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2024年7月

2024年7月30日 (火)

セイヨウミヤコグサ

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    (セイヨウミヤコグサ 2024.7.25)
 5月頃から咲き出しまだまだ元気に綺麗な花を咲かせています。ミヤコグサは花が先端に2、3個、セイヨウミヤコグサは5個内外がかたまって付くようです。

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2024年7月29日 (月)

オモダカ

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    (オモダカ 2024.7.25)
 純白の花はとてもかわいいのですが、暑い時期の田んぼの代表的な雑草です。今年の暑さは異常で、ゆっくり写真を撮っていられません。白い花が3個ずつ輪生します。黄色いのは雄しべで雄花です。

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 こちらの緑色の玉は雌しべの集まりで、熟すと大量の種を田んぼに落とすので曲者です。矢尻型の葉が人の顔に見えるところから付いた名前です。

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2024年7月27日 (土)

タコノアシ

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    (タコノアシ 2024.7.24)
 ちょっと変わった名前の植物ですが、花や実がついた状態を吸盤の多い蛸の足に見立てて付けられた名前です。地味な花ですので、あまり見向きされませんが、環境庁のレッドリストの準絶滅危惧種に指定されている貴重な植物です。湿地や、休耕田などに生え、夏の暑い時期に花を咲かせます。

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2024年7月26日 (金)

ニガクサ

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    (ニガクサ 2024.7.23)
 家の近くの散歩道のニガクサが見頃かと行って見たら、綺麗に草刈りがされていました。沢沿いの山道に行って見ました。1cmほどの小さい花が穂状に沢山付きます。花は淡紫色で下唇が舌のように垂れ下がる変わった形です。雄しべと雌しべが上唇の裂け目から外側に突き出ています。

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2024年7月24日 (水)

シデシャジン(四手沙参)

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    (シデシャジン 2024.7.23)
 山地に生えるちょと変わった形の花です。当県では稀に見られ、5年ぶりに出会えました。キキョウの仲間で花冠は基部まで細長く切れこんで、後ろに反り返えります。この花の様子がしめなわなどにつけてある紙の四手に似ているというので名付けられたそうです。長く突き出した花柱が目立ちます。

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2024年7月23日 (火)

スベリヒユ

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    (スベリヒユ 2024.7.20)
 採っても、折れた茎が残っていると根付き、すぐ出てくるやっかいな畑の雑草ですが、古くから食用とされていた身近な植物です。可愛花を咲かせますが、開花時間が難しいです。晴れた日の午前中の1時間くらいしか開いていないようで、午後には閉じてしまいます。

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2024年7月21日 (日)

カワラナデシコ

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    (カワラナデシコ 2024.7.19)
 海岸道路の草むらに咲いているのが目に入りました。翌日、近くの海岸に車をおいて見てきました。途中の林にもポツリポツリと咲いていました。色合いも株により薄いものや濃いもの微妙に違います。

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 古くから日本に自生し、「撫子」の名で、古人から親しまれてきました。「撫でてあげたいほど可愛い花」という意味だそうです。秋の七草の一つでもあります。

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2024年7月20日 (土)

ネコノシタ(猫の舌)

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    (ネコノシタ 2024.7.17)
 夏の砂浜でよく見られたネコノシタ(ハマグルマ)、しばらく見ていません。以前見た場所は5年ほど前にフェンスが張られ立ち入り禁止に。フェンスの外に広がっていないかと行って見ました。嬉しいことに何株も広がっており6年ぶりに見られました。

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 別名ハマグルマ(浜車)と呼ばれ花を車輪に見立てたものです。ネコノシタ(猫の舌)の方は葉がざらつき、その感じが猫の舌ににているために付いた名前です。

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2024年7月19日 (金)

ハマゴウ(浜香)

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    (ハマゴウ 2024.7.17)
 以前は8月の砂浜の花でしたが、7月開花がすっかり定着してしました。暑さが大好きなハマゴウです。砂の上を長く横に這い,節から根を出し成長します。枝は立ち上がり枝先に花をつけます。今年は花付きが良いようです。

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 花の色が少しピンク色かかった株です。ハマゴウは今までの分類ではクマツヅラ科でしたが新分類ではシソ科になっています。花が下から次々と咲き、すぐ落ちるので個々の花を撮ろうとするとなかなか上手く撮れません。

