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2025年6月

2025年6月29日 (日)

キキョウソウ

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    (キキョウソウ 2025.6.16) 
 北アメリカ原産の帰化植物で、キキョウ科キキョウソウ属の1年草です。公園や芝生などで見かけます。花は葉の腋に2~3つ付きます。段々になって咲き上がるので別名ダンダンギキョウという名前が付いています。

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 日当たりの良い乾いた場所がお気に入りですが、これは田んぼの畔に生えていました。

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2025年6月27日 (金)

ドクダミ

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    (ドクダミ 2025.6.14) 
 日陰の草むらのあちこちで、白い十字の花がめだちます。ゲンノショウコ・センブリとともに日本を代表する三大民間薬として、知られています。ドクダミ茶は胃腸や高血圧にも良いそうです。様々な病気に効くので十薬という名前もついています。

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 白い花弁のように見えるのは総苞片で、棒状に見えるのが小さな花の集まりです。花弁も萼もなく雌しべと雄しべ3個をもつ花です。

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2025年6月26日 (木)

ムラサキシウマゴヤシ

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    (ムラサキシウマゴヤシ 2025.6.14) 
 地中海原産の帰化植物です。全草を肥料・牧草にするので、馬肥・特牛肥やしの名がついています。明治初めに牧草として入り、北海道で栽培されたようですが、最近では他の牧草に変わられ、野生化したものだけが残っているようです。

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 ウマゴヤシの仲間は花が黄色ですが、このムラサキウマゴヤシだけは紫色です。紫色の花はお気に入りです。

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2025年6月24日 (火)

ムラサキシキブ

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    (ムラサキシキブ 2025.6.13) 
 秋に熟し紫色になる実は良く目立ち、庭などにも植えられているので誰でも見ていると思います。この時期に咲く薄い赤紫色の花は小さくあまり目立たないので見落としがちです。近寄ってみると淡い赤紫の花冠から突き出した黄色い葯がきれいです。

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2025年6月23日 (月)

シモツケ(下野)

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    (シモツケ 2025.6.12) 
 市内の山道で花が少ない梅雨時に咲きます。庭などに植えられていますが、自然のものは日当たりの良い山の岩場や林縁などで見られます。咲き始めは色が濃いですが、花が開くと淡い紅色になります。薄めの色合いの花は優しい感じがします。

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  和名の由来は下野の國(栃木県)で発見されたことに由来するようです。シモツケは木ですが、 シモツケソウという草もあります。(花の感じがシモツケに似てるのでつけられた名前です)

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2025年6月22日 (日)

ジガバチソウ

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2025年6月21日 (土)

コモチマンネングサ

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    (コモチマンネングサ 2025.6.9) 
 午後3時過ぎから田んぼ道を散歩。畦にコモチマンネングサが花を咲かせていました。咲き始めは赤い葯が奇麗です。マンネングサの仲間は花がみな同じですが、コモチマンネングサは葉の基部に2,3対の珠芽(むかご)を付けますので区別がつきます。

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2025年6月20日 (金)

サルナシ

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    (サルナシ 2025.6.8) 
 今年は花の付きが良く、何年振りかで見事な花が見られました。こんな良い状態に出会うのは滅多にありません。 雌雄別株ですが、この株は雌株ですので沢山の実がなるでしょう。マタタビ科でマタタビより花は小さいですが、かすかな酸味と甘みがあるので生で食べたり、果実酒やジャムなどにも利用されます。

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 実が梨の形に似て、猿がよく食べるのでサルナシと付けられたそうです。

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2025年6月19日 (木)

イチヤクソウ

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    (イチヤクソウ 2025.6.6) 
 
マイフィールドでも葉はよく見かけるのですが、花は案外見られません。ここ数年は何とか綺麗な花が見られましたが、今年は不作なようで、何時もの場所ではどこも写真が撮れませんでした。隣町でなんとか見られたものです。

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 名前の由来は全草を1本まるごと乾燥させて薬用にすることから「一薬草」となったと言われているようです。

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2025年6月18日 (水)

テリハノイバラ

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    (テリハノイバラ 2025.6.5) 
 真っ白な大きい花、光沢の濃い緑色の葉、テリハノイバラが綺麗な花を咲かせています。別名ハイイバラと呼ばれるように地面を這い回ります。花は直径3.5cmほどですので見ごたえがあります。

