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2025年1月

2025年1月31日 (金)

ジョウビタキ

 1、2月は花が少ない時期ですので、散歩も鳥を見て歩くことが多いです。散歩道で一番よく見られるのがジョウビタキです。ヒッ、ヒッ、とかカッ、カッ、カッと鳴きます。

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    (ジョウビタキ雄)
 ジョウビタキのオスの特徴は、灰色の頭と黒い顔です。灰色の頭は、陽の光の当たり具合で、綺麗な銀色に見えることもあります。

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    (ジョウビタキ雌)
 メスはオスに比べて控えめな色合いですが、特徴的な白いアイリングがあります。雌の方が地味ですが、優しい感じで可愛いです。

 

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2025年1月30日 (木)

ヤマコウバシ

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    (ヤマコウバシ 2025.1.29)
 この時期の里山はコナラやクヌギなどの落葉樹の葉はすっかり落ちています。そんな中、落葉樹ですが冬でも枯葉をしっかりつけてるのはヤマコウバシです。春先までこんな状態です。クスノキ科ですので、枝を折ると良い香りがします。これが「山香し」の由来です。

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2025年1月27日 (月)

カラスノエンドウ

 カラスノエンドウは私の好きな植物の一つです。芽出、霜をかぶった葉、紅葉した時期の姿、そして春になり咲く紅紫色の花とみな気に入っています。

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    (カラスノエンドウ 2025.1.24)
  先月までは赤く染まっていた葉が伸び出し緑色に変わってきました。巻きひげも伸び始めています。花の時期の葉に比べると形が極端に違っており、別の植物かと思うほどです。

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2025年1月25日 (土)

タマアジサイの装飾花と実

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    (タマアジサイ 2025.1.17)
 沢沿いの道ではこの時期、 タマアジサイの枯れてドライフラワーになった装飾花が目立ちます。両性花はそれぞれ3ミリくらいの丸い実になっています。装飾花はくるりと反転して残っています。 青空背景に逆光で、裏返った装飾花が綺麗です。

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2025年1月23日 (木)

コウヤボウキの冠毛

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    (コウヤボウキ 2025.1.17)
 この時期、 山道は木の実もなくなります。葉がすっかり枯れたコウヤボウキの枝先に冠毛が奇麗に広がっているのが沢山見られます。白っぽっもが多いですが、ピンクに染まったものも時々見かけます。冬枯れの里山歩きも静かで良いものです。

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2025年1月21日 (火)

キシギシの葉の紅葉・霜

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    (ギシギシの仲間 2025.1.9)
 草むらでギシギシの葉が赤く紅葉していました。スイバと同様、この時期以外は撮ることのない植物ですが、お気に入りです。ギシギシの仲間には何種類か有りますが、写真はエゾノギシギシ?のようです。

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   (霜を被ったギシギシ 2025.1.10))
 薄化粧したギシギシです。また、違った雰囲気になります。

 

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2025年1月19日 (日)

ノリウツギの実と装飾花

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    (ノリウツギ 2025.1.14)
 夏に真白な装飾花が見られるアジサイの仲間のノリウツギの実と枯れた装飾花です。その枯れた姿は一抹のさびしさを漂わせますがその姿に憑かれます。これも楽しみな冬の風物詩のひとつです。

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2025年1月16日 (木)

ヤマノイモとオニドコロの蒴果

 この時期、散歩中、よく似た蒴果(果実)がぶら下がっています。

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    (ヤマノイモ 2025.1.15)
 ヤマノイモの果実です。一つの果実には円形の3枚の平べったい翼がありその中に6つの種子が内包されています。果実が熟すと開いて中の種子が風に乗って散布されます。

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    (オニドコロ 2025.1.14)
 ヤマノイモと良く似ていますが、オニドコロの実は軍配のような形です。ヤマノイモは円形です。

 

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2025年1月14日 (火)

カシワバハグマの実

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    (カシワバハグマ 2025.1.8)
 山道では木の実も終わり、冠毛をつけたキク科の仲間の実の旅立ちが見られます。カワバハグマの冠毛をつけた実が飛び始めていました。一つの花(頭花)に10個ほどの実が入っています。実が飛んだ後、残った総苞がまるで花のようにひろがって残ります。

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2025年1月12日 (日)

スイバの紅葉

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    (スイバ 2025.1.9)
 この季節、年に一度の出番がきたスイバです。綺麗に紅葉した葉が草むらや田んぼのあぜなどで多く見られます。花も地味ですので、この時期以外は撮ることのない植物ですがどんな植物にも輝く一瞬があります。

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2025年1月10日 (金)

霜を被ったカラスノエンドウ

 今朝は冷え込み、霜が降りました。

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    (カラスノエンドウ 2025.1.10)
 カラスノエンドウも29日に紹介したヤエムグラ同様、霜の写真お気に入りベスト3に入っています。今の時期から茎が伸び始めます。寒さにあたると葉が赤くなりきれいです。

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2025年1月 8日 (水)

ジャノヒゲの実

 和名の由来は能面の翁の髭を尉(じょう)の髭といい、それが転訛してジョウノヒゲからジャノヒゲになったそうです。

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    (ジャノヒゲ 2025.1.8)
 ジャノヒゲは今の時期、コバルト色のきれいな実を付ます。毎年観察していますが、実の付いている株は少ないです。今年は運よく実成りの良い株に出会えました。これはジャノヒゲより葉が長く、花柄の長いナガバジャノヒゲ(ジャノヒゲの変種)のようです。

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2025年1月 6日 (月)

霜を被ったヤエムグラ

 ようやくお気に入りの霜を被ったヤエムグラが見られました。

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    (ヤエムグラ 2025.1.5)
 緑の葉のだけを撮影することは滅多にありませんが、この時期だけは霜が降りれば色々の葉っぱの芸術品を撮影をするのが楽しみです。

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2025年1月 5日 (日)

アオツヅラフジの実

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    (アオツヅラフジ 2024.12.23)
 葉がまだ緑色の時期に葡萄色に色付いたの新鮮実を撮ることが多いのですが。この時期、葉がすっかり落ち、しぼみ始めた実が沢山ぶら下がっていました。花は目立ちませんが、実は同じ大きさのものがまとまってつき目立ちます。

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 生きているつるが緑色であることから、「アオ(青)」、「ツヅラ」は葛籠などのかごを作るために用いられたことに由来します 。

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2025年1月 3日 (金)

トベラの実

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    (トベラ 2024.12.23)
 ちょと前にのぞいた時はまだ鞘が弾けていなかったのですが、あっという間に弾けていました。「種」は赤く、ねばねばと粘着性のある分泌液をまとっています。その粘着性を活かして鳥の体にくっつき、種子を遠方に運んでもらうようです。

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2025年1月 1日 (水)

ガガイモの実

  明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

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    (ガガイモ 2024.12.26)
 ガガイモの花はよく見られますが、実には中々出会えません。今年8月に花を見た場所に行ってみると、実がすっかり割れ種子が飛び出してしまっていました。一個だけ絹毛の生えた種子が残っていました。

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 日本神話では、少彦名命(スクナビコナ)の神が天之蘿摩船(あまのかがみのふね)に乗ってきたといい、これはガガイモの実を2つに割った小さな舟のことだそうです。 小人神が乗った船を想像すると楽しくなります。

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