがこのヤマタツナミソウです。

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