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 当地ではテリハノイバラは海岸で多く見られます。家の近くの海岸の砂浜のものです。

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2025年6月16日 (月)

ハナウド

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2025年6月15日 (日)

サイハイラン(2)

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    (サイハイラン 2025.6.2) 
 一昨日、紹介したのは大株でしたが、林でひっそり咲いていたものです。個人的にはこちらの方がお気に入りです。

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2025年6月13日 (金)

サイハイラン

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    (サイハイラン 2025.6.2) 
  サイハイランの葉はよく見かけますが、花は案外見られません。林がヤブになったり、見つかると掘られてしまう事も多いようです。山道脇の土手に咲いていたもので、バックが抜けないのが残念ですが、大株で花は最盛期で上の方はほぼ水平に開いており見事な花でした。

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 和名は花の咲いている状態を采配に見立て付けられ名前です。

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2025年6月11日 (水)

イボタノキ

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    (イボタノキ 2025.5.29) 
 この時期、散歩道ではウツギがあちこちで咲いています。花期がちょと早いウツギと比べると花は小さいですが、純白の花ですので緑のなかに咲いていると目立ちます。名前の由来はこの木に寄生するイボタロウムシが分泌するイボタロウが、皮膚にできたイボを取るのに効果があるので「イボトリノキ」と呼ばれ、それが転訛し「イボタノキ」となったようです。

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2025年6月 9日 (月)

ミゾカクシ

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    (ミゾカクシ 2025.5.29) 
 例年7月になってから見ていますので、昨年に続き大分早い咲き出しです。サワギキョウの花にそっくりの同じキキョウ科の花です。 溝を隠すように生えるので「溝隠」の名がついていますが、田の畔にムシロを敷いたように群生するので、別名が「畔筵」と付けられましたす。

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2025年6月 7日 (土)

ヤマタツナミソウ

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    (ヤマタツナミソウ 2025.5.28) 
 タツナミソウの中で、お気に入りのヤマタツナミソウです。花は一方向にまばらにつけます。当地ではなかなかまとまった群落は見られず、山地の草むらになどにぽつりぽつり咲いていることが多いです

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2025年6月 5日 (木)

ホタルブクロ

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    (ホタルブクロ 2025.5.28) 
 里山の夏の代表的な花です。例年並みの開花です。花の色は白っぽいものから濃い紫色までありますが、やはり昔から良く見ているこの色が一番好きです。名前の由来としては花に蛍を入れたから言う説があり、この説がロマンチックで良いですね。

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 白い花は清々しい風情がします。キキョウ科の花はどれも大好きです。

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2025年6月 4日 (水)

マンテマ

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    (マンテマ 2025.5.26)
 花友さんのfacebookにマンテマがアプされているのを見て、しばらく見ていないので、以前咲いていた海岸に行って見ました。ちょと花期が過ぎていましたが、なんとか久しぶりで見られました。江戸時代末期に観賞用に導入されたものが、逸出し野生化したようです。花弁は白で中央に紅紫色の斑点があり、これが目立ち一つ一つの花もきれいですが、群生も見事です。

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2025年6月 3日 (火)

ハマボッス

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    (ハマボッス 2025.5.26)
 海岸が崩れたり、砂浜が荒れたりで海岸植物も少しずつ以前のように見られなくなっています。以前、良く見られた砂浜で今年は見事な花が見られました。久しぶりの群落で、丁度見頃でした。サクラソウ科のオカトラノオの仲間です。白っぽい花ですが、真っ白ではなく少し肌色っぽい感じの色です。

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2025年6月 2日 (月)

ノアザミ

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    (ノアザミ 2025.5.24)
 家の近くの散歩道の草むらで、ノアザミが咲き始めました。日本には60種ものアザミがありますが、ノアザミは野山でもっとも普通に見られるアザミです。基本的にアザミ類は秋の花であり、ノアザミ一種だけがこの時期から咲き出す。8月になると良く似たノハラアザミが咲き出します。

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2025年6月 1日 (日)

スイカズラ

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    (スイカズラ 2025.5.24)
 散歩道を歩くとスイカズラの甘い香りが漂ってきます。花を摘み、蜜を吸って遊ぶので吸葛の名がつきました。蔓性の低木で、右巻きにも左巻きにもなります。咲き始めは白ですが、黄色に変わるので金銀花とも呼ばれます。冬にも葉が落ちないことから、忍冬とも言います。

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