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2024年7月18日 (木)

ツユクサ

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    (ツユクサ 2024.7.16)
 今年は6月から異常な暑さで、色々な花の花期がズレてっているようです。ツユクサは当地では8月になると色鮮やかになり、花数も多くなってきますが、今年は大分早く見頃になっています。こんな身近な草達が大好きです。

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2024年7月17日 (水)

スカシユリ

 市内の海岸ではスカシユリが咲く場所は多いですが、崖の侵食や砂浜の変化で以前比べ減ってきています。日立市は南北に細長いので北と南では花期が少しずれます。

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    (スカシユリ 2024.7.9)
 南部の砂浜のものです。海をバックに撮るには砂浜のものを探します。毎年、海水浴が始まる少し前に見頃になります。

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    (スカシユリ 2024.7.15)
 北部の岸壁のものです。岩に張り付くように海に(太平洋)向かって咲いています。高い場所に咲いていますので、近寄れずズームを使っての撮影です。

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2024年7月16日 (火)

アキノタムラソウ

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    (アキノタムラソウ 2024.7.9)
 「秋」の名前がついていますが6月頃から11月頃まで咲きます。タムラソウという名前の植物もありますが、アキノタムラソウはシソ科ですがタムラソウはキク科でアザミに似た花を咲かせます。

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2024年7月15日 (月)

ヤマユリ

 イノシシが増え山のヤマユリは掘り返され、減ってきていますが、住宅地近くの丘陵や林や海岸では草刈りもされており、多くの花が見られます。この時期、当地では人里や山ではヤマユリ、海岸ではスカシユリが見られます。

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    (ヤマユリ 2024.7.9)
 家に近くのちょっとした林の草むらのものです。株数は減っていましたが、丁度見頃な花が見られました。

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    (ヤマユリ 2024.7.14)
 隣町の城跡の周りの丘陵のもので、草刈りかされ藪になることもなく毎年、沢山の株が見られます。

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2024年7月14日 (日)

ナツハゼの実

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    (ナツハゼ 2024.7.9)
 赤く色付いてきた実です。秋になると黒色に熟し良く写真を撮りますが、この時期の実を撮るのは初めてです。この時期の実の色合いは緑の葉と調和していい感じです。木の実の熟すまでの色が変わっていく様子を見るのも良いですね。

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2024年7月13日 (土)

タマガワホトトギス

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    (タマガワホトトギス 2024.7.6)
 黄色いホトトギスは色々ありますが、その中で一番良く見られるものですが、県内でも限られた場所でしか見られません。福島県まで出かけしばらくぶりで見られました。黄色い花の色が葉の緑色と良く合います。

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 暑い時期この花に山道で出会うと一服の清涼剤になる花です。和名は黄色の花色をバラ科のヤマブキの花に見立て,京都のヤマブキの名所である井手の玉川の名を取ったものといわれています。

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2024年7月12日 (金)

コマツナギ

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    (コマツナギ 2024.7.5)
 中国などから入ってきた背の高い外来種のコマツナギはあちこちで見られますが、在来種のコマツナギは見る機会が減ってしまいました。在来種のコマツナギは草本状の小低木で背丈は80c以下のものが多いです。図鑑でも草本編に記載されています。

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 マメ科コマツナギ属です。葉は夕方から夜にかけて閉じます。和名の「駒繋ぎ」は丈夫なのでこれに馬のたずなをつないだことからとか、葉が馬の好物で場所を離れないからと言われています。

 

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2024年7月11日 (木)

ギンバイソウ

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    (ギンバイソウ 2024.7.3)
 関東以西の本州、四国、九州に分布するアジサイ科の多年草ですが、当県が北限のようです。嬉しい初めての出会いです。夏に梅のような白い花が咲くためギンバイソウ(銀梅草)と名付けられました。

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 直径3センチほどの白い花が茎先に10~20輪ほど集まって咲きます。花には中性花(装飾花)と両性花があり、ウメに見立てられるのは両性花です。中性花には花弁のような大きな2~3個の萼片があり、両性花には長さ1センチほどの白い花弁が5枚ずつあります。葉の先端は二つに裂けています。

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2024年7月10日 (水)

ノカンゾウ

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    (ノカンゾウ 2024.7.2)
 身近でよく見られるヤブカンゾウは八重咲きですが、ノカンゾウは一重咲きです。山間部の休耕田の畦に咲いていました。マイフィールドでは個体数は少ないです。万葉集に「和須礼久佐(わすれぐさ)」として登場し、古くから若菜や花は食用とされています。

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2024年7月 9日 (火)

ノハナショウブ

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    ( ノハナショウブ 2024.7.2)
 ミズチドリ、カキランを見た湿地で見たものです。最盛期は過ぎていましたが、草むらの中でこの色は良く映えます。この仲間で湿地に生えるのはノハナショウブとカキツバタですが。花びらの真ん中に黄色い斑紋があるのがノハナショウブ、白い斑があるのがカキツバタです。

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2024年7月 8日 (月)

カキラン(柿蘭)

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    ( カキラン 2024.7.2)
 3年ぶりでカキランの咲く山沿いの田んぼ脇の湿地に行って見ました。田んぼは休耕田になっており、背の高い草で覆われていました。草をかき分け進むと、湿地は山から水が流れ込むため藪にはなっていませんでした。花は咲き始めでしたが、株は以前より増えていました。

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 柿蘭の名前は花の色が柿の色に似ている事からつけられました。

 

 

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2024年7月 7日 (日)

ミズチドリ(水千鳥)

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    ( ミズチドリ 2024.7.2)
 この時期の湿地ではミズチドリ、カキラン、ノハナショウブがセットで咲いていることが多いです。咲く時期が少し違い、ノハナショウブ、ミズチドリ、カキランの順で咲きます。ミズチドリが見頃でした。湿地の草むらに咲く白い花は涼しげです。

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 湿地に生え、花の形が千鳥が飛ぶ姿に似ているたつけられた名前です。ランにはチドリの名前がついたものが多く、ざっと数えても20種ほどあります。

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2024年7月 6日 (土)

クサレダマ(草連玉)

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    ( クサレダマ 2024.6.29)
 暑くなる時期に湿った草むらなどに咲くので、光線も強く、綺麗な黄色がなかなか表現できません。雄しべも黄色ですので黄色がさらに鮮やかです。雲がかかるのを待ってなんとか撮影。サクラソウ科オカトラノオ属の植物です。

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2024年7月 5日 (金)

イヌゴマ

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    ( イヌゴマ 2024.6.25)
 散歩中、休耕田で咲いていましたが、昨年はこの場所で見たのは7月15日でしたので、大分早い開花です。草むらの緑と淡い紅色の花が良くマッチしています。
昨年は群生していましたが、今年はこんな感じです

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2024年7月 4日 (木)

ヒメヤブラン

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    ( ヒメヤブラン 2024.6.27)
 近くの山の日当たりの良い草むらに中に小さな薄紫色の花が・・・かき分けて覗くと可愛い花が、小さいので、つい見逃してしまいます。 ヤブラン(藪蘭)より小形で小さいから、ヒメヤブラン(姫藪蘭)の名がつけられました。ヤブランは日陰を好み、ヒメヤブランは日当たりの良い場所を好ます。

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2024年7月 3日 (水)

カセンソウ

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    ( カセンソウ 2024.6.27)
 毎年、気がついた時には花が終盤のなっていることが多いのですが、今年はちょうど見頃のきれいなものが見られました。ススキの草むらの中にまとまって咲いてました。和名は「歌仙草」ですが、牧野富太郎は「名の由来は不明」としています。

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2024年7月 2日 (火)

ウツボグサ

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    ( ウツボグサ 2024.6.27)
 大好きな紫色のウツボグサ、久しぶりで花の良い状態のものを見られました。草刈りがされてしまいがっかりする事も多いのですが、今年は草むら一面に咲いているのが見られました。薄曇りだったので満足する色合いに撮れました。

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2024年7月 1日 (月)

ハンゲショウ

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    ( ハンゲショウ 2024.6.25)
 湿地や水辺に自生するドクダミ科の多年草です。花序の下の2、3枚の葉が白く化粧をしたようになります。「片白草」などとも呼ばれています。白くなった葉が爽やかで印象的です。8月頃になるとまた緑色になります。散歩道の田んぼ脇の用水路に草むらに咲いていました。